京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




『悟りの窓』というと京都では鷹ケ峯の源光庵さんが有名ですが
東福寺の更に奥、泉涌寺の塔頭寺院「雲龍寺」さんにもこの名の窓があります。
丸い形の悟りの窓、外には梅の古木が見え独特の風情と趣です。

見ていると心が静まるような感じがする窓


部屋に入りすぐ右側には四角い迷いの窓もあります。


雲龍院さんは京都駅からもさほど遠い所ではありませんが
東大路通のバス停からは山の方へ参道を10分以上歩いくので
山深い感じのする場所で行きは坂道が少々堪えます

泉涌寺の写経道場として発展した所だそうで
今でも一般の人が写経が行えるようになっています。
(当日行って申し込んでも大丈夫のようでした)

門を入ると参道にはサツキが綺麗に咲いています。



正式名称は「瑠璃山雲龍院」といい泉涌寺別院の別格本山で
西国薬師如来四十番霊場にもなっています。

お寺の開基は1372年(応安5年)後光厳天皇(北朝4代)により建立。


書院から見る庭園は今の時期、新緑と苔が一番美しいかもしれません


竜華殿



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