いろいろな校長先生と会って、意見交換をさせていただくことが多く、実に勉強になります。
ありがたいものであります。
本当に他校に学ぶことが多い。これもまた縁でありましょう。
独立独歩も重要ですし、またいろいろ教えていただくことも重要であります。
そうした中で、独自性を発揮していくことが可能となるからであります。
校舎の実にすばらしい学校もあちこち見させていただいて参りました。
今日もです。大都会の学校に行っておりました。そして、会議をし、校舎と授業を見学させていただいておりました。
校舎ばかりではありません。中身に一番興味があります。教育課程こそ、学校経営の要でありますから。
わたくしは、動画を多用して広報をしておりますが、一番訴えたいのは教育課程なのであります。
それとなくお伝えできるように工夫をしてきたつもりであります。
つまり本命は「授業」なのであります。
それを動画でお伝えしてきたつもりであります。
本校の先生方の授業をです。
むろん完璧だなどとうぬぼれているつもりはありません。
完璧とか、完全とかいうのは、これは中途半端な人間の言うことでしかないからです。
そういう中で、今日は、出先で西田幾多郎先生の「善の研究」の講談社学術文庫版を入手しました。
全注釈付きの文庫です。
うれしくなりました。
岩波版も所有しているのですが、ほんとうに西田哲学は困難であります。
そこで、いろいろな書籍を読んでいたのです。
そうしましたら、昨日の晩、ある文庫を読んでいて、講談社版を知ったわけです。
岩波版は原文というか、まさに原典でありますから、間違って解釈していた場合はこれは目も当てられない。
ましてや、これからレポートを書こうとしているわけです。
怖いこと限りなし。
ある程度素養のあるお方なら、わたくしの読書傾向から何をしようとしているのか、おわかりいただけるのかなとも思いつつ。
しかし、それもわたくしの真の欲求には当てはまっておりません。思想信条にはまったく触れておりませんから。
クイズみたいな言い方で申し訳ありませんが。
今日も夕方電車に乗っておりました。
高校生がどやどやと入って参りました。
楽しい限りです。
みなそれぞれ、青春を生きているのだなぁと頼もしくなりました。
これからどういう生き方をされていくのでしょうか。
どんな大人になっていくのでしょうか。
そういう方々と一瞬でも関わらせていただいたことを、感謝しつつです。
教職の道を選ばせていただいて、ほんとうによかったと思った次第です。
また明日!