と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

戒め

2008年11月29日 21時09分44秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 教頭会長をさせていただいて、その前後の数年間は教頭会の関係で、出版社の方々とおつきあいいただきました。教育専門の方々でした。

 それで、我々教員たちがマスコミで言われるほど不勉強ではないということを力説してきたのですが、さすがに教育専門の方々は実態を知ってくださっている。

 県銚で、わたくしの書きためてきた授業のコツなるノートを教頭先生に電子化していただいて先生がたと勉強をしました。こういう目に見えない努力を現場でやっているわけです。むろん教員個々の専門の勉強はこれははかり知れないほどの深さがある。懶惰愚昧なわたくし程度で、毎日毎日勉強の日々なのですから、ましてや優秀な県銚の先生方が勉強しないわけがない。真の意味での知的な賢者がたくさんおられる。わたくしなど、常に県銚の先生方を尊敬し、本校で教壇に立っていただいておることに感謝申し上げております。だから進学を中核とした知的な学校に変革できたのだろうと前校長先生に感謝しておるのです。



 教育について一家言あるのなら、やはり相当の勉強をしてからというのがセオリーでしょう。ルソー、ペスタロッチ、ソクラテス、プラトン等々、また江戸期の儒者たち・・。完成はありません。これでよしと、思い上がってしたり顔をしてはならないと自分を戒めております。

 傲慢が一番よくありません。
 知ったかぶりとも言います。
 謙虚に学ぶしかありません。

 昨日の知識は本日通用しないのかも知れませんから。

 柔道と同じです。昨日かかった技は、今日かからないかもしれません。いや、そういう場合が多いのです。相手に覚えられて。

 そんな程度の人間ですから、やるっきゃないのですね。これから柔道教室の稽古に参加させていただきますが。かつての生徒たちで、今は師範の先生方に叱られないように。
 
 (^0^)/


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挨拶のたいせつさ

2008年11月28日 22時07分36秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 挨拶はとても大事です。

 こんなわかりきったことを・・・と感じられるかもしれません。
 県銚でも特に挨拶の励行を行っています。
 朝から、不機嫌そうに暗い顔をしていたら話になりません。

 特に、世間に出たら、挨拶がないと相手をバカにしたことになります。一揉めあります。世間は義理と人情で動いているからです。

 これがわからんと大人になったとは言えません。

 そういうわたくしも最近まで気が付きませんでした。挨拶を実行している方がいかに少ないかということに。これは教えてくださる方がいないと気が付かないのでしょうか。内容は多様です。謝罪とか、祝福とか、哀悼とかいろいろあります。朝の挨拶はこれは最も簡便な誰にでもできる挨拶です。

 挨拶は人生を演出するためのもの、最高の人生を送るためにも挨拶10段をとろうというようなお話をインターネットで読んだのです。まったくそのとおりだと思いました。これはリンクを張るわけにいかない記事ですので、そのまま紹介しておきますが。

 つまり、挨拶がないと相手のメンツをつぶしてしまうというようなことでした。へりくだるということです。相手より一歩さがって敬意を表すことです。

 これが反対だったらどうでしょうか。

 こっちが反っくり返ってしまっては、円滑に話を進めることもできません。まとまるものもまとまらないのです。

 訴訟になる原因とか、トラブルの諸相についてこのところずっと資料集めをしてきました。プロは違います。刑事訴訟法の専門家の先生方はまことのプロ。警察関係者とも柔道と交通安全でお話を聞かせていただくことがありますが、本当にプロです。

 そういうプロが言われるのです。挨拶さえしておけばトラブルにならなかったのに、と。

 そういえば、柔道の試合も開始前に丁寧に礼をします。あれもそういうことなのでしょうか。

 柔道はしご段のわたくしにはなかなか分からないことですが。

 書斎にある嘉納治五郎全集で調べてみましょう、今晩は。


 
 
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品川女子学院に学ぶ

2008年11月28日 21時32分26秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 品川女子学院という高校が東京にあって、その学校の校長先生の校長日記に勉強させていただいております。

 最近のテレビにも時々出てこられる方です。大変に素晴らしい方です。制服も東総地区のある学校とそっくりです。それで親近感を持っておったのです。さらにHOME PAGEの運用方法も素晴らしい。

 私学の学校の方々に多く学んでおります。

 校長日記も生徒との対話編もあって実に楽しい。わたくしは近いうちに生徒会長との対話編を動画でアップしたいのですが、技術がついていけません。要するに勉強中です。



 昨日、県銚の生徒たちが銚子半島駅伝のインターネット中継の打ち合わせを行いました。短時間でしたが、もっと人数が必要なようです。これを読んでいる在校生諸君でやってみたい人がいましたら、教頭先生か国語科のU先生まで話してください。

 映像メディアの研究になります。大学の研究分野にもなっています。

 もっともこれはわたくしが、一番やってみたいことですが。
 最近のインターネット文化は、もう映像抜きには語れませんから。

 
 
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五輪書

2008年11月27日 21時24分25秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 五輪書というと、若い人でも知っているようです。

 剣豪宮本武蔵の著作だと言われています。漫画にもなったようです。今日はそのことについて、生徒に語りかけてみたものですから。ちょっと、ここで取り上げます。

 該当箇所は、岩波文庫版で107ページの「あらたになるといふ事」。

 ここをコピーして差し上げました。ある生徒に。
 一種の転心法とでもいうべき部分です。
 
 「敵我たたかふ時、もつつる心になつて、はかゆかざる時、わが気を振り捨てて、物毎をあたらしくはじむるる心に思ひて、其拍子を受けて勝をわきまゆる所也。」

 いい文章です。
 実にいい。
 
 わたくしたちは迷い、かつ逡巡して生きている部分もあるのですから、そういうときには転心させていくのがいいと理解しています。

 相対をしているといわゆる落ち込む状態になります。相対主義はいい面もありますが、比べる対象があると要らざる心配もしてしまいます。

 吉川英治先生の「宮本武蔵」、小山勝清先生の「それからの武蔵」と読了し、特に佐々木小次郎との勝負から晩年熊本城に篭った時代の宮本武蔵に非常に興味を持ったものでした。求道的な生き方が書いてあるという点で、後者の書物にたいへん影響されたと思っております。まだ中学生時代でした。

 高校生の時期にはいろいろなことがあります。本当に要らざる心配事もたくさん湧いて出てくることだろうと思っています。

 そんなときに、「あらたになるといふ事」をちょっと読んでいただきたいと思うのです。

 そんなお気に入りの短文をカードに書いてそっと財布にも挟んでおくと大変にいい。

 武道をやっている生徒ならなおさらのことです。


 そんなことをちょっと思ったものですから。

 また明日。。

  

  
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地区PTAでした

2008年11月27日 20時00分31秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

 昨日、銚子プラザで香取市から匝瑳市までの高等学校のPTAの役員諸氏が銚子にてそれぞれの学校PTAの活動報告と議事等、他に講演会を行いました。

 この写真はその一こまです。

 伊藤實先生の飯岡助五郎の御講演をいただきました。
 先生ご自身が編集に関わったNHKの歴史への招待のビデオもあって、たいへんにためになりました。
 ご紹介いただいた場所も殆どわかっていますので、面白いことこの上ありません。
 また、先生のお人柄が誠実、朴訥で真摯であります。

 25年ぶりくらいにお会いしました。
 わたくしも義務教育におりましたので。

 懐かしく拝聴しておりました。
 先生でないとできないお話がたくさんありました。

 ご挨拶をさせていただこうと思っていましたら、その機会を失ってしまいました。大変失礼いたしました。

 持参したICレコーダーで今日は聞きほれておりました。

 さすがにすばらしい。

 伊藤先生節を堪能させていただきました。

 先生、いつまでもお元気で。

 
 
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千葉科学大学三浦剛先生から講義を

2008年11月27日 20時00分21秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 一年生が、本日の7時間目、千葉科学大学の三浦剛先生から
「血液型ってどうして決まるの」という講義をいただきました。

 大変残念ながらわたくしは拝聴させていただくことができませんでした。

 個人的に内容に興味があって、たいへん楽しみにしておったのですが、どうしてもはずせない仕事がありました。

 大変失礼してしまいました。

 講義をいただく前に校長室でお話をせていただいたのですが、わが県銚に対していろいろな面で期待していただいて、ありがたい限りでありました。

 まだまだ発展途上の高校ですので、がんばるしかありません。

 三浦先生、あたたかく見守ってくださいませ。 
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武道

2008年11月26日 23時25分50秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 社会体育にずっと関わってきました。

 柔道です。

 高校の柔道専門部とは関わっておりませんので、必然的にそうなります。
 要するにたいした実績もないからですが。オリンピックに出たワケでもありません。

 今日はPTAのある方とちょっとお話をさせていただきました。その方は空手の専門家です。そういう武道の話になるとわたくしは実に楽しくなります。わたくしの祖父も剣道家でした。真剣を持たされて振り回せと言われたこともしばしばで、参ったこともありました。

 だから柔術の道に行ってしまったのかも知れません。祖父はがっかりしていましたっけ。涙まで流していました。

 しかし、わたくしは去年左腕をへし折られてしまって、もうダメだと感じました。老害です。出る幕はない、と。かつて教えた子供たちが、今は立派に師範をやっていてくださっている。だから、これ以上我が昔の子供たちに迷惑をおかけしてはならんと思うのです。もう、名誉もなにも要らないし、くれる人もいない。だいたい、奥州の山猿出身のわたくしに飾りは似合わない。実力のない武道人はただ消え去るのみです。

 だからこそ、ありがたいかぎりです。人生を誤ることがないからです。

 わたくしは隅っこで、中学生や高校生と相手させていただくだけです。今じゃ、寝技の専門家になりました。総合格闘技の研究もしています。当然、グローブも持っています。なにやら生き方まで、寝技のような生き方になってきたのには苦笑を禁じ得ませんが。

 それでも、運動になりますから、スポーツジムで準備運動してからいそいそと駆けつけます。

 そういうささやかな趣味をこれからも大切にしたいと思っています。

 生涯現役です。

 邪魔にならない程度に。

 (^0^)/
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銚子半島駅伝

2008年11月26日 22時52分10秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 銚子半島駅伝で、県銚がインターネットによる中継のお手伝いをさせていただきます。

 明日、城西国際大学の先生方が本校を訪問されてその打ち合わせをさせていただきます。
 
 当然、県銚の生徒が行います。

 銚子ではなにやら県銚だけだそうです。大変名誉なことです。人数が少ないので、わたくしもお手伝いしますが(^0^)/

 いろいろな人脈があって、こういうことになりました。

 そういう先端技術を用いて、時代の先鞭をつけるというのはなかなか面白いものです。文学専攻のわたくしが何を言うか!とおしかりを受けそうです。まったくそのとおりです。

 しかし、それもまた学問です。

 誰もやらないことをやらさせていただくということが、貴重な体験なのです。
 わたくしの高校の同級生には学者がたくさんいますが、皆、そういう誰もやらない学問の世界で勝負しています。それがIdentityなのです。そうでなくてはメシの食い上げになるとわたくしの同級生たちは言っています。彼らの努力はそれこそすさまじいものがあって、わたくしなぞとてもとてもついて行けませんでしたが。
 
 本当だろうなぁと思います。

 今日は、ある生徒に言いました。一日最低でも5時間は勉強していたのだ、私の母校は。だから、現役で国立大学に150人行けたのですよって。本当にそう思っています。そうでなくては進学校なんて看板は出せないのです、本当は。

 二年生のある担任に今日は、わたくしの買った「東大合格生のノートはかならず美しい」というような書籍をプレゼントしました。

 明日の朝には教室に飾ってあるでしょう。もしかしたら、もしかするって夢をわたくしは持っておるのです。

 そういう楽しみが県銚にはあるんです。

 本当に。

 良い学校に来れたなぁと心から感謝しています。

 また明日。
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学校説明会です

2008年11月26日 21時12分43秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 12月5日(金)夕方4時から、中学校の先生方を対象に学校説明会を実施させていただきます。

 文書は今日発送いたします。ご多忙のところ恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。

 中学生の皆さんには申し訳ありませんが、今回は案内を差し上げません。中学校の先生方から聞いてください。

 何回も申し訳ありませんが、よろしくお願い申し上げます。なお、詳細は文書にてご確認ください。
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静寂さの中で

2008年11月25日 21時57分25秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 受験勉強、大変だと思います。

 あまり煽ってもしょうがないでしょうけれども。

 世の中には、ある意図の下に、煽情的に煽りまくって話題にしている面もありますから。これについては十分警戒をしながら生きてきましたが、なかなか困難な部分もたくさんあります。わたくしの家族も、マスコミとまったく寸分違わない意見を言うことがあって、そういうのはもう止めようとわたくしのほうから言うことがあります。つまり、他人の受け売りしかできないのです。それは自分で考えたことにはならないわけです。マスコミが絶対に真理かと言うと、それはそれでいろいろな可能性があると思っていますので。

 そういう話題については避けましょう。

 今起きている問題、すなわち時事問題についてはなかなかこういう場所には書けないのです。そういう問題に関心がないのではありません。発言できないということです。

 さて、静寂さの中で思考をめぐらせていると、いろいろな可能性が見えてきます。

 わたくしの場合は学校の来季の構想であったりします。

 そして、そういう静寂な場所で、思いをめぐらせてから、やおらコンピュータで処理を始めます。構想にいいのは、マインドマップ法と言われるソフト(フリーのソフト)でまとめたり、アクセスというデータベースソフトでまとめたりします。

 入力しながら考えるわけです。

 その際も、利己心を捨てます。あくまで公共の立場で考えていきます。

 世間には自分のことしか考えない人もなかなか多く、いつからこんな風になってしまったのかと慨嘆しているのですが。詳細はここで書くわけにはいきません。

 しかし、これだけは言えます。

 利己心から全てを見るのは、次元が低くなる可能性がある、と。

 勉強しましょう。
 勉強しなくちゃなんにもわかりません。

 さっきまで、理性という言葉の概念規定を考えていました。いろいろと昨夜読んでいまして、迷路にはまってしまいました。ちょっと考え方が違うと、まったく別の文章になっていたものですから。

 カントと別の学者の文庫のノートをちらちら眺めながら。
 まったく違う考え方に慄然となりました。
 と、ここまで書いてきて、何を書いているのかご理解いただけないかもしれないと気がつきました。(笑)

 言いたいことは、知らないことが多いなぁと慨嘆していました、ということだけなのです。

 もう60近いのに、なんたることだと。言葉一つ一つの概念規定すらできないまま齢を重ねてきてしまったのだということです。

 ほんとうに知らないことが多く、恥の多い一生だったと思います。でも、これから取り返していきます。
 いのちの続く限り。

 そういう意味ではわたくしもまた老いたる高校受験生なのかもしれません。


 では・・・・・ 
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池波正太郎記念文庫

2008年11月23日 23時13分32秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

 上記の写真は、昨日のPTAの皆様と合流させていただくまでに、ちょっと立ち寄った池波正太郎先生の記念文庫です。

 台東区の生涯学習センターにあります。

 以前から行ってみたい場所でした。
 しかし、田舎ものですので、なかなかたどり着けず、交番でお世話になりました。柔道の話などしながらでした。ありがとうございました。

 池波正太郎先生の小説はなかなか大人の風韻に富む含蓄のあるものが多く、齢を重ねるにつけて、ますますのめり込んでいます。こどもっぽい大人が多く、それを若さと勘違いしているような世俗ですから、一読を勧めます。

 こうしたことも普段あわただしく生活しておると出来ないことですから、ちょっとした時間を見つけてやっていることの一つです。
 
 今度はどこへ行こうかと思っています。楽しみです。

 これもまたわたくしの勉強というか、趣味のひとつです。
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励ましていただきました。

2008年11月23日 22時42分30秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
このような激励のメールをいただきました。
ありがとうございます。

紹介いたします。

ますます学校からの情報発信として
がんばりたいと思います。

学校の中にいると学校はわかっていただいて当たり前と思ってしまいます。
昨日のPTAによる大学見学でも、外に情報発信をしなければ、誰にもご理解いただけませんし。

これからも県銚BLOGをご支援くださいませ。

--------------------------------------------------------------
□メッセージを送信した人:4中生
□件名:「はじめまして」

□本文:県立銚子を調べていたら

校長先生の運営なさるBLOGを見つけて吃驚しました!

他の高校の先生は

していないので面白いと

思いました

県銚に,もっと興味が湧きました

これからもBLOG運営頑張って下さい

乱文失礼しました…

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PTAの皆様方と大学見学

2008年11月23日 22時33分37秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

 昨日は東京におりました。
 PTAの皆様方と。
 大学見学をさせていただきました。
 東京大学と、東洋大学です。
 PTAの皆様方も非常に熱心であります。ただし、わたくしは事情があって遅刻させていただきましたが。

 こういう保護者の方々のご支援なくして、県銚はあり得ません。こころからありがたいなぁと感謝申し上げます。

 思えば、保護者の方々のお力あってこそ、遊学できるわけです。
 世界には同世代で勉強どころではないこどもたちも沢山いるわけです。
 そうしたこどもたちへのささやかな支援活動もわたくしはやらさせていただいておりますが、時々その事務所に手紙がくることがあってほんとうに素晴らしいこどもたちがたくさんいるのだなと思うことがあります。

 日本人は恵まれています。

 遊学できるのですから。
 しかも保護者が大学見学まで行かれるということに、素直に感動しています。
 
 遊学の反対が、苦学。

 自分で生活費を得ながら学ぶということです。県銚の生徒は考えもしないでしょうけれども。わたくしがまさにこの苦学の体験者。受験料すら自分で支払い、書籍もわたくしの労働の汗が一冊一冊ににじみ出ています。だから粗略に扱えないし、得たものは書きためておくわけです。生活=労働=文化、なのです。非常に価値ある営みをさせていただいておりました。貧しかったが故に。

 言いたいことは、当たり前のように考えてほしくないということです。
 
 保護者の方々があってこそ高校生活も可能となるのだし、進学もできるのです。

 「感謝」の二文字あるのみです。
 
 ほんとうに。


 また、明日。
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呂新吾

2008年11月22日 19時01分50秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 どうも寒暖の差が激しくて、体調が今一歩というところですから、今日は書き込みを中止しようかと思ったのです。しかし、考えてみれば在校生諸君への授業みたいなものにもなってきましたので、生徒に会うと書きたくなってしまいます。

 さて、今日は、「高い次元の人物は、低い次元のリーダーには絶対に位置することはない」というメモを目にして、慙愧に堪えない思いをいたしました。県銚には本当にわたくしなどよりも高い次元の先生方がたくさんおられるからです。これはこれからの人生を送るための基本方針であり、自分への戒めの言葉です。

 書いたのは、呂新吾という明代末期の中国の思想家で、呻吟語という書物の作者です。学校に、家に置いていつも拝読させていただいております。

 そして、ちょっとノートを眺めていたら、上記のメモが書いてありました。よほど印象に残ったのでしょう。

 反省の材料としてメモしたものだろうとも思いましたが、原文では「深沈厚重はこれ第一等の資格」という部分です。

 深みと、厚みと、重みが無くては三流の人物にすぎない、というように解釈できますでしょうか。

 で、このブログに書くために再度ノートと本をわずかな時間ですが、読み返してみました。

 そうしたら、聡明才弁タイプの人間には誰もついていかないとか、将たるものは自己犠牲できなければならないとも書いてありました。ノートに。

 自己犠牲とは、どれだけ全体のために尽くせるか、ということです。全体の利益を考えて判断しているかどうか。だからつまらない私的な欲得には応じないわけです。

 他にもいろいろなメモがあって、本当に書きつくせないほどです。このブログに時々書いて紹介していきたいとも思っていますが。

 


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匿名性

2008年11月21日 18時24分04秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨日の千葉科学大学の橋本先生からの講義をいただいてから、いろいろ思うことがありました。それは匿名性ということでした。このブログは学校を知っていただくという部分がかなりあって、それ故にこそなかなか困難な面があります。つまり自己規制をかけないと、暴走してしまいます。

 つまりありきたりのことしか扱えないわけです。表面的と言ってもいいでしょうか。仕方の無いことですが。

 だからつまらんのだと言われそうです。それはわたくしに文才がないからと、平にご容赦を。

 しかし、これがいったん匿名という仮面をかぶると危険になります。なんでもありの世界になってしまいます。電話のやりとりまで、インターネットに公開できてしまいます。映像もデジタルになるから余計心配の種は尽きない。

 だから読書案内的な記事を多用して逃避しているのだと言われそうです。確かに、読書記録的につれづれを書いていればいくらでも書けます。それがわたくしの生業ですから。蔵書を紹介していればそれでおしまいになってしまいます。それもまた読書案内としてはいいのでしょうけれども。生徒対象であるかぎりは。

 あたらずさわらず、ということなのでしょうね、自嘲的に言えば。

 しかし、それもまた教育関係者としての大きな役割なのかもしれません。その役割の本質が他の役割を担っておられる方々と違っているということなのでしょう。これも命題と結論の関係で思索していけば腑に落ちます。

 とりとめもないことを書きました。

 今日から二年生は通常登校です。
 何事もなく粛々と学校生活は展開されて行きます。
 こちらは匿名性、ゼロです。当たり前ですが。


 また、明日。
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/