うわぁ~、おめでとう!
千葉県の高校入試の前期発表があった。昨日。塾業界に身を置くモノとして、非常に関心があった。私のブースにいつもいる二人が(男子)居住地の近くにある某進学校(S高校)を受けていたからである。
昨日はバイトの日であったから、夜7時20分に塾に着いた。着いて講師専用のロッカーに行ったら、合否の結果が張り出されていた。だから結果は知っていたのであるが、教室に入っていったら当該の男子生徒が、経営者に連れられて私のところに来た。「ありがとうございました」というわけである。「うわぁ~、おめでとう」と言って祝福させていただいた。
いいものである。しかし、不合格になった生徒もかならずいるから、こっちへの配慮もしなくちゃならない。あまり大声で言っちゃならない。これが苦しいところだ。
この業界に身を置いて、もう3年になる。まだ辞めればぁと言われていないので、4月からもやる予定だ。しかし、いつまでやれるのかねぇ~とは思う。きついという感覚はない。週に二回しかやらない。合計で3時間ぴったり。高校受験程度の数学・英語・国語だから、まだ私でもできる。そういう意味では、母校の高校に感謝している。かなり鍛えていただいたからである。数学だけで家庭学習3時間という鬼のような高校であったからだ。そういう話を昨日合格したチューボーに話をしたら、俄然やる気になっていた。高校に入学してからも、この塾に来るのだそうだ。そうなったらとても私風情では太刀打ちできない。忘れてもらって結構だよんと言ったら、まだ私と一緒に勉強したいのだと言う。慌てた。さすがに、大学受験用の数学はできないからだ。あたりめぇ~である。純粋培養の文科系人間だからだ。ありがたいけど。
ところがだ。3月に入って研修がある。これしか働いていないのだから、研修といっても研修を受ける資格がないと思ったので、経営者に質問してみた。いいんですかぃ?って。
だって、研修を受けても、経営側にはなんのメリットもないだろうに。私が経営者だったら、こんなグータラ爺は研修を受けさせない。日当も出さなくてはならないし、昼食も交通費も出るとのことだった。もったいない。
ま、希望研修だから、当選するかどうかはわからない。当たったら、行くしか無いが。
しかし、それでも私でいいのか?というのがある。遠慮である。
そうなのだ。元来私は遠慮深い性格で、消極的である。世の中で決して表舞台に登場してくることのない庶民である。しかも、ささやかな年金生活者である。毎日、まったくすることがない。することがないから、市営のスポーツジムに行っている。今日も行くけど。
駄文書きというか、ゴミ論文書きは入院してから諦めてしまった。ただし、郷土史の論文は書いた。17000字くらいになった。「鬼来迎と目連救母」というタイトルである。今、審査中である。合格なら、5月には世に出る。県立図書館なら常備されている研究誌だから、出ることになれば、拙ブログで紹介させていただく。
そんな程度である。在籍大学ではない方の大学でも、4月から非常勤講師をさせていただくことになった。これもまた、いつまでやれるかわからない。さらに三番目の大学でもいろいろ仕事をさせていただいている。広報の仕事ではないけれど、内容は言えない。しかし、ありがたいものである。ま、体力に負担がかからない程度にチョボチョボとやっているだけである。
無理しちゃならん。無理は禁物である。無理したらまた入院になっちまう。
4月から老人大学には行く。毎週火曜日である。9時から3時まで。楽しみにしている。内容はなんでもいいのだ。友達を作るために行くからだ。
老人クラブにも入会したい。仲良しクラブみたいなものである。ただし、いろいろ人間関係で複雑らしいから、ちょっと考慮中である。
もっとあったか。
古文書講座である。隔週水曜日である。いつかは、古典を活字媒体ではなく、古文書の形で読解したいと思っていた。そしたら、案外早くそういう機会がきた。古典文法は高校時代から嫌いだったから、難儀しているけれども、こうやって日本古典を学ぶと楽しいもんである。なにしろ本気度が違う。本気でやらないと、読めない。なんだかわからない字がたくさん書いてあって、実に難しい。そこらあたりに、実は楽しみがある。早くスラスラと読めるようになりたいものだ。未だ道遠しである。
これ、日本文学専攻の海外からの留学生もやったほうがいいと思うのだが、もう私の周囲には、誰もいなくなってしまった。在籍大学の授業は終わってしまったからである。在籍期間は3年であるから、4月からどうなるのかわからない。ま、きっちりと後始末だけはするけれど。なにしろ再検査の結果がよろしくないから、無理は禁物である。「山月記」(中島敦著)の李徴になったらかなわない。いまさら虎になるほど、地位や名誉や資格に拘っていたらアフォ~である。
趣味でいいのだ。趣味で。
最初からそう思って始めた生涯学習である。結果、高校を出てから大学四つ、専門学校一つと都合五つの学校に関わってきたことになる。なにが最終学歴かわからないほどになってしまった。
なんでもいいけれど。
いまさら、履歴書が必要になることもないだろうから。あ、塾には毎年講師台帳というのがあって提出しなければならない。それだけである。それだけ。
昨日あたりから、Youtubeの動画を拙ブログにリンクさせて、動画資料というカテゴリをたくさん作った。台湾関係のが多くなった。こうやって台湾について動画を見ていると、実に便利である。動画から入っていくとアタマに入る。台湾にはまだ行ったことがないからである。来月お世話になるけれど。そして、宿泊するホテルも動画になっていたから、それもリンクさせていただいた。
そうすると、事前学習としてはなかなかいい。
おかげで、かなりの知識が身についた。あとは、実際に見てくるだけである。マジに。
爺の唯一の楽しみである。
じゃぁ、これから市営のgymに行ってくる。
(^_^)ノ””””