軒下日記

乗り物好きの不定期日記。自分の知識、技量と現実がマッチした時の爽快感は心地いいものです。よね?

伊豆CSC(CGクラブ)

2009-06-14 07:00:14 | ビンテージバイク
昨日はCGクラブのスプリングミートで修善寺CSCに
AJSを積み込んで行ってきました。
タイムトンネルフェスティバルの同窓会と称して召集が掛かかり
CSCの5キロコースを3週走れました。
コースインまでにだいぶ待たされたせいもあるのでしょうか
のぼりがつらくて、秀峰亭手前でストール、そこでは再スタートは
無理なのでダッシュで押して秀峰亭から再スタート、
気合を入れて走るも最終コーナ手前の登りでまた
ストップ・・・・あ’コックが閉じてる・・この直前
ティクラを押す手が当り燃料がストップしていたのでしょう・・・、
などと、ドタバタはあったものの、最後尾で無事走行を終えました。

CSCをエンジン付きの乗り物で走るのは初めてで、それに
興味が有って参加したんですが たしか最後に走ったのは1998年の
6時間耐久以来なのではないでしょうか?
やはり 修善寺は秀峰亭のアタックが決められて、逃げられたら
それは大変な栄誉だなあと改めてオートバイで乗って思いました

エンジン付きはとても楽しいのですが、自転車も時間をなんとか
作って乗りたいなあ~とまた、思った一日でもありました。
単純に前に進む感覚と登りの心臓バクバクと下りのヒューっていう
気持ち良さは良いものです。

日本サイクルスポーツセンター
http://www.csc.or.jp/

ガソリンコックを外して・・・

2009-06-07 20:19:20 | ビンテージバイク
結局、近所は探したものの、コックのレバーは発見出来ず。
では、作りますかねということで 金属の切れ端を探すも
丁度良い真鍮棒は見つからず、ホームセンターでφ6の黄銅
丸棒を買って来ました。
ガソリンコック(あまり英語圏でコックという表現はヨロシク
無いようですが、まあここは日本なのでよしとしましょう)
取りあえずはタンクから外して、結構強力なパーツクリーナで
洗浄すると(シンナー系)、あらまけっこう綺麗なメッキ肌が
出てきました、そして分解すると、これまた思いの他
部品点数が多く、本体のニッケルメッキに対して、
バルブ本体はカドミウムメッキと思われる、鈍い光のメッキが
されています、この組み合わせは
とても馴染みが良く当時の手間の掛け具合が良く判ります
現在カドミウムメッキは極、限られたモノだけに施されますが
極めて高価なものとなってしまいました。
バルブ本体は念のため研磨剤を使って摺り合わせをしておきました。

いざ、レバーを製作しようとするとあまり形状を覚えていなもので
それらしい形に、旋削していきます、取り付け部のネジは1BAなのか
M5 0.8Pなのかは判明しませんでしたが M5x0.8でネジを切って
レバーは完成です
研磨剤で磨いて、コックに取り付けて完成と相成りました。

うーむ、一応の完成です、でもけっこういい感じです。


ヴィンテージな午後~

2009-06-06 21:51:30 | ビンテージバイク
かなり久しぶりにAJSに乗りました、このところDS関連が比率が
高く、のんびりしてもらっていました。
久しぶりに、これもかなり以前オランダのアンチークバイク店から
購入したプラグホルダ(http://www.yesterdays.nl)を付けたり
プチ・磨きやって、プチ・ツアーに出ました。
写真上はシートチューブに取り付けたプラグホルダです、パイプ径が
合わず、真鍮版からスペーサを製作してくみこみました。
個人的に、アルミの地肌色、真鍮色、そしてニッケルめっきと黒塗り
の醸し出す佇まいは良いもので、なんとなくホットします。
プチツアーといっても、内容は盛りだくさんで、農道のワインディング
から始まって、市街地の100mごとの信号、そして幹線国道のバイパス
での全開走行など、楽しんで帰還したのですが、ガソリンコックを
閉めようとしたら、あららら無い・・・・・なんとガソリンコックの
レバーを落としてしまいました
ああ残念・・・なんで今頃数十年間落ち無かったのにぃ・・・

マグネット?

2008-11-03 08:16:48 | ビンテージバイク
ちょっと時間が出来たので、AJSのマグネトー(ルーカス製)の調整を
行いました。
ポイント接点をダイヤモンドやすりで平らにし、ポイントギャップを
規定値に設定するという比較的単純な作業です。
当然ながら、ポイントギャップと点火時期、ドエル角は関連があるので調整後に
点火時期を確認することは必要です。
AJSもギャップが広がっていて、バランスが崩れだしていましたが
調整の結果、直前より手動進角レバーが使い易くなりました
調整と効果の関連が古いメカニズムいじりの醍醐味もあります。

インチ圏の古い部品は 旧インチ規格の工具があると、とてもしっくり
作業が進みます、BAねじなんてなんとも不思議なねじでイギリス協会ねじと
呼び、基本寸法はミリなんですが六角がインチ系でも特殊なねじで
数字が大きくなると小さくなります。
参考URL http://www.bekkoame.ne.jp/~naoya/a7/thread/top-woruld-history.html

ちょっと余談なんですけど、最近汎用原動機や農発が静かな?ブームで
マグネトーが使われているんですが、最初判らなかった用語?として
”マグネット”が有ります
まあ、マグネトーの日本語訳は永久磁石式点火(発電)装置ということになるので
判らないでもないのですが・・・・
英語の資料では Magneto  
フランス語の資料では Magnéto(génératrice magnétoélectrique)となっとり
ます。

ブレーキシュー交換

2008-09-15 07:25:58 | ビンテージバイク
元々ビンテージ期のオートバイはフロントブレーキが
今より貧弱なのは相場なのですが最近特にAJSの
フロントブレーキの利きが悪くなり、ちょっとしたUターンでも
おっととなることが多くなったので ブレーキシューを
張替えに出し、仕上がってきたので早速取り付けました、まだ
当たりが出ていないので、これからに期待です
依頼したのはかなり有名な(有)目黒ライニング商会
http://www.megurolining.co.jp/

クラッチコルク

2008-05-30 22:28:18 | ビンテージバイク
たかがコルク、されどコルクなんです。
写真のコルクは左がベロセット用 3/8インチ 右がAJS用1/2インチの
クラッチコルクインサートなんです。
戦前のオートバイのみならず 自動車においてもコルクのインサートを
使用している場合があり、今でこそ素材としてはあまり話題にならない
コルクがそのころは様々な方面で活用されていたわけです。
私個人としても、なんともこころ穏やかになる部品でもあり、あえて
現代的なクラッチ板に張り替えたくない部分でもあります。
なんといっても、たおやかな出力特性なエンジンには必要十分な性能であり
他の部品にも優しい素材ですし、自分で組み込んでまた機能が復活するという
ことは なかなか今の工業製品では体験できないことでもあります。
ベロセットでは1台につき66個、AJSでは1台につき80個使います。
クラッチが完調になったAJSで楽しく散歩出来るのが待ち遠しいのです。

ちら見でeBayあ-忘れていた・・・シルバーストーン

2008-03-13 21:48:22 | ビンテージバイク
うーん、なんとeBayにグリーブスシルバーストーンRBSが出品されていました。
グリーブスっていうのは戦後、モトクロスやロードレースで活躍した、2サイクルエンジンをメインとした知る人ぞしるメーカーなんす。
熟成度は別として 最初期のRASが一番良いのですが それでもRBSならと思い
ワッチしていたのですが つい1日忘れていたら なんとあまりビッドが上がらす
終了落札となっていました うー 悔しい・・・(でもちょっとホットしてたりして) 

これは何?

2008-01-27 22:34:42 | ビンテージバイク
はてこの写真はなんでしょうか? ちょっと判らないという方が普通ですね、これは
我が家最古の乗り物 1928AJSのシリンダと2本のバルブ周り、そしてオイルポンプです。今日本屋に行ったら ミッドセンチュリの家具で著名なイームズの洋書が有って軽く立ち見していたんですが、なんとチャールズ&レイ・イームズがヴェロセットKSSMkⅡのテレスコリジッドに跨っている写真があったのですが 解説には トライアンフとあり、まあ家具とは畑が違うけれど、もうちっと調べて書いて欲しいなあと ヴェロセットファンでもある私は思ったのであった。

うーん、あっぱれ・・・

2007-03-25 07:33:57 | ビンテージバイク

感心しました、28’AJSのお話・・・・、
リアタイヤを交換したんです。 QDタイプのリアハブが
搭載されているので、チェーンの張りを心配せずホイルだけを
外すことが出来ます。(今でもスーパーカブなどが採用してます)
ブレーキドラムとハブ本体を固定しているボルト3本を外し
右側からアクスルボルトを抜き取れば良いんです♪。
ハブとブレーキドラムを固定している3本のボルトとハブの穴に
注目しますと、ボルトの脱落防止の為にボールプランジャが
施してあります、このためボルトは緩んでも手指程度では外れない
程度の摩擦があり、ハブの凹みに嵌ればもう回転しません。
冷静に考えると、メインのアクスルシャフトが緩まない限り
ボルトが脱落しても、直接の不具合には発展しないのですが
こういった、ある種過剰な機能や加工も、ビンテージ期の
品質の良さを垣間見ることが出来ます。

梅雨の晴れ間

2006-06-24 18:49:57 | ビンテージバイク

梅雨の晴れ間、久しぶりにオートバイでお使いに行って来ました。
この時代のキャブレターは今で言うスロットルとエアーレバーを
適宜(気温と速度に合わせて)調整しながら走ります、日向で渋滞
気味の場合はエアーレバー全開にもなります、もうけっこうな気温
でしたが、風通しがいいので快適なお使いでした。