と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

にこにこと

2011年02月28日 19時06分05秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

今日は朝から雨になりました。

在校生諸君は、実に熱心に勉強をしています。

3年生の諸君で国公立大学を受けていた生徒も先週末から学校の自習室にいない。
先週後半、放課後自習をしている3年生を見に、校長室から出て廊下を歩いていましたら、学年主任の先生に、「今日はいない・・・・国公立の受験ですよ」と声をかけていただきました。そうか、そうか、いよいよ始まったのだと実感させていただきました。祈るような心境であります。全員の奮闘をです。

厳しいものであります。

こういう体験をして、成長していくわけであります。
頑張れ、頑張れと言い続けるしかありません。保護者の方々の心境を思うと、実に厳しいものを感じます。あと少しで卒業ですし。




先日、「子どもの発達とテレビ」(村野井 均著)なる書籍で実におもしろい発見をさせていただきました。


現代の子どもが見るテレビの見方のことです。つまり、ひんぱんなチャンネルの切り替え(ザッピング)で見ているというのです。リモコンが発達してから、これは確かに顕著でしょう。かくいうわたくしも、ザッピングで見ています。

さらに、幼児がどういうふうにテレビの中の映像を認識していくのかということでも、これは楽しい読書体験でありました。

ピンクレディという歌手がクイズ番組に出た時に、幼児が、テレビのスピーカーのところに行ってクチをあててスピーカーに正解を教えたり、正解を出すと自分が教えたからだとうれしがる。まったく、まったく人間の心理はたのしいものであります。まるで目に見えるようなたのしさです。にこにこしてしまいます。

アニメのサザエさんが幼児に理解されているか、特にあの番組の「おち」が理解されているかということも非常にたのしいものでありました。





昨日の日曜日に、NPOのBeCOM様の日本語暗唱大会に参加させていただきました。小学校の1年から4年まで。

非常にすばらしい体験をさせていただきました。優秀な子どもたちであります。漢文も、源氏物語もへっちゃら。すいすい。実に凄い。

こういう体験をすること、させることが、映像文化の対極にあるわけです。ですから、実にいろいろと考えさせられました。理解と暗唱のメカニズムということをです。

それでも、読書体験ということが、一番の基礎であると思っています。まず最初に読むという体験がなければならないと、それこそ体験上感じているのです。




しかし、なにを読んだらいいかわからないという人もいることでありましょう。
そういう人は素直に、教えてくださるシステムに接した方がよろしい。周囲の先生方に聞くのもよろしい。


ですから日頃から人間関係を大切にして、いろいろと学ぶ方がよろしい。

先日、社会人で販売士を目指しているかたがあって、ちょっと話をさせていただいたことがありました。即刻、通信制の大学で講座をやっているのを紹介しました。経済学系統の学部を所有している大学で、実に良心的な大学経営をされている。社会人講座という分野で、教えてくださっているわけです。普段から好奇心を持って、社会に接していないとなかなかわかりません。教えるノウハウという点ではプロであります。ですから、そういうシステムから得るものは実に大きいと言わざるを得ない。利用させていただくことです。大学も入っただけでは駄目であります。入学後はもちろんのこと、卒業後からの生涯学習の方がもっと大切です。ずっと同じことばかり言っているような気がしますが、ね。




一番言いたいことは、日頃からの情報への接し方、人間関係を大切にしているかということです。傲慢に生きていると、情報も入らない。人間からも相手にされません。教えてくださる方は、ほんとうにありがたいものであります。接点がなければ、永遠に知ることは無かったから。そういうことです。だからご縁を大切にしているのです。




わたくしもそう。
常時、教えていただくことが多いのであります。

いろいろな論文を読んでも、参考文献欄が充実しているとうれしくなります。
専攻分野と違う場合にはさらにたのしくなります。
知らない専門書がたくさん載っています。
これはネットで調べると、購入意欲が増します。

そして、注文すると自宅にあっというまに配送されてきます。
付箋をつけて、読破します。さらにいろいろな紙にメモをして、クリアーファイルに放り込んでおきます。常時、学校にクリアファイルが100枚、自宅に100枚用意してあります。たのしいこと限りなし。



しかし、1月から相当数書籍を購入しましたので、その支払い日が今日。
非常に心配をしておりました。
支払いを。




なんとか間に合いました。そんなことよりも、明日からの3月をまた充実した読書生活を送ることができると思うと、布袋様のようににこにことなります。


あと少しで卒業式であります。
布袋様のようににこにこで卒業式を迎えたいものであります。






寒い中、体調にご留意を!






































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タイミングの良さ

2011年02月24日 21時16分31秒 | 先公ごっこ2008年から2012年







・大衆日報様から本校のことを取り上げていただきました。今朝の朝刊で配達をされてきました。ありがたいかぎりであります。 この日に新聞で出たということが、最高なのであります。絶妙であります。グッドタイミングであります。

・中学校の皆様には参考になったかと思いますので。

・さらに地域に密着した情報誌で紹介をいただくということに、ご縁を感じております。それだけ地域の皆様に受け入れていただいているのかなと思うからであります。これも自分勝手に書いていたのでは、誰も相手にしてくれません。ご縁があり、お引き立てをいただいているということであります。感謝、感謝、感謝の日々を送っております。

・さっそくいろいろな方から反応をいただきました。進路の中間報告も書いてありますので、大学からも反応をいただきました。たくさん入れていただいていますから、こちらも感謝であります。





・独自性を発揮するということと、独善ということではまったく違うことであります。どうもこのあたりをはき違えると、社会性という点ではいかがなものか。

・教員を長いことさせていただきましたから、このあたりは最高のレベルで警戒をさせていただいています。独善に陥ったら、悲惨であります。世の中には自分だけエライと思っていると必ず失敗するようでありますから。もっともぜんぜんエラク無いわたくしには無縁の話であります。

・そういえば先日、わたくしのまったく疎い経済界のことについて、複数の方としばし懇談させていただきました。これは本当に勉強になりました。正味の実力で世間をわたっておられる方々であります。迫力が違う。こういう方々には学ぶべき点が多々あります。実力の世界で生きておられる方々は、物の見方、考え方という点で、わたくしのような凡人とは違います。学校社会だけしか知らないわたくし風情では、勝負になりません。柔道で言えば、素人がプロに挑戦するようなものであります。高校柔道界と、社会人柔道界との開きのようなものであります。子どもと大人の勝負ではとうていかないませぬ。

・終わってから、ああ~余計なことを言わなくて良かったと胸を撫でおろしたものでありました。実社会は実に厳しいものであります。勉強になりました。レベルの差であります。リーダーシップのあり方一つでも、実社会で社長をされている方はほんとうに違います。狭い世界で生きておると、そのあたりがわからなくなります。価値の一般化というのが、道徳教育であります。まさに一部の事実のみを拡大解釈して、全部に通用する真理としてしまうのが、狭い世界で生きている小人の悲しさであります。危ない、危ない。カント大先生に笑われてしまいます、よ。何も考えておらんね、と。

・そんなことを考えながら、しかしこれは卒業生諸君にはさわりだけでも、実社会の厳しさということを申し上げなくてはならないと考えた次第でありました。式辞をさらに改訂しなくてはならないようです。








※今日の午前中まで後期試験志願でありました。志願いただきありがとうございました。
待っていますよ。




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こころ和む日々

2011年02月23日 19時54分47秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

・今日は実によい天気でありました。こういう時はこころ和むものであります。こころ和む日々ではありますが、昨日の記事を読み返してみたら、なんとまぁ難解な書き方をしているのだろうと自省。難解な書き方だったら誰にでもできるわけですから、ね。つまるところはそれだけなんにもわかっていないということになります。

・卒業式式辞も大幅に見直し。へりくつばかり並べ立ててはいかがなものかと気がつきました。まだまだ修行不足であります。永遠に途中。勉強中。

・思うに、履歴**という言葉があるように、なにか履歴のために学ぶというのは自分としては違和感があるものですから、永遠に学んでいるしかないのです。こういう考え方を基盤としていると完成がない。途方もないことを始めてしまったものだと、それこそ途方に暮れますが。ライセンス取得のために学んでおられる方はそれはそれで充分尊敬しているのですよ。わたくしの言っているのは、ちょっと別の意味での履歴**という勉強スタイルのことです。誤解無きよう。

・懶惰な学びの姿勢であったからこれでいいのでしょう。まさに鉄は熱いうちに打て、であります。しかし、わたくしは還暦近くなってから猛然と、古ぼけたわが身を叱咤激励しています。むろん体力的な問題ではありません。新しい分野にチャレンジ、チャレンジ、またまたチャレンジ。

・付箋を少なくとも4種類くらい持って、0.9ミリのシャープペンシルを持って、マーカーを持って、非常な早さで読書をしています。茅屋のリビングに、トシをとってきたので、こたつを今冬から設置しました。これが実にいい。あったかいし、読書がはかどる、はかどる。

・この春休みには、レポートを書かなくてはなりません。むろん教育と密接に関連していますから、これまでの経験から書こうと思えば書けるのです。しかし、本来の面目がここから出てきてしまいます。なんといってもイノシシを追う猟師のようにあたらしい道ばかりさがしています。人と同じことをしたくない。ひねています。ですから、あたらしい情報を収集するしかない。

・大学者の先生方の書籍に今日も新しい知識をいただきました。うぬぼれていると、永遠に気がつかないことでありました。見方というか、考え方というか、わたくしごときモノではまだまだ完成などというのは、実に遠いものでありまする。ちょっとだけ紹介しますと、安藤治先生という精神科医で、大学教授の著作をここのところずっと読んでおりました。個人のことが好きになると、関連書籍、論文まで全部集めて読み始めるのです。そして、そこからあたらしい道を探し始めます。

・残り少ない職業生活だから、じっとしていればぁと言われます。とても、とてもそんな境涯にはなれません。何かになろうとか、何かのためにやろうとか、そういうのがわたくしには無いからです。むしろ何時あちらの世界に行ってもいいくらいの覚悟でせっせとやっています。だから遊んでいる暇がないのです。充実しております。まったく忙しい向老期を迎えております。楽しいし。

・ですから、なんにもならなくてもいいのです。ちょっとだけでも、在校生諸君に還元できればそれでよし。拒否されても、それでよし。人は人。それぞれですからね。つまり主観というものの大切さを重視しているからであります。カントの言っていたことはこういうことでありましょう。

・今日はわかりやすく書けましたかな?


※後期試験の志願をしてくださった方々、ありがとうございました。入試関係のことは県教委HPや新聞等で・・・・。
























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小聖は山にあり

2011年02月22日 19時30分43秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

・「小聖は山にあり」という言葉を思い出しました。「小聖は山にあり、中聖は里にあり、大聖は陋巷に在り。」というのが、本当の文なのでありましょう。卒業式の式辞を考えていて、そんな言葉から手がかりを得て、原稿を書き上げました。まだ時間があるので、これから推敲をします。また係の先生方にも見ていただきます。分量も心配です。難しいものであります。

・卒業式当日の朝に、このブログにアップします。よろしかったら見てくださいませ。

・式辞の中にカントも盛り込みたかったのです。合理論と経験論について、具体的な事例をもって思考を展開していけば可能なのではないかと思っていますから。問題は、書き言葉ではないということであります。耳からの言葉で在校生諸君は聞くわけです。これは困難な試みになると考えました。さらに本当に理解しているかとなると、これもまた絶対はない。困ったものであります。永遠に途上の旅でしかない。

・さらに「人間は・・・・すべき」という一見真理に見えるようなフレーズを、カントは疑ってかかっているからです。これは卒業生諸君への最後の語りかけとして試みてみたいことであります。客観と主観との対立をどう説明できるかということでもあります。

・かなり変わった式辞になっているのではあるまいかと言われそうです。そんなことはありません。常識の範囲内での文章はちりばめてあります。わかりやすくという点では充分配慮しているつもりです。所有している読書情報カードを再度見て、組み立て直して、才能の無いのを嘆きながら、チャレンジするしかないようであります。


・卒業式と言うと、感傷も当然あります。また祝福ということで喜びもあります。いろいろあって当たり前であります。巣立って行く若者達を見ていると実に新鮮な気持ちになります。微力な存在であるわたくしは、応援歌を歌わせていただくだけ。なにか困ったら、そのときは思い出していただくことで、なんらかのお力になりたいと思います。

・応援をさせていただく以上、力いっぱい応援をしたいと思っています。がんばれ!がんばれ!であります。

・冒頭の文は「小聖」とはおこがましい。小人物と変えて、それは愚生のことでありますると言うしかないと感じています。








・今日は、前期試験の結果を内定しましたので、掲示をしました。悲喜交々。また後期試験でもよろしくお願い申し上げます。内定された方には、お祝いを申し上げます。待っていますよ。




また明日!








































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そっと咲く梅花

2011年02月21日 21時37分52秒 | 先公ごっこ2008年から2012年












・日頃尊敬申し上げている浪速高校の理事長・校長先生のブログが更新されるようになりました。さすがであります。校長の視点論点というタイトルになっておりました。

・どうも広報の一つであると拙ブログのことを割り切って考えてみても、身辺雑記になっていくのは避けられません。学校のことを紹介させていただきながら、とぼとぼとした歩みをしていくしかありません。ですから、ある意味浪速高校の木村先生がうらやましい。

・こちらは書きたいことはヤマほどあるのですが、書いてはならないことも同じようにたくさんあります。政治問題、思想信条とか、いろいろあります。当然と言えば当然でありましょう。

・そんなわけで、社会体育等で直接地域の方々から県立銚子の評価をお聞きすることは意味のあることです。

・昨晩、柔道教室の小学6年生の卒業を祝う会に参加させていただきました。幼いときから彼らに投げ飛ばされてきたから、なおのこと成長のあとが見えてうれしいものでありました。動画をたくんさん撮ったので、DVDで差し上げるつもりです。柔道着を着ているのと、また違った元気さが出ていて、楽しいことかぎりなし。

・県立銚子に対しての評価もお聞きすることができました。ありがたい評価が多く、ほんとうに感謝させていただきました。こういうことが、明日の県銚を考える上で参考になります。もう、別の学校になったとも言われました。確かにそうでありましょう。それほど共学化はインパクトの大きいものであったということであります。


・これからはもっともっと夢を持って、競争力を身につけなくてはなりません。

・本校の立ち位置は明確であります。それは意識しております。あらゆるメディアを用いてそれを訴えてまいりました。

・さらに校長自身も肉食系男子でありたいと思っています。これは冗談で言っているのではありません。どうも最近食が細くなって、覇気がない。戦いにこれでは負けてしまいます。戦いで勝つ。そこにこそ勝機がある。

・一昨日の社会人ラグビーをNHKで見ていて、まさに闘争力を高めていくことで、勝機を見つけるというようなことをアナウンサーの方が言っておられました。実に頼もしいラガーマンでありました。最初から最後まで見てしまいました。こういうのが実に楽しいのです。素人ですが、ラグビーも格闘技のようなものだと思っていますから。

・健康であることは実に大切なことであります。それは認めます。しかし、意味ある生でもありたいものであります。健康を心配するあまり、ノイローゼになっても楽しくはありません。










・今日は卒業式の式辞にソクラテスを登場させますので、いろいろ調べておりました。有名な無知の知も、また別の意味があったそうです。皮肉の塊のように言われるソクラテス先生ですが、実はそうではないのです。死生学にも通じる深みがあります。こちらはここ2年ほどのわたくしの課題でもありますから、調べれば調べるほどおもしろい。

・式辞では和歌を最初に登場させます。日本の美を考える上でも和歌はいい。いいのですが、なかなか難しい学問分野でもあります。叙情として、わたくしはまだまだその境涯に達していない。むしろ苦手な分野であります。花鳥諷詠がほんとうに難しい。

・もう、学校の庭には梅の花がそっと咲き始めました。寒に耐え、よく見ないと分からない程度にです。いじらしいこと限りなし。校長室から見えました。今日はその花をアップしてあります。どうか味わってください。

・いじらしい生き方(咲き方)。これこそわたくしの目標とすべきものなのかもしれません。本当は最も強いのかも知れませんから。




・また明日!












































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食文化のこと

2011年02月18日 21時10分10秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

NHKの夜8時からの番組で「キッチンが走る」というのがあります。
今晩は南房総でありました。さきほど見終わりました。こういう番組は好きですから。実際、紹介された店を訪問してあるくのもまた趣味のひとつでもあります。

実にすばらしい。
まさにわが千葉県は食材の宝庫。
魚あり、野菜あり、肉あり、米あり、食べられる花あり。そして、全部新鮮であります。
いい土地に住まわせていただいております。
こんな幸福はない。
マンボウもあれだけ料理の対象となると、まったく存在価値が違ってまいります。
さらに菜花。
これもまたよその土地では考えられない食べ方でありましょう。
鴨川のさばの食べ方もまたおつなものでありました。
チーズもそう。


今日のシェフはイタリア料理の巨匠。
すばらしい腕前を見せていただきました。


実はこのあたりに、わが千葉県東総地域の活性化のヒントがあるような気がしたのであります。

食文化と地域の活性化は見事に結びついております。
なぜそんなことを考えるのか。

キーワードがあります。
それは米沢牛です。


わがふるさとの名物です。
実は、幼いときから身近にありましたが、そんなに凄いとは思ってもみませんでした。
こどもの頃はです。

ところが、戦略がありました。
智慧のある人がいたのです。

中学時代に、そのことを知りました。
教えてくださる方がありました。
利口な方がおるものです。


確かに米沢牛はおいしい。
さらにそれに戦略がむすびつくとこれは変身をします。



ジャーナリスティックという言葉があるそうです。
世界の思想家で、四大哲人と言われる方々(ソクラテス、孔子、キリスト、釈迦)であってもこの範疇で考えると、納得のいく部分があります。
あの方々が言葉で発信をしなかったら、現代のわたくしどもは彼らの知をいただくことはできなかったわけであります。

いろいろと古典で残っているから、味わうことができる。

このことはある意味、食文化と同じなのではないでしょうか。
つまり、おおいなる言語活動の名人ジャーナリストと、戦略が結びついて、地域の特性とドッキングしたらこれは鬼に金棒でありますということを言いたいのであります。食文化といっても、それは発信されなくは誰も知らないことになります。ですから冒頭に申し上げたNHKの番組は価値があるということになるのであります。ある意味学校広報も同じ事が言えるのであって、独りよがりの独善では話になりません。自分でも注意していることのひとつであります。




そんなことを考えました。




今日も多忙でありました。
午前中は、それこそ、梁山泊の英雄・豪傑のような方々が本校に集まっていただいて、会議を行っておられました。

会場校ですから、ちょっとだけご挨拶をさせていただきました。
迫力に圧倒されました。
さすがに、さすがに。

食も太い。昼食のお弁当に圧倒されました。さすがであります。仕事ができる人は、エネルギー吸収量が違います。
英雄・豪傑は食文化もすばらしい。わたくしのように、細々と食べるようではこれはいかがなものか。

豪快に生きたいものであります。
最近本校にも男子生徒が増えてきました。
勉強も、体力もつけていただきたいと思うからです。もっとも一番大切なのは、人物の器量。これがないと、実社会でたくましく生きていくのは難しい。女性もそうです。同じ事です。



明後日、わが柔道教室の小学生の卒業を祝う会があります。
そこでたくましく育った小学校の六年生を、すなおに祝ってあげたいと思います。
食の細かった子もいました。
健康にも恵まれるようになりました。

そして、大きくなって、インターハイで全国ベスト8になったり、国立大学で物理学をやっていたり、慶応の法学部で弁護士を目指していたりと実に頼もしい活躍をしています。元気が一番。元気だからファイトも沸く。あの*****一発というCMもわたくしは大好きであります。

頑張れ、頑張れであります。

そして、基盤には食文化があります。

いきいきと育っていただきたいと、思っています。




また来週!


(テレビを見終わってから、15分でこの記事を書きおわりました。もっと慎重に書くべきであると反省をしています・・・・・毎回ですが)




















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ご苦労様でした

2011年02月17日 20時04分36秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

入学試験前期が終了いたしました。

志願していただき、こころから御礼申し上げます。

ご苦労様でした。

ぜひとも、本校とのご縁がかないますようお祈り申し上げます。

有縁を持ちましょう。ぜひとも、です。良い学校ですよ。ほんとうに。自分が中学生だったら、こういうバランスのいい学校に志願しました。自画自賛しているんではないかと若干の恥じらいを感じつつ、そう思います。わたくしの母校がそうだったのですから。進学主体ではありましたが、オリンピック選手も何人も輩出している。人物教育もさすがに上杉鷹山公を創立者としているので、徹底的に教育していただきました。もっとも、こんな程度の懶惰なわたくしではありますが。こちらはほんとうにまだまだ未熟者として、自覚せざるを得ません。

入試関係はこれくらいにしましょう。











さて、県銚だより20号を各中学校様あてに郵送いたしました。
それを見ていただき、検討をしていただきたいものです。
受検をしていだたいた中学校様限定の発送をさせていただきました。

いつも封筒詰めを一人でせっせとやっているのですが、これは楽しい作業です。
中学生の皆さんの顔が浮かんできます。
どんな表情をされているのだろうかなぁとか思っているのですよ。
わたくしの気持ちが伝わるようにと、祈りながらのり付けをしています。

今号は、進路の中間報告も書かせていただきました。
1月24日現在のデータです。
今日も、いろいろな大学の合格が3学年主任から連絡がありました。その都度学年主任と大喜びをしております。毎日、にこにこしているんです。むろん残念な結果だった生徒のフォローも含めて対策は講じております。激励をするしかありません。

自分で航路は切り開いていくべし。こんなわたくしですら、毎日自分で学校経営の新しい航路を切り開いているつもりですよ。このブログだってそうです。困難な歩みをしながら、挑戦しているつもりです。コンピュータについても何もわからず、メールすらろくすっぽ打てません。携帯も、年寄り向けの簡単携帯というのを使っております。未だに使い方がよくわからず、家人に聞いてばかり。なんの才能も無く、遅々たる歩みではあります。それでもいいのだと自分に言い聞かせております。

思うのは、荒波だって大海にはあるということです。いつも穏やかなわけではありませぬ。

本校の校舎最上階からは、太平洋が見えます。図書館から見える太平洋は実に大きい。で~んとしています。でかいこと限りなし。自然の強大な力を毎日見ています。教えられること多し。実にそう思います。

毎日毎日進学のそういう情報が増えるものですから、まとまったら新聞でお知らせします。


順調であります。


落ち着いた雰囲気で、勉強も、部活も、人物向上も可能になります。
ただしそれは自分の努力が前提という条件付きであります。





昨日の夜、「原因が先か、結果が先か」というテーマで考えごとをしておりました。
普通は、原因があって結果があるとするのでしょう。

しかし、お世話になっている大学の先生の書かれた書物(古代印度史)には、まか不思議なことが書かれておりました。大変におもしろいので、その手法を使って、学校のことを分析したりしておりました。

X → Y

上記のような式を書いて、諸事情を分析するのです。
それぞれのXや、Yは固定するのかしないのか。
もしかしたら変数ではないのかと書かれていました。
しかも、Xは、次々に発展をして行く可能性があります。

さらに最後にZを持ってきて、それを「いい学校を作る」という結論にした場合は、どんな式が可能だろうかと思っていたのです。

それが原因が先か、結果が先かということの文脈でありました。

まったく知らない手法での思考でありました。

まだまだ勉強不足であります。
本当に知らないことが多すぎます。

アーリア人のことも、昨日は大いに誤解していることを知りました。
歴史的な資料を、どれだけつかんでいるかとなるとこれは困ったことになります。第一、言語も複数の外国語をマスターしていないと、とてもとても太刀打ちできませぬ。

不勉強を嘆いております。




日々新たに挑戦するしかないようです。






受験生を見ていて、ほんとうにそう思いました。挑戦のかたまりのようないい顔をしていました。いい年代です。がんばりたまえ、がんばりたまえと声をかけたくなりました。



また明日。










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明日本校にて

2011年02月14日 20時25分41秒 | 先公ごっこ2008年から2012年


準備中の本校職員





清掃をしています。その途中です。






明日から前期試験が始まります。
今日は来て下さる中学生の方々をお迎えするために、在校生諸君ともども一生懸命準備をさせていただきました。だれしも、来客があったら、どんな懶惰な人間でも掃除はするわけです。

さぁ、待っていますよ。
元気いっぱい、体調に注意なされて明日本校に来ていただきたいと思っております。

明日からの試験を経て、本校とのご縁をむすびましょう。
本校はおかげさまで、現在の三年生の進路状況も順調であります。

進学も、就職も順調にいっております。まだ途中ですから書きませんが、目覚ましい勢いであります。就職も地元に残るのなら、県銚です。進学もいい。

在校生諸君の頑張りと、教職員の熱意であります。




そんな本校に入学して、真剣に学んでみてください。


待っています。



また明日!






























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NHKの放送で

2011年02月14日 20時15分20秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

先週末、NHKの番組で「無縁社会」のことが取り上げられておりました。このことについては、以下に慎重な言い回しで書きたいと思います。

思ったのは、無縁という以上、有縁というのもあるはずで、ある意味、こちらの世界はわたくしの18歳以来の追求課題であります。

生き物はみなどこかでつながっているはずであり、地球だって宇宙に浮かぶほんの小さな星の一つでしかないわけです。人間だけが、無縁、有縁を問題にしているのかもしれませんが、番組内容については割り切れない思いをいたしました。

これくらいにしましょう。
ただし、わたくしの好きな歌手の小椋佳様の歌には、その無縁・有縁のことがいくらでも出てきます。さすがに、東大法学部から銀行員に、歌手をしながら東大文学部、同大学院で哲学を専攻されただけのことはあります。 歌手としてよりも、彼の修士論文に注目しております。歌はそれはそれ。まさかここで宣伝をしていると言われてもかなわないですから。そんな気はまったくございませんし、ね。



在校生諸君と同じ学校で学んでいるということが、有縁であります。
これは大切にしたいということを申し上げたいと思っております。

具体的にどうするかということも含めて、ことしのわたくしの課題でもあります。レポートを書かねばなりません。4万字です。気の遠くなるような作業です。と、ここまで書いて、4万字というのはたかだか原稿用紙100枚。やってやれないことはないとほくそ笑んでいますが、ね。

生涯学習であります。
トシをとったから完成したのではありません。

また、ご立派な学歴をお持ちだから、誰にでも指導できるという勘違いをしてもいけません。
謙虚に学ぶしかないのであります。どこまでいっても、完成はない。そういう老人になりたいのであります。

そうすると、嫌われるかもしれませんが、生き甲斐だけはあるようになります。完成が無いからです。いつまでも楽しく学ぶことができます。

自己限定をしないということにもつながることです。
だとしたら、有縁の中で精一杯生きるしかありません。

こんな生き方を学んだのは、苦学生時代でありました。
なんども書いておりますが、親から一切の援助をもらわないで、大学進学をさせていただいたからです。あの世界で、ほんとうに真剣に生きること自体を学ばせていただきました。感謝です。あんなに懶惰な学生を、矯正してくださったのは、実社会の存在そのものでありました。

それもまた有縁でありました。無縁であったならば、ここまで生きてこれたはずもない。

柔道もそう。
肉体を鍛えさせていただきましたが、実は、思考の肉体化という点で言葉を鍛えていたのだったと思い至ります。

言葉というのは、諸学の基礎であります。
そんな偉そうなことは言えないのですけれども、考えるという点では、なかなかの効果があります。

BeCOM様のご縁によって、日本語暗唱教室にピンチヒッターで出させていただきました。あの経験で、思考の肉体化は言語によるという認識はだんだんはっきりしてきたと感じています。

たとえば、簡単に東洋哲学とか西洋哲学とか言います。しかし、かなり基盤は怪しいと言わざるを得ません。思考がそれを語ることができるほど勉強していないからです。この点は謙虚にしないと、脱線いたします。

だから無知の知を求めているのです。
指導者面はなかなかできるものではない。
ソクラテス様に笑われてしまいますよ。


三宅雪嶺とか中江兆民もこのことは厳しく指摘されています。日本に真の意味での哲学者なんぞいないと。困難なものです。だったら、全部自分で学ぶしかない。そんなことは不可能です。なぜなら、わたくしは凡人・凡夫でありますから。

そうであっても、やるしかない。勉強するしかない。勉強そのもののシステムを教えてくださる方も、組織もあります。学校もそうです。通信教育もあります。高校、大学、大学院、専門学校等。相手はいくらでもあります。その中から、ご縁のある学校や先生を見つければよろしい。それは求めないといけません。座っていては、待っていてはなかなかご縁は生まれません。





頑張りましょう!








また明日。






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なにやら明日から雪?

2011年02月10日 21時24分40秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

よく誤解をされるのですが、わたくしのヘアスタイルを見て、ある特定の職業を指摘される方があります。
校長仲間でも、まじめにおっしゃる方があります。
つまるところが、鐘撞き堂でもあるような家に住んでいるのではないかと。

これは大いなる誤解です。(笑)
わたくしの茅屋は、ただの茅屋。凡人の住む家そのもの。それだけでしかありません。

まさか全校集会で合掌をしているわけはありません。
信教の自由は憲法上ありますが、教育では駄目です。特定宗教のことは言えません。あたりまえです。

このようなヘアスタイルにしたのは、なんでもありません。
柔道をやる際に邪魔になるからです。それだけなんです。
高校三年間、坊主頭でしたから。
柔道部と応援団と文芸部に所属しておりました。ですから抵抗がないというだけの話であります。




それと幼子たちに、中途半端だと指摘されていましたから。
わたくしには、幼子たちが気になるのであります。彼ら彼女らは、実に見事に大人の深層心理を見抜きます。
人生をどう生きるかをじっと見ているのではないかとも思います。純粋な目をごまかすことはできません。真実に生きているからです。幼子たちは。そこには計算が、あるいは打算がない。すばらしいことであります。

同じ勉強をするのでも、履歴のためにやっておるのではないのです。
これは非常に貴重です。
たいていの人間は、受験勉強ですら履歴のためにやっている可能性があります。もっとも、それで生きていきたいのなら、それは「ひとそれぞれ」でどうぞやってくださいと申し上げるしかない。




今日は志願者数が新聞に出ました。
本校を志願してくださった方々にこころから感謝申し上げます。
ご期待に添うべく、これまでも、これからも努力してまいります。

さらに教職員との面談もやっております。
授業評価もおりまぜて、やっております。
先生方との面接を通して、新しいアイディアもいただいております。

四月からの広報戦略もいろいろ練っております。
いろいろなことを考えております。
それがわたくしの仕事というか、ミッションというものであります。
(ミッションという言葉をつかうのですから、ヘアスタイルと違った考えを持っているのですよ、わたくしは)


後期試験をすでに視野に入れております。
選択していただける学校にするために、再度県銚だよりを作成してお送りします。先日掲載していただいた大衆日報も中学校様にお送りします。もう乏しいわたくしの小遣いから買ってありますから。校長室でスタンバイしております。封筒も用意してあります。

それにつけても心配なのが、中学生のみなさんの健康状態。
なにやら明日から雪が降るらしいとのこと。

心配です。
心配のあまり、これ以上頭髪に影響があったらどうしましょうか。ほんの冗談ですが。





試験頑張ってくださいね。


ほんとうに待っていますよ。






また来週!


















































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古書店でも

2011年02月09日 21時25分32秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

今日の出張の帰り、もう暗くなりましたので、古書店でも覗いていこうと思い、匝瑳市のなじみのお店に立ち寄りました。

「雄辯學講座」永井柳太郎執筆という昭和4年版の全3冊、しかもあの有名なる尾崎行雄先生も共著の書籍が売っておりました。うれしいことに活字も旧字体。もっとうれしかったのは、中身が新品同様。カビもはえていない。珍しい保管状態です。もしかしたら、最近はやりの拝む本であったのかいな?と思いました。(拝む本とは、全く読まないで、飾っておく本という意味でつかっております)



発行所は東京市神田区になっています。東京が「市」と表記されているのです。
価格は一円五十銭。

かなり高いだろうなぁと手にとってみました。とうてい購入はできないと思いました。
しかも箱に入っています。それも観音開きのような上製の折りたたみのような箱。

じっと見つめておりました。
また、本にふられたのだなぁという思いでありました。高値の花とはこういうことを言うのだと思って、最後のページを見ました。たいていここに値段が書いてあるからです。

そして、おそるおそる価格を見たら、なんと2000円。
3冊あるので、合計は6000円かと思いました。おっとこれなら買えると財布を確認しました。

顔なじみの店主に、これはおいくらですか?
と、お聞きしたら、驚いたのなんの。

全部で2000円!再度確認したら、苦笑しながら、もっと高く売ってもいいんだけどと言われて、こちらも苦笑。いつもこんな具合で、会話がはずみます。まるっきり漫才のようなものです。いつもです。店主とは。

気の変わらないうちにと思って、速攻で購入したのです。



ここの店主には、ほんとうにお世話になっています。
実に目利きがいい。
価値ある古書を東京から捜してくださる。

講道館創始者嘉納治五郎先生の全集(全14巻)を、わたくしに二万円で即売してくださった時には涙まで出ました。
ありがたいことかぎりなし。



今日はしかも、哲学者の中村雄二郎先生の古本も2冊。
「西田幾多郎」と「哲学の現在」合計600円。

さらに、東海大学医学部の渡辺俊之先生の「ケアの心理学」100円。

武蔵野大学の花山勝友先生の仏像関係の文庫本2冊200円。

桐朋中学・高校のバスケット顧問の書かれた「ナンバ健康法」という文庫が50円。



実に良書に恵まれました。
ほくほく顔でありました。

もう遅かったのですが、夕食はちょっと遅くなってもいいような気分になり、家人に連絡をした上で、結局スポーツジムに行くことにしました。体操服や、運動用ズック、汗・手ふき西洋式布はいつもクルマの中に置いてありますから。


なんのために?


つまり、バイクをこぎながら買った本を読もうと思ったのであります。
(バイクというのは自転車です)
出張でしたから、運動を殆どしていませんでしたから。健康あっての読書三昧生活であります。





そしておいしく夕食を感謝と共にいただくことができました。
健康も、体力もつけて、そして情報収集もはかることができました。

ほんとうにありがたいかぎりであります。
本には好かれる性格のようであります。
本の方から、買ってほしいと古書店で訴えてくるような気がするからです。
もっとも、この傾向は、新本ばかり売っている書店ではあり得ない現象であります。古書店だけで経験することなのであります。
人間に対する傾向性でもこれは同様のようであります。

つまり新しい、若い本(人間)には相手にされないという意味でもありますが、ね。苦笑してしまいます。まったくそのとおり。






またあした!






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やや寒くなってきました

2011年02月08日 20時59分59秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

今日は、夕方からやや寒くなってきました。

この時期は、中学生の方々も、むろんわが県立銚子の生徒達も健康に注意してください。毎朝、クラス別の欠席数を気にしています。特にインフルエンザについては、自分で表計算ソフトに入力して、神経を使っています。今日はゼロでありましたが。

志願数も確定したようです。志願してくださった方々に感謝申し上げます。あと少しです。がんばってくださいませ。

本校の3年生も奮戦中であります。いろいろな場所で、試練の時を迎えております。
かわいそうだと思うときもあるのです。でも、こういう鍛えの時もまた必要であります。



閑話休題。
ケン・ウイルバーの本を現在読んでいると書かせていただきました。はっとすることも多く、なかなかの学者であります。心理学関係の書籍を収集しているからいろいろな先生の著書に出会うのもまた楽しみです。

「発達とは、自我中心性が減少すること」と書かれている「万物の理論」(P.48)に非常に感ずるところ大でありました。

自我中心性というのは、幼児に多いわけであります。

ところが、これは自己と自己の能力について過剰な関心を持ち、同時に他者の能力と他者の価値を低く見積もることが伴うという指摘に、思わず笑ってしまいました。ナルシストの定義にもなりましょうか。

他者をおとしめるのは、たいていは自己の中に空虚さがあり、断片化された自己があるわけです。そして、他者をおとしめることによって、相対的に自己を持ち上げるわけです。

そのあたりはずいぶん留意をして生きてきたつもりであります。自分の方から、おとしめるような行為をしたことは無いと思っているのですが、逆の場合はあったのかもしれません。

いろいろ言われるのが商売みたいなものですから。





今日は夕食後、いろいろな中古本をインターネットで購入しました。
心理学関係の本を集めています。心理学の分野で5分野。10冊くらいになりました。全部でそれでも8000円ほど。中古ですから、ね。まだ全部購入できていません。資金計画がずさんです。いつもです。実に心残りであります。来月、また注文します。

著者と書名はわかっていますから。

明日あたりから、茅屋に到着するでしょう。

楽しみです。
実に楽しみ。


 


寒いですから、あたたかくして勉強してくださいね。


 


 


ではまた明日!


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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受付でした

2011年02月07日 21時59分35秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

今日は入学願書の受付をおこなっておりました。
来ていただいて感謝申し上げます。


がんばってください。
県銚もがんばっております。
これからの時期を大切に。


このことについてはこれ以上は触れてはなりませんので、これくらいにします。




在校生は、実力テストをやっていました。
これもまた経験です。

思うに「理解力」は学校の、あるいは教師の指導である程度向上します。これもまた工夫とコツが必要でありますが。
ところが、「解答力」はなかなか向上しないのが常。
これで苦労するわけです。生徒の側の努力もむろん大切です。しかし、それを一概に努力不足で片付けてはならないと思っています。
解答力は、個別指導で可能になるし、あらゆる機会でチャレンジしていただきたいものであります。

教師たちは、このふたつの経験をくぐり抜けてきたから学校の教師になれたわけです。

あるひとつの問いに対して、理解力と解答力で立ち向かっていただきたいものであります。
言うほど易しくないのは重々承知の上です。




ある課題があります。
その問いに対して、理解をすすめるためには、いろいろな参考文献を読み、付箋をつけ、書き込みをし、なんども繰り返し読む。それからエッセンスをノートにとったり、コンピュータにデータベースとして入力したりします。わたくしの場合は、カードが主流です。

そこから、解答力を発揮していくわけです。文章にしたり、演習問題にあたったりします。地道な繰り返しです。繰り返しやっていると、だんだんおもしろくなってきます。

ただし型にはまったら危険だと思った方がよろしい。
なんでもかんでも、カードでやるという思い込みは、実にいけません。
まるで情報収集屋になってしまいますから。

ノートも、きれいに書くだけにこだわっていると、どんどん危険水域になります。
きれいにとっているとなんとなく勉強したような気になるからです。時間ばかりかけていることに自己満足をしてしまいます。

一番大切なのは、どれだけ頭に入っているかです。
作業よりも、すらすらクチからでるくらいでないと、いけません。

自分で演習をしているようなものです。




和歌を思い出せなくなったら、調べたりしています。
それが、わたくしなりの鍛錬法であります。

忘れるんだったら、忘れる以上に覚えることであります。




中学生の方々を見ていて、今日はそんなことを思いました。



あと少しですよ。


もうちょっとのがんばりです。


 


待っていますよ。


 


 


 


また明日!


 


 


 


 


 


 


 


 


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いい日曜日でした

2011年02月06日 23時12分47秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

基本的には、土・日は更新しないようにしております。

しかし、今日は書かなくてはいられない気持ちになりました。

結論から言って、実に感動的な体験をさせていただいたからであります。


今日は、首都圏の武蔵野丘陵の趣残る某大学で、大学院の修士論文研究発表会(死生学)に聴衆として出席させていただいておりました。私的にです。



ちょうどお昼の12時から、16時30分まででありました。朝早くこちらを出発して、楽しみで、楽しみでるんるん気分で電車に乗っておりました。


電車の中では、ケン・ウイルバーの「万物の歴史」を読みながら、付箋をつけて、うんうんうなりながらでありました。

そして、何人もの修士論文研究発表の方々に感動しておったのであります。

圧巻は、最後の女性の方。思わず、落涙いたしてしまいました。




このような発表会にはいくつか聴衆として参加させていただいております。
こんな懶惰なわくしにも母校はあるのでありまして、母校の会、母校を出てからさらにいくつかの専門学校・大学を遍歴しましたので、それらの学校のいくつかの会、また今の職務と密接に関連している安全教育、道徳教育などに参加させていただいております。




いくつか参加させていただいて、研究発表におもわず落涙させていただいたというような経験は初めてでありました。
うなりました。
これほどの内容のある発表はありません。

真摯なる研究の態度に、実に実に見習うべき方向性を教えていただいたような気がいたしました。



さらにまぶたの母ならぬ、まぶたの師匠にもお会いすることができました。
お二人にです。初めて、直接お会いすることができました。なんどかメールではご指導をいただいていたからです。感激いたしました。



普通なら絶対にお会いすることなどできないような先生方であります。
ご縁をいただいたことを、ほんとうに感謝しております。

ご縁といえば、この日、どうしてもお会いしたい方がおられて、昨晩強引にメールを差し上げて、立ち話でもいいからと懇願してお会いすることができました。生涯学習の師匠として尊敬申し上げている銀行員の方であります。おそらくこの方はいろいろなライセンスの取得数では日本一の方でありましょう。大学院も三つ目であります。学位授与機構で取得された学士の数ももの凄い。到底足下にも及ばぬ方であります。

世の中には、すぐれた方々がたくさんおられるものであります。


 


 


ですから、おらが一番、おらは秀才だ、おらは偉いんだと言っていては、天が失笑してしまう。
そんなつまらん人間だけはなりたくないと思って帰ってまいりました。


某大学は、最近本校からも合格させていただいている大学であります。
実は今日も入学試験を行っておりました。
本校からも志願者がいたはずであります。

合格をさせていただいたら、校長としてこれに過ぎる幸いはないと感じながら、帰途についたのでありました。




帰りが遅くなりますので、某大学最寄り駅の近くで、美酒を飲みながら、夕食をとりました。

首都圏には珍しいような樹木の立ち並ぶ街並みであります。美しい駅前通りで、わたくしの住んでいる集落とはまったく趣が違っております。そんな街の片隅にひっそりとあるお店に寄りました。夕方でした。こういうのもまた楽しみのひとつであります。残念なのは孤独な楽しみであったことでありました。ま、たまには一人で美酒を味わうのもいいものであります。少量の日本酒を含みながら、料理を味わっておりました。還暦近い向老期の変わった老人もいていいのだ、と負け惜しみを言いながらです。(笑)

文化の香りをかぎながら、そして美酒を味わいながら、論文発表に思わず落涙をさせていただいたことを、いつも持ち歩いているA6ノートにびっしりと小さい字で記憶があるうちにと、メモをさせていただきました。

これこそ、懶惰なわたくしの生涯学習であります。



いい体験をさせていただきました。


 


また明日。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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春には花が

2011年02月04日 21時04分13秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

昨日は飯沼小学校の出前授業の動画編集をしていました。ところがこれがなかなかの難物でありました。DVDに書き込めなくて四苦八苦しておりました。技術力がないから実に困ってしまいます。夜ですから、お聞きする相手もいない。まさか、真夜中に電話するほどマナー知らずではありませんから、ね。



とうとう昨日中にできなくて、本日の夜の宿題になってしまいました。
素人の悲しさであります。めげずに頑張っているつもりですが、こういうときは素直に再起を誓うしかありません。素直にです。まったくまったく情けない。



そして、さきほどDVDに書き込めました。
ささやかな喜びであります。



ですから、昨夜は新しい記事も書けませんでした。コンピュータは茅屋に3台あるのです。しかし、使うのはわたくし一人。分身が欲しくなります。



 



さて、来週からはいよいよ入試関係の仕事が入ってまいります。
中学生のみなさんもたいへんですね。



本校の3年生もがんばっています。就職、進学とそれぞれ奮戦中であります。
頑張れ!頑張れ!と言っています。



それぞれの立場で、それぞれの考えで努力するしかありませんから。こういうのを「ひとそれぞれ」というのです。

「ひとそれぞれ」というのは、まさにカントを理解するときに重要なキーワードで、われわれはひとそれぞれの主観で行動して、生きているわけです。



いろいろな考え方があってそれでいいわけです。全体主義的に、すべてを統一して、あるいは押しつけて頑張れと言っているのではないのです。



このことについては、「純粋理性批判」を読んでいただきたいと切に思います。もっともわたくしは、翻訳で読むしかないのです。これが一番悲しい。まだまだ学ぶ途中の者でしかない。途中の段階でしか発言できていない。完成はない。上から目線で、ものを申し上げるほど恥知らずではないつもりです。ですから勉強なさいませと申し上げるのですよ、本当に。これはお互いにです。

こころから言っているのです。自省の意味を込めて。



得意がって、自分の考えだけを、果たしてそれが真理であるかどうかの吟味なしに言っていると、しっぺ返しがくる。



ですから言葉は怖いのであります。



 



それでも応援だけはすることができます。



寒い中、ほんとうにご苦労様でございます。



 



春には花が満開になります。
その時を楽しみにしております。



入学式で待っていますよ。頑張ってくださいね。




また来週!



 


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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/