京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




青蓮院さんを出て神宮道を少し北へ歩くと粟田口(あわたぐち)と書かれた道標があります。
京都には七つの出入り口があり京の七口をよばれる1つです。
ここを東側の山の方へ少し上ると「粟田神社」さんの鳥居が見えます。
平安時代に旅行祈願や厄除けの神様として建てられた神社で青蓮院さんの鎮守社にもなっているようです。
旧東海道東山道沿いにあったことから義経も奥州下向時に旅の安全祈願したと伝わっています。
  
鳥居をくぐり緩やかな階段を上りきると
御神馬の銅像がありその横で芙蓉の花が静かに咲いていました。
境内から望む北山方面、平安神宮の赤い鳥居と京都市美術館などが見えます。



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東山区のお寺「青蓮院」さんは天台宗比叡山延暦寺三門跡の1つで
起源は最澄が比叡山を開く際に作られた住坊の1つであったとされています。
門前の大楠は親鸞聖人手植えとも伝わり
境内あわせて5本の木があり天然記念物にもなっています
殿舎内は華頂殿、小御所や本堂、宸殿などを参拝することができ
また入り口に戻ると庭へ降りて回遊式庭園を歩くこともできます。

華頂殿からは小堀遠州作霧島の庭が見渡せます。
角に植えられた宮城の萩は西行法師が贈られたものとされ植え継がれているとか

モミジが多いので秋は紅葉の名所としても有名
小御所の渡り廊下にある豊臣秀吉が寄進したと伝わる一文字の手水鉢

宸殿前の庭の苔も見事です。

宸殿西側には百日紅の木があります。

夏の強い日差しに鮮やかなピンクが栄えていました

四脚門と百日紅

毎年行われるライトアップ今年は来月9月18日(金)~12月14日(月)まで
国宝「青不動明王御開帳」も行われます(12月20日まで)



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