軒下日記

乗り物好きの不定期日記。自分の知識、技量と現実がマッチした時の爽快感は心地いいものです。よね?

タイムペダルのベアリング交換(サンツアータイム)

2009-12-27 18:19:53 | サイクリング
あーやはり 冬は寒いですね。

しかし、なんとも年季の入った部品が多いのですが、使えてしまうので
ついつい使い続けている15年以上選手のサンツアータイムペダルの
ベアリング交換をやってみました。
雑感・・・
ペダルの好みも様々で 私はタイム派であの簡単なセッティングと
動きの楽さが魅力です、あまりひざが良くないのもその理由で
あまりきっちりした、ビンディングタイプはひざが苦しく感じ
ます。
また踏面積の多さも良い点です。

伝説的には、当時の雑誌記事等では・・・・
”タイムペダルのベアリングは1個だけである。”
というのは真っ赤な嘘で、実際にはクランク側のシール付き
ベアリングとシャフト先端にニードルベアが入っています、
確かに良く見ないと判らない位置にあるので、見逃したんで
しょうかねえ。

サンツアータイムは一応フランス製ですが ベアリングはNTN製が
入っていました、外すとちょっとザラザラ感のある状態になってました
ので丁度換え時だったのではないかなと思います
ベアリングサイズもミリ系の日本で普通に調達可能なモノでした
ニードルはグリスの汚れも無かったので、今回はそのままということ
にしました、次回(何時かな?)はぜひニードルも交換したいものです。

サークリップを外して、プレスか万力でベアリングを抜いて、入れて
また同じように組むのですが、それなりに手間が掛かりますし、
ベアリングの押さえ部品を避けてベアリングを押さえるのに、ちょっと
特殊工具を使うか、冶具を使う必要があって、キチンとやるのは
意外に大変でもあります。
結局、ベアリングの抜き冶具と圧入冶具は製作する羽目になりましたぁ。

オーセンティックなプロショップだとベアリング交換もしてくれます
参考Webは↓↓
http://www.ravanello.com/wp.cgi?shop/compbike/view.html

腐ってもDURA-ACE(腐ってないけど)

2009-12-05 08:09:09 | サイクリング
DSMは無事開催され、プレ40周年のGS軍団はなんと9台あつまりました・・・
W自動車のK岡さんには DGSMに改名しないとねえ などど圧力もかかリ
ますがまあその辺は穏便にお願いしますね。
さて、詳細記事はちょっと置いておいて(スイマセン)
約3週間ぶりにサイクリングに
出かけてきました。(既報:自分クルマの修理してたので)
久しぶりにブレーキシューを交換しました、安売りしていた
同年代のアルテグラ用です(写真左アルテ用写真右はDA)
細部を見ると格段に作りが違います。
いまさら8SのDAの記事もないのですがまあ穏便に。
まず、DAの場合はアルミの船に繊維入りのシューが嵌めてあり
交換可能ですが アルテの方は普通の焼付けシューにプラの
カバーが被せてあるだけですし、若干短い。
サンデイインヘルの冒頭、ベノットチームのメカニシャンが
シューを嵌めるシーンが脳裏をヨギリます(イカレテル)

さて出発~ 普通に利きます やはり考えようによっては
DAの繊維入りよりも音は静かです、天候が良好な限りは
問題ないのでしょう、雨天になると多分大きく違いがでる
ことでしょう。(最近雨では乗らないけど)
近所の農道の坂を上りながら、今まで使ったこのある
ブレーキの記憶をたどりつつヘラヘラ走ると
やはりカンパレコードのブレーキの記憶が蘇り
ます。
今をさかのぼること約30年、まあちゃんとしたロードレーサに
乗り始めて、お小遣いを貯めて買った、溝入カンパレコード
キャリパブレーキのシューもDAと同じ様な繊維入りで
雨天時の制動の安定感には思わず感動したものです
その代わり、600とかのブレーキではあまり汚れなかった
ブレーキ周りが、カンパにしたら真っ黒になって そのころから
かなりイカレテいた私はその汚れが逆に”カッコイイ”と
思ったものでした。
シューの減り、リムの減りもかなりなもので、シューも
単品で買えたのですが当時的には破格な1個500円でした
特に国産メーカだと200円とかだったと記憶しています

でもそのお陰で、正丸、グリーンラインの下りも安心して
下ってこれたものです。