と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

今日は一服の清涼剤

2010年07月29日 22時20分06秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 毎日うだるような暑さの中で、今日は一服の清涼剤。
 少しだけのですが。
 それでも銚子はほかの地区から比べたら、夏も涼しい。冬は暖かい。
 これはなかなかの魅力であります。

 ですから、意識して耐性を身につけませんといかんです。
 気候温暖、人格円満で、なかなかいいのですが、その点だけは心配しています。
 本校で学問をしているということが、耐性を身につけるいい機会です。

 

 今日は、朝のうちに県銚ニュースを完成させました。
 出張がありましたから、暗いうちに起きて、一生懸命キーを打って原稿を作成しておりました。
 
 ほぼ完成しましたので、これをチェックしてくださるように本校の教頭先生にお願いをして、メールでお送りしました。
 これでよし、これでよし。

 後は、来週に再度原稿をチェックして、写真を入れ替えて、印刷をします。
 体験入学に間に合いそうです。

 いつも綱渡りのような進み方で、危ないことこの上なし。


 
 
 他にもレポートを何通も書いています。
 これもまた勉強になります。

 それなりに金銭的なものはかかりますが、システムを購入していると思えば安いものであります。
 独学にはないノウハウが必ずありますから。
 教えていただいている先生のノウハウを盗ませていただくわけです。

 生涯学習とはよくも言ったりであります。

 教育を標榜する以上、自ら学ぶしかありません。
 多面的に学んできたので、今では何が専門であったのかなかなか困難になってきました。
 わたくしの専門が哲学ではないのかと思い違いをしておられる方も出てきました。
 純粋な国文学専攻です。
 たいしたことは無いのですが、ね。

 たいしたことないついでに告白すれば、柔道も素人であります。
 高校と大学でちょっとやっただけ。
 なんの実績もありません。
 
 教育とは関係の無いライセンスもいくつか持っておりますが、そんなものはなんの役にも立ちませんでした。
 要するに中身であります。何にこだわってきたかであります。人間そんなに何でもできるほど器用ではありませんから。

 何をもって生きる力とするか。
 これであります。

 これがないと、か弱きインテリになってしまうのです。
 どんなに優秀であっても、健康でなくてはいかんのです。

 しかし、病を得ても、正岡子規のようになる方もおられる。
 ですから一概には言えないのでありますが。

 正岡子規と同じような生き方をした、そして30代で喉頭結核で亡くなった長塚節という作家の生家を明日訪ねます。
 休暇を取ってです。茨城県常総市ですから、近いのですが。佐原からすぐですからね。
 藤沢周平先生の小説に影響されました。
 漱石先生も激賞されている。

 正直、これまであまり評価していませんでした。作品は「土」位しか読んでいませんでしたから。
 不勉強です、まったく不勉強。
 ですから、またまた新しい生涯学習のきっかけを発見しそうです。


 どんな老年期を過ごすのでしょうか。
 楽しみであります。

 計画だけはたくさんあるのですが、ね。
 可能ならば在校生諸君と同じ大学生となって、机を並べたいくらいであります。
 ハードルは高いのですが。




 また来週!

 















 





















 
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礼儀をわきまえて

2010年07月28日 21時54分49秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨日関東大会に出場したばかりのO君が校長室に来室してくれました。
 今日の午後でありました。
 しみじみお話をしてびっくりしました。

 何かというと、その身体の大きさにです。
 愚生の倍はありそうな鍛え抜かれた胸幅。
 さらにこれが一番感心したことですが、その話し方にです
 礼儀をわきまえています。
 もののふは、文法を知らなくてはいけません。
 特に敬語文法を、です。

 乱暴なだけではいかがなものか、獣になるために鍛えているのではありませんから。これは愚生の柔道教室のちびっこたちにもずっと継続して言い続けていることであります。

 去年も校長室でお会いしたのですが、まったく違う印象でした。
 一年でこんなに違ってしまうのですね。

 生徒の成長というのは早いものであります。
 その分こちらは年をとってしまいます。
 それもまた世の常、世のならいであります。
 そういう成長を見続けることが、教育という仕事でありましたから。





 さて、今日はDVDの作成が終了しました。

 内容は素人ですので、プロの方から見たらなんということもないのでしょうけれども、要するに生徒のいきいきとした姿をお伝えできればと思っているだけです。ですから、技術的なことはご勘弁いただきたいと思っています。照明もないし、音も拾えないからです。これは致命傷です。

 しかしよくもまぁこれだけ乏しい機器で何をやっているのだろうかと思います。

 それもこれも学校のためであります。ほんとうにそれだけなのです。さらに言えば、中学校のニーズに応えたいというちっぽけな愚生なりの思いであります。もうすぐお届けできると思います。体験入学以降になりますが。


 
 今日はベンサムの功利主義ということを考えておりました。
 実は、道徳的判断ということを考えるに、この哲学者の手法を応用すると実にわかりやすいからです。よくメリット、デメリットという観点からだけ物事を考える人がいます。発言もされる方が多い。善悪は別としてです。

 ある事件があると、その是非を巡って意見が別れることがあります。世間で最も有名な掲示板を見ると、その書き込んでいる方の道徳的価値観がわかってくる。あまり考えないで書き込んでいる方もいるし、かなり思索的にやっている方もいる。まったく哲学の教科書のようです。

 ニュースをもとに書き込む掲示板もあって、こちらの方はもっと興味深い。
 必然的に功利主義に毒されていることがはっきりしている方もあります。この間の山岳救助のヘリコプター遭難事故では、まさに何が正義であるかという観点からその掲示板にあらゆることが書いてありました。

 このことの延長がサンデル教授の哲学の授業のような気がしているのです。一つの事例に過激に反応している場合もあるし、論理的に破綻している場合もあります。まったく生きた教科書であります。

 あまり詳細に書けないのが実に残念であります。




 また最近の週刊誌の政治記事も実におもしろく読ませていただいております。
 ベンサムの言っているとおりではないかと思うからであります。

 これもまたはっきりと書けません。
 実に残念であります。

 ノートまでとっているのですが、ね。
 こちらもやはり生きた論理学の教科書です。
 リーダーのあり方の学習にもなります。
 また、リーダー育成方法ということでも。
 
 本校からも、リーダーが育っていくことでしょうから。
 楽しみにしている部分でもあります。


 しかし、基本は挨拶です。
 きちんと礼を言えるか、言えないか。
 これは人間関係の基本です。

 これが実は最も大切であります。


 O君の来室に、いろいろなことを考えました。
 いい生徒ばかりです。
 本校は。

 こういう生徒を送ってくださった保護者の方々に感謝しておりました。



 また明日。

  
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水泳部関東大会画像

2010年07月27日 18時58分14秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
















すばらしい会場でした。

選手のO君、全国大会へあと一歩でした。

ご苦労様でした。

声援に力が入りました。

また、千葉県内のよその学校からも大きな声で声援をいただきました。

ほんとうに感謝申し上げます。



会場に早く着いたので、800Mとか、各種目を観ました。

相変わらず体格の良さに圧倒されます。

すばらしいアスリートたちです。

お昼の食事も量が半端でありませんでした。

愚生は、おにぎりを二個。これがやっと。



若い力はいいものです。

実に、いい思いをして参りました。


動画もアップしておきます。







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DVDを作成中

2010年07月26日 20時58分33秒 | 先公ごっこ2008年から2012年






 DVDを作成しておりました。これがなかなか遅いのであります。XPですから、所詮無理があります。

 途中で知人が来校されましたので、その話をしていました。まったくまったく前近代的なことばかりやっております。

 これから表面に楽しい学校の紹介写真を印刷して完成します。体験入学まで間に合いそうです。それが一番嬉しいことであります。

 中学生の皆さんの表情を思い浮かべながら、一枚一枚丁寧にこころを込めて作業させていただきます。各中学校あて1枚しか配布できませんが。

 ただし、知人にも言われましたが、扇風機で自分とコンピュータを冷やしながら作業するしかないわけです。ですから前近代的なわけです。中身は動画です。これは自宅のコンピュータでないと歯が立ちません。先週書きましたが。

 学校のことばかり考えております。

 今日も学校で、講習、部活、三者面談と忙しい思いをしている在校生諸君に敬服しながらでした。


 明日は水泳部の関東大会です。
 楽しみです。
 O君の活躍ぶりに。

 横浜まで行ってきます。
 顧問の先生とも打ち合わせをしました。選手は前泊ですから、携帯で連絡をしました。順調に仕上がっているようです。

 明日は朝早く向かいます。

 
 帰ったらまた動画での作業をします。明後日にはアップできればなぁと思いつつ。

 頑張れ!
 頑張れ!

 O君!


 ではまた明日。


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おにぎりの写真を

2010年07月23日 21時54分04秒 | 先公ごっこ2008年から2012年




 県銚ニュースに文化祭の写真を掲載してみましたが、そのときにあるクラスで行った企画でおにぎりがあまりにも見事でしたから、新聞に紹介したのです。公式ホームページの「県銚ニュース」に行きますとこれまでの県銚ニュース全部をPDFで入手できます。

 そうしましたら、今日保護者の方からその写真を所望されたとのことでした。担任の先生にさっそくCDで文化祭のほかの写真と一緒にして差し上げました。いいものです。実にいい。保護者の方からそうしたことをお聞かせいただくことが、です。

 今日も、本校は講習に、部活に、三者面談に実に多忙でありました。なかなかの学校であります。バスケット部が合宿もしています。今日からです。

 本当に活発な学校であります。
 先生方に感謝であります。

 実践主体。いい雰囲気であります。
 ずっと継続していくことを願っています。
 愚生の退職後も、です。


 さて、今話題のサンデル教授のNHK番組はここで紹介しましたが、先生の著書を入手しました。山積みになって売っておりました。「これからの「正義」の話をしよう:いまを生き延びるための哲学」なる書名です。

 ジムに行く前に、ショッピングセンターの書店に寄るのが習慣になっています。生徒指導も兼ねています。みっともない格好で下劣なる漫画なんぞ読んでいたらそれこそ品位に欠ける。そこでサンデル教授の本を発見しました。即、購入しました。これがなかなか面白い。

 哲学をこんなふうに講義すると・・・という好例です。
 雑誌で、サンデル教授のような講義をしている日本の大学を取り上げていました。これもまた興味深く見させていただきました。来日もされるそうですね。テレビも馬鹿にできません。

 よって、夜、茅屋でブログの処理をするのが遅れています。

 動画を扱っているので、高速コンピュータでないと、まったく反応しません。これも困ったことです。学校のでは、歯が立ちません。

 しかも体験入学までにDVDを完成させたいと思っていますから、この暑い中を奮闘しております。

 休暇の殆ど無い校長で周囲の方々にはご迷惑をおかけしているなぁと反省をしていますが、致し方なし。

 動画で広報をしていると宣言した以上、やるしかありません。言ったことは途中で止めない主義ですから。言ったこととやっていることが、違っていてはいけません。こんな人間でもそう思って乏しい実践をやってきたつもりです。

 そして、体験入学までに県銚ニュースを書き上げます。水泳部の関東大会を取材して記事にします。それを中学生のみなさんにどうしてもご紹介したい。楽しんでいただきたい。本校ではこんなこともできるのですよ、ということであります。これを組織的にやる?難しい。難しい。悩んでしまいます。



 さぁ、記事も書き上げました。

 これから動画の編集作業に入ります。

 そして、最も楽しみにしている古典を読む時間。
 夏の夜は、暑いけれども、実にそういう自己に沈潜する時間にはいい。

 おにぎりでもいただきながら。
 おっと・・・・夜食はいけませんでした、愚生には。栄養過多になりますから。頭脳のためにも食べ過ぎはよくありません。






 また来週!
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弓道部画像

2010年07月22日 16時05分35秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

























暑い中、ぴーんと張り詰めた空気が印象的でした。

弓道部がある学校は歴史と伝統のある学校でないとなかなか
できません。

母校の高校弓道部を思い出してしまいました。

クラスにもいました。

弓道少年が。

腕力も強く、柔道部員である愚生が負けそうでした。

懐かしい思い出です。


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硬式テニス部画像

2010年07月22日 16時02分36秒 | 先公ごっこ2008年から2012年



























午前中は講習ですから、午後、この暑い中、男子テニス部が練習に励んでいました。

熱中症にならないように祈っておりました。

しかし、男子のテニスはダイナミックです。

初めて見ました。

パワフルです。

ある種の格闘技に似ていると感じました。

素人ですので、そんなふうにしか思えないでしょうけれども。

頑張れ、頑張れ!







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夏休みスタート画像

2010年07月21日 18時55分25秒 | 先公ごっこ2008年から2012年













今日から夏休みです。

11:24 校舎を巡回してきました。

在校生諸君が一生懸命学んでおりました。

先生方も一生懸命です。

頑張りなさいませ。

こころからそう思ってデジカメのシャッターを押しておりました。

熱いハートに火をつけよ!であります。

先生方に感謝をしてきました。




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一学期終業式レジメ

2010年07月20日 04時13分42秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
◎一学期終業式 レジメ

 一学期が終わりました。
 楽しみにしていた生徒諸君もたくさんいることでしょう。忙しかったこの学期を振り返り、是正すべきところは是正し、うまくいった部分はますますうまくいくように夏休みは力を大いに貯めましょう。そして、二学期、ますます飛躍してください。

 今日は以下の三点について述べます。

一、学ぶ楽しみを見つけてください

 江戸時代の学者である広瀬淡窓先生は、大分県の日田市で私塾「咸宜園」を開き、多くの俊秀を育成されました。入門者は4,000人以上に及び、高野長英、大村益次郎などが門下から出ております。なかでも、わたくしの愛好している漢詩があります。以下に紹介しましょう。


桂林荘雑詠示諸生 
                       広瀬淡窓
桂林荘雑詠、諸生に示す

休道他郷多苦辛 道[い]うを休[や]めよ 他郷苦辛多しと

同袍有友自相親 同袍[どうほう]友有り 自[おのず]から相い親しむ

柴扉暁出霜如雪 柴扉[さいひ]暁に出[い]づれば 霜 雪の如し

君汲川流我拾薪 君は川流を汲め 我は薪[たきぎ]を拾わん

(訳)
よその地へ来て苦労が多い、などと言ってはいけない。
仲の良い友だちが出来て、親しみ合うではないか。
朝早く、柴の戸を開[あ]けて外へ出ると、雪のように霜が降りている。
さあ、君は川の水を汲んで来たまえ。僕は山で薪を拾って来よう。


 咸宜園での共同生活の一コマであります。「清貧」の暮らしと、その中で勉学に励む青少年たちの心意気がよく伝わってきます。

 寒い冬。そして緊迫感。
 塾生同士の温かい友情。
 分担して食事の支度をする場面。

 これと同じなのが、論語学而篇。
 「朋[とも]有り遠方より来たる、亦[ま]た楽しからずや」

 学ぶことは実に楽しい。
 これくらいでないといけません。昨日の自分と今日の自分ではまったく違うと実感できるくらいになりたいものであります。そこには真剣さがなければならない。
 さらに大学や短期大学、専門学校等に行かれた場合、あるいは就職で他郷に出られた場合、この漢詩は強く強くわたくしたちを励ましてくれるものであります。

 道[い]うを休[や]めよ
 他郷苦辛多しと

 これぞ、名言であります。

二 苦辛とは
 上記の苦辛という言葉もまた味わい深いものであります。
 先賢は教えて下さっています。

 愚はよく他の欠点を挙げるが、自己の欠点を知らない。
 話はうまいが、行いはつまらぬ。
 若い時はうかうかして過ぎ、壮時にはせかせか動き廻り、老年には愚痴ばかりになり易い。
 正に、敗事は多く得意の時に因り成功はつねに苦辛の日に在る。

 そうなのです。苦辛の日々にこそ、わたくしたちの成長の糧があります。辛い日々こそ飛躍へのチャンス。ですから、辛いと思ってはなりません。今こそチャンスなのです。
 今を大事にしましょう。
 今こそ、勉強するしかありません。
 怠けていてはなりませんぞ。

 淡窓先生の「淡」を、なにもしないふんわりと生きているという意味で解釈してはなりません。あっさりしているというような意味でもありません。これは実に味わい深いものがあります。
 茶道をやる生徒がこの中にもたくさんいると思います。
 わたくし自身は茶道は全く疎いのでありますが、煎茶道というのでは、聞くところによると第一煎でお茶の甘みを味わい、第二煎で苦みを味わうのだそうです。
 つまり甘みの奥に苦みがあります。
 最後の第三煎で渋みを味わうのだそうです。
 つまり、甘、苦、渋を通り越した至極の味、至極の境地を「淡」というのです。これはなかなかの深みのある淡窓先生の号であります。
 甘さだけで少年時代を送り、やがて十分苦みを味わい苦労していく壮年時代、さらに年をとって渋みの出る晩年。
 こうした人生を俯瞰する味わいをたった一字で現しているわけです。これだから学問というものはたまらない。楽しくて、楽しくて。一冊の漢和辞典でもずっと眺めていると尽きせぬ宝がある。

三 「熱いハートに火をつけよ」
◎知人A氏の場合 
(経歴略)
 方法論ではなく、実際にやったかやらないかです。「熱いハートに火をつけよ」ということが最重要です。各種いろいろな学習方法があります。このあたりは先生方によくご指導を願うこと。ノートの取り方も千差万別いくらでもあります。しかし、それだけにこだわっていてはなりません。Z会とか、世界史の教科書の索引欄から全てを口頭で説明できるとか。あるいは京大式情報カードを使いこなしているとか。わたくしの好きなスタイルですが。重要事項は、自己の頭脳の中にしっかりと書き込みましょう。ノートやカードはそのための手段です。
 問題は「その勉強法を実際にやれるかどうか、やったかどうか」です。方法論のみにこだわって、中身を忘れてはなりません。
 「なぜ私は一生懸命勉強するのか?」
 この問いに確固たる答えを持つ。これが成功の第一条件。勉強に対する「強い思い」を維持するために絶対に必要なもの。「自分のハートに火をつけるため」であって、「誰かに聞かせるため」ではありません。

 頑張れ、頑張れであります。
 


 以上の三点について、とりとめもなく述べて参りました。
 これまで、担任の先生や、学年主任の先生方、指導部長の先生に繰り返し繰り返し生活、勉強等多方面にわたって具体的指導をされてきたと思います。どうか、健康で、安全な夏休みを送ってください。くれぐれも犯罪行為には関わらないように、お願いします。

 二学期、成長した諸君の元気な姿を見ることを楽しみにしております。

                              以上
(外山日出男)
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トラウマケア

2010年07月17日 07時29分31秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 高校生のからむ交通事故があったようです。
 保護者の方、当該校の先生方の哀しみは、はかりしれないものがあると拝察いたします。
 ご冥福をお祈り申し上げます。



 来年度も千葉県高等学校教育研究会の交通安全の仕事を担当させていただきます。
 効果的な手段はないのだろうかといつも考えています。

 困難なことだなぁと慨嘆しています。

 こういう突然の死、あるいは暴力的な原因によって亡くなられるということで、トラウマになったりすることも我々人間にはあるわけです。そのケアをどうするかということをずっとこの数年追いかけてきました。また、グリーフケアということでも。人間の心理のあり方を学習させていただくことが、教育にも密接に関連をして参ります。人間は、死というものをどのように受け入れていくのかということです。この学問は深い。実に深い。自分自身の問題としても。しかし、まだまだ理解できていません。学際的な、あらゆる分野の要素と関連してくるような気がしています。

 可能ならば、大学に入学して勉強してみたいのですが、なかなか困難なことであります。

 ただし通信教育があります。こちらはこれまでもいろいろとやってきてしまいました。お世話になったところがたくさんあります。柔道部顧問をしながらよくもまぁやれたものです。卒業が目的ではありませんでしたから、あくまでも教員としての資質向上のため。これでよかったのだと自己満足しています。

 この分野の勉強をやってよかったのは、これまでの常識と言われてきたものが、実ははかないものでしかなかったと気がついたということです。

 教育にずっと携わってきましたが、まだまだヒヨコのようなものです。
 現象面にとらわれてきたのかもしれないという反省があるからです。
 人間の本質とは何か、生とは、死とはと考えてきますと、人間について知ることはなんという深いものがあるのだろうと思ってしまいます。

 先の先まで思索していくこと。
 これがもっとも充実した最近の愚生の生き方のようです。




 20日の終業式で交通事故にはくどいほど触れて、在校生諸君の注意を促したいと思っております。
 
 
 在校生諸君!
 安全で健康な生活を送りましょう!



 






 
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声よ・・・どこへ行った

2010年07月16日 20時24分24秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日は慌てました。

 朝から声が出ないのです。参りました。毎日このブログに載せる動画の作成をしたり、記事を書いたり、さらにレポートを書いたりしていますので、就寝が遅いのです。参考文献も読まなくてはなりません。トラウマ・ケアなとということにも興味を持ち始めて、昨日も関係の文献を入手しました。古本で一冊9800円。元値が2000円。悲鳴を上げてしまいました。お師匠さんの書いた本ですから買わざるを得ない。得ないというと、叱られてしまいますが。

 就寝は、殆ど12時を過ぎてしまいます。朝は5時には、今の高校一年生と同い年の老犬が愚生を呼びます。一回ワンと言ったら飛び起きてしまうのです。ですから不健康なこと限りなし。

 今日は、職員会議です。しかも学期末の大事な会議であります。朝会には出席させていただいて、その後休暇をとってドクターのところへ。学校の近くに耳鼻咽喉科の先生がおられると聞いてすっ飛んで行きました。結果はたいしたことはなかったので安心しました。風邪からくる声帯の荒れでした。

 しかし、滅多にクスリも飲まないものですから、効いたことこの上なし。なんといっても、35年間歯医者の先生にもご迷惑をおかけしたこともないくらいの、健康自慢でしたがもろくも崩れ去りました。

 これからは健康自慢はいたしません。
 失格いたしましたから。もっとも、一病息災とも言います。あ、忘れていました。一病は抱えておりました。忘れておりました。忘れるくらいならよしといたしましょう。

 今学期の御礼を先生方にどうしても申し上げたかったので、声を振り絞りました。悪声です。あいかわらずの。これで愚生が美声の持ち主であったらという悪い冗談は別として、表現力には響きます。マイナスに。

 そして気になることを一つ。それは、在校生諸君はまっさらの状態でもしかしたら授業を受けておるのではないのかという愚生の不安です。それを申し上げました。学校に来て初めて単元を、該当ページを見ているのではあるまいかということです。予習をしてきて、学校では復習くらいでちょうどいいのではないかと、愚生の高校では鍛えていただいたからです。これも「経験知」ですが、ね。ですから、在校生諸君には申し上げたい。教えてもらうだけではなく、家でも問題演習をやってきてみてください。それくらいやるなら応用力がつくはずです。しかも、一挙両得。

 そんなことを終業式では申し上げます。資料も準備が終わりました。20日の朝4時にこのブログにもアップされます。学級には今日配布させていただきました。

 中に広瀬淡窓の漢詩を掲載してあります。
 指名して訓読してもらうつもりでいます。
 無理かな?

 ま、臨機応変でいきましょう。



 ゆっくり休んで、終業式には、どっかに行ってしまった「美声」を取り戻して学校に来たいと思っています。

 また来週!

 
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全校集会画像

2010年07月15日 18時25分14秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
















今日の全校集会です。

生徒指導部長から夏休みの過ごし方を注意していただきました。

評判倒れにならないように、きちんと過ごすことを力説されておられました。

まさにそのとおりであります。

学校はこんなにこんなに生活の過ごし方を教え、諭し、はぐくみ、あたたかい指導を繰り返しております。

それでも、分からない生徒が出る場合があります。

そんなふうにならんように、お願いしますね。



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開かれた学校委員会・ミニ集会

2010年07月15日 06時31分43秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 平成22年7月14日(水)は、開かれた学校委員会・ミニ集会でした。

 貴重なご意見をいただきました。参加者の皆様にこころより感謝申し上げます。

 愚生の学校概要報告ということで、動画にしてアップしてあります。ご笑覧くださいませ。

 さて、とうとうくるべきものが来たという実感です。それは「広報の組織的取り組み」ということであります。

 これまでいろいろな方から言われてきました。県教委からも。そして、昨日。ご指摘をいただきました。ありがたいかぎりであります。本校を思ってくださっているからです。

 ニューズレターも相当数発行しています。愚生が全部やっているのです。それを中学校にお届けしています。回覧板ということも可能だとは知っていますが、そしてこれまでの勤務校ではやってきたのです。しかし通学範囲が広い。これが第一の頭痛の種。銚子も、旭も、香取市もとなるとこれはなかなか困難であります。
 
 幸いなことに大衆日報様が、ニューズレターを取り上げてくださいます。これだけを取り上げてくださいます。思うにこれは大きな味方であります。銚子市内の各ご家庭に配布されます。

 活字の広報が最も効果的であります。それには表面的な内容の無いニューズレターであってはなりません。なにかのパンフレットのような、読み飛ばされるもの、新聞紙に挟まれてくるような広告ではいかがなものか。差異性を持たない限り独自性は出て来ません。難しいことでありますが。

 東井義雄という教育実践人がおりました。義務教育ではかなり有名でありました。全集も出ております。

 また斎藤喜博という方もそうです。

 両者に共通するのが、校長自ら情報発信人であったということです。校長がやるから意味があるとはっきり書いておられます。そして現場の教員の尊い教育実践を紹介していく。だからこそ、このお二人の小学校は全国的に有名になられた。

 今でもこのお二人の全集を前にして、奮い立ちます。教育実践人としての文化が、そびえ立っている。このお二人のように教育実践人として生涯を終わりたいものだとずっと思ってきました。

 組織マネジメントとか、組織的取り組みとか言うのは簡単であります。そして、広報部を独立させている一部私立校や私立大学でも成果があがっているかとなるとこれまた実に困難な歩みばかりであります。そんな簡単な手法があれば、全国どこの私立大学も成功している。

 次に、ブログ。
 公式ホームページとのアクセス数の違いが際立ってきました。開設以来16万のアクセスをいただいています。まだ2年半です。

 公式ホームページとはコンテンツが大きく異なります。
 
 可能だろうかという思いがあります。組織的にということは、言うは易く、行うは難しであります。

 誰にでも簡単にできるんだろう?と思われている節があります。コンピュータのプログラムを知っているだけでは、できません。コンテンツをどう組み立てていくかという困難なことがあります。

 中身を構築していけるのだろうか
 
 あまりにも多忙な教職員がかわいそうになってしまいます。

 世間の方は、教員は定時に始まって、定時に帰宅して気楽な商売だと思っておられるかもしれません。とんでもありません。こんなに一生懸命子どもたちのために、精一杯働いてくださっている教職員に本当に感謝しておるのです。



 そんなことを思いました。

 また明日!


 
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交通安全講話画像

2010年07月14日 21時39分39秒 | 先公ごっこ2008年から2012年


















平成22年7月14日(水)の交通安全講話でした。

交通事故のみならず、携帯電話のネット被害、出会い系サイトの恐ろしさ等々について講話をいただきました。

これはたいへんありがたいことであります。

感謝申し上げます。




講師の先生は、柔道で年中お見かけする強者。
体格も実に典型的な柔道マン。

すばらしい迫力でした。

しかし、説明は実にわかりやすくためになりました。


ありがとうございました。


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類型化できる?

2010年07月13日 20時16分22秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 血液型は四つです。
 冷静に考えればこれで全部の人間を類型化できると本気で信じている方はいるのでしょうか。
 
 そんなことを今日は考えました。
 つまり自己の主観に自信が持てないから、血液型という類型によって、自己の主観を正当化しようとする。ところがこれがいつのまにやら逆転してくる。直接相手の人間と会う前に、血液型を聞いて、類型にはめ込み「この人は**型人間」として接していく。

 こういう体験は捨てるほどあるわけです。客観化の落とし穴です。一見客観的な装いをしているようで、実はなかなか怪しいものがある。




 また、組織をいかに機能的に改革しようとしても、十分ではない。むしろ組織の中にいる人間を機能という枠の中で判断するということになります。

 これは子どもの発達という面では、決して一般化できないということから考えても、ちょっといかがなものか。発達はそれこそ共同歩調ではありません。足の速い人もいるし、そうでない人、英単語を記憶するのが得意な人も、得意でない人もいます。人それぞれであります。




 何を言いたいのかと言いますと、「思い込み」の危険性であります。
 そんなに簡単に人間を知ることはなかなかできません。
 愚生も自戒していることの一つです。
 表面上のことで、相手を類型化してはなりません。

 よく調べもしないで、思い込みで相手を決めつけ、これこれしかじかであるとやって墓穴を掘ることなかれ。ましてや、インターネットでいろいろやるのは危険極まりない。

 安全な青年期を送っていただきたいからです。

 毎回、毎回全校集会で注意をしているのはこのことなのです。絶対にインターネットでは他人を貶さない方がよろしい。やっちゃいけません。証拠が永久に残るからですよ。

 もっともっとやるべき事、やらなくてはならない事はたくさんあるはずです。

 「学問」「体力」「人物」をはぐくみなさいませ。


 将来は、自分の職業生活の中で、どんどん「経験知」を積み、押しも押されぬ立派な社会人となっていただきたい。そのために、この三点を学んでいるのですよ。経験知というのは、学校の先生方を見ていてよくわかると思います。まさに、先生方は経験知の宝庫です。学者なら知識で勝負。格闘家なら体力勝負。これまで経験してきたことを総合して学ぶことができるから、学校は尊いのであります。

 間違ってはいけません。
 勘違いしてはいけません。
 自分が一番見えないのです。
 ですから師匠が必要なのです。
 指摘してくださる方がだから必要なのです。愚生にもいます。たくさんいます。レポートを書いても、読書をしても、話をしてもたくさんの場面で教えてくださいます。完成はしていないからです。ありがたいことであります。

 事実を確認して、参考文献にあたり、そしてレポートにしていく過程で本当に「思い込み」や「決めつけ」がないかどうか、注意をしています。それでも難しいことは多い。それが師匠に学ぶ意義であります。楽しさでもあります。大いに学びなさいませ。手段はたくさんありまする。




 また明日!












  




コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/