京都の桜もソメイヨシノは段々と散りが激しくなり終盤へと向かっています。
平安神宮の紅枝垂れ桜も先週末が満開ピーク!
谷崎潤一郎の小説『細雪』の中にも出てくるこの桜は
”忽ち夕空にひろがっている紅の雲”と表現される程、艶やかで
南神苑の天を覆い尽くすような光景が人気の紅枝垂れ桜です。
毎年来ているので、今年は神苑はいいかな?と思っていましたが・・・
回廊越しに見える”紅”に惹かれ、やはり入苑~ピンクに圧倒されます
元々は京都近衛家邸内にあった桜を、津軽藩主が地元へ持ち帰り育てたもので
平安神宮創建の際に仙台市長の遠藤氏から苗木が寄贈されたことから
「遠藤の桜」とも「里帰りの桜」とも言うそうで、東北で育った桜ともいえるわけですね
故に一層美しい花を咲かせるのかもしれません・・・
今週は散りの風情が楽しめるかも