ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

志手原への道

2008-11-13 04:30:00 | 大阪にて
有馬富士を見ながらの県道は、所々で歩道が無くなった箇所があり、車も頻繁に通るので危ないし、運転手も気を使ってくれてるのが解ります。

地図を見ると、三田ゴルフクラブの裏道(東側)を通っても志手原に辿り着けそうなので、そちらを通って行ってみることにしました。

       

ゴルフ場のイチョウは黄色く紅葉しています。紅く紅葉しているのはモミジではなさそう、何の樹でしょうか。

       

途中の山でも紅葉が見られ、仕事に行ってる気分ではありません。嬉しい限りです。
県道はアップダウンが無かったのですが、こちらは多少アップダウンがあります。

       

地図では左へ曲がるよう道がついていたので、このフェンスのある手前の道ではなくて、先の方が左右に曲がっているので、そちらの方を行くことにしました。
地図を見ると曲がるところは1箇所で、Y字型に左右に分かれているように見えました。

       

そして又登っていく道にさしかかり・・・

       

暫く行くと又ゴルフ場に辿り着きました。ゴルフ場というのは「エライ広いもんやなぁ」等と考えながら、ネットにかかったゴルフボールを見ます。

       

「何処から打って、こんなとこへ飛ばすんやろ」「下手なもんが打ってオレに当たらんやろな」等と考えておったのです。

       

そろそろゴルフ場も終わりかと思われるところまで来て、振り返ると三田ゴルフクラブのフェンスが遥か遠くに見えます。

       

やっと道路に出てきたと思いきや、立看板に有馬富士カンツリークラブの文字が・・・今見てたのは三田ゴルフクラブではなくて、有馬富士カンツリークラブだったのです。完全に道を間違えてました。

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プラタナス

2008-11-12 04:30:00 | 大阪にて
私が通う尼崎の職場とJR尼崎駅の間に我社との関連会社のビルがあります。丁度1年ぐらい前カラスの大群が集まってきて驚かされたビルです。

周囲にプラタナスの樹が植えられていて、夏はいい日陰が出来るので、沢山の車が暑い日差しを避けるように列をなしています。

       

今は葉も散ってしまい、でくの棒の如く突っ立っているだけですが、そのうちの1本に注目です。

       

植えられてどれ位の年月が経つのか判らないのですが、樹の幹がつっかい棒を食するように成長しています。
樹全体が太くなっているのではなくて、この部分だけが塊になっていて、しかも針金部分が錆びて、雨の影響か溶け出た錆が血のように見えたりして、おぞましい光景です。

       

思わず「美味しいか?」と問うてみたくなるような・・・

       

この樹はつっかい棒をつっかいしてやっていますね。

       

この樹は完全につっかい棒を喰ってしまっています。

尼崎のこの辺りの道は大きくカーブしている道が多いのですが、この一角はまっすぐな道なので新しく造った道だと思っていますが、こういう状態になるにはどれ位の年月が要するのか、知りたく思います。

それにもう一つの不思議が樹によってつっかい棒との相性が違うこと、全くつっかい棒に何も働きかけてない樹もあるのです。これは樹に気性があるのでしょうか。それなら樹性と言っても良いぐらいですね。

            

これも不思議に思っているのですが、等間隔に植えられているプラタナスが、数本間引かれてしまいました。これはつい最近のことです。

       

これからますます寒くなる一方のこの季節に、数本に若葉を茂らせた樹がありますが、プラタナスはこれからが若葉の芽を吹く頃なのでしょうか。

不思議なことの多いこの一角のプラタナスです。

       

このビルの近所、夏に紹介した百日紅の樹、今は花ではなくて、葉が赤く人の目に映えています。

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有馬富士

2008-11-11 04:20:00 | 大阪にて
三輪に通っていた頃から『有馬富士カンツリークラブ』という看板が目についていたので、有馬富士という山が近くにありそうで、見えないものかと思っていました。

三田ゴルフクラブに沿う県道から見えるこの山が、見た瞬間に有馬富士であることに気付いたのでした。

       

民家のナンテンに佇む有馬富士です。山よりもナンテンの赤が鮮やかで印象的です。未だ志手原の地域には来ていません。

       

志手原の地域に入って見える最初の有馬富士です。

       

有馬富士は高さ300m余り、古座の重畳山(かさねやま)とほぼ同じ高さですが、海から近い重畳山の方が高く見えるのは、既にこの志手原の地が高い台地にあることの証しでしょう。

       

この山は六甲山系に於いて、連山ではなく、ポツンと一つだけ浮かんでいるのです。私は志手原に行っているので、すべて東側から撮っています。最初の頃はやや南東側からのものになります。

       

柿の実が熟し、セイタカアワダチソウが群生しています。紅葉はありませんが、秋を感じられる写真です。

       

よく見ると、8合目辺りで剥げている部分があります。大きな岩なのでしょうか?

       

やはり富士山の型に似ているのでしょうね。

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志手原

2008-11-10 06:10:00 | 大阪にて
三輪地区での仕事を終えて、志手原というもっと北の方へ仕事に行っています。
ゴルフ場を超えて、更に北へと歩きますが、登った坂の高さ分は降りることなく、それなら帰りは下るだけなので、一安心です。

道路沿いに家はありますが、一目見た感じは田園風景です。
こんな風光明媚なところで仕事になるのか心配になってきます。

       

田んぼの中にポツンとあるの山ではなく、おそらく古墳だろうと思います。
古墳があるということは、古代からこの地域に人が住んでいたのですね。

       

のどかな田園風景は心が和みますが、一軒一軒の家が遠く離れているのには閉口してしまいます。

       

ところが交差点だけは、お寺、霊園、ゴルフ場、病院・・・色々な看板があり、一転して賑やかです。『かさや』という椎茸ランドは若い頃行った記憶があります。

       

こうして見ると紅葉している樹も此処其処に見られ、この地が平地などより寒い地であることが覗えます。

       

土蔵だと思いますが、窓に特徴があり、とてもユーモラスです。

       

森林公園やフラワーパークなどが彼方此方にあり、農業のほかに観光業も盛んな所です。

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お腹召しませ

2008-11-07 04:10:00 | 読書
このBlogを綴り始めた頃、今日と同じタイトルで浅田次郎の本を紹介しています。しかし当時この本は単行本であり価格も高かったので、『五郎治殿御始末』という文庫本を読んだのでした。

この本は『五郎治殿御始末』の続編なんですね。ここにきてこの『お腹召しませ』が文庫本で発行されたので、早速読んでみました。

解説含めて約300ページの中に6篇の短編が収められています。

この『お腹召しませ』という本のタイトルと同じ題名のお話が最初から登場します。

高津又兵衛という45歳になるさる藩の五十石取りの江戸詰めの武士が、入り婿の不始末から、嫁や娘から「お腹召しませ」と迫られる話です。

       

後、『大手三之御門与力様失踪事件之顛末』『安芸守様御難事』『女敵討』『江戸残念考』『御鷹狩』と続きます。

ここでは『女敵討』を紹介しておきましょう。「おんなかたきうち」ではありません。「めがたき」と読むようで・・・女の敵を討つ。

このストーリーに入る前に浅田次郎独特の前置きがあるのですが、気付いたことに現在の名前に無くなりつつある字があるそうで、それが『貞』という字、まぁ私たちの時代には王貞治や沢村貞子という先輩ががいるのですが、そういえば確かに若い人に『貞』という名の付く人は居なくなった感があります。
『貞』の字義は白川静博士の『字通』によれば、「鼎」の上に「卜」を置いた字だそうで、「とう、うらなう、ただす」「ただしい、さだまる、よい」総じて「神意にかなうほどの真実」という意味だそうです。

ストーリーはもちろん『貞』に関する展開です。『貞』に纏わる話といっても主人公奥州財部藩士・吉岡貞次郎の名前に『貞』が付いているからではありません。

桜田門外の変の後、江戸藩邸の警護に借り出されて2年半、何も起こらぬ情勢に何をするでもなく、早く帰藩が叶わないものかと考えているうちに、藩元から幼馴染の御目付役・稲川左近が江戸に上がってくる。

貞次郎は何か粗相でもあったかと自問するが思い当たる節もない。これは吉報、国元へ帰れるのではないかと思ってもみたが、左近の対応はそうでもなさそうであった。

とどのつまりが、藩元の妻が不貞を働いているというのである。
左近は「不義密通が公になれば自分が縄をかけねばならないが、そうなっては吉岡家は取り潰し、その前に貞次郎に妻を成敗し、女敵を討ち果たせ」と進言しに来たのだった。

しかし、貞次郎の方も江戸でおすみという妾に小さな店を持たせ、男子を一人もうけていた。それが貞次郎の妻が不貞を働いた原因ではないかという負い目になっていたのだが、お家大事とおすみに国元へ帰ることを告げる。

おすみの方も、私は子を産めない女房の代わりに腹を貸しただけなのではない、子供は自分が育ててみせると意地を見せる。

貞次郎と左近は策を練りながら国元へ急ぎ、貞次郎は早朝二人のいる自邸へ戻るのだが、さて妻を成敗し、女敵を討ち取れたのか・・・この後までは語れません。

ただ最後に浅田次郎氏独特の人情というか、巧みな配慮が楽しみですよ。

この『お腹召しませ』は単行本から文庫本化が早かったですね。
私が待ち続けている宮部みゆきの『ぼんくら』の続編、『日暮らし』はなかなか文庫本にはなりません。

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丸太池

2008-11-06 05:00:00 | 大阪にて
地図には三輪明神窯跡の前に丸太池という池が記載されているのですが、道を歩いていても池は見えません。

遠目に土手が築かれているのが確認できたので、その辺りだろうと思って、丁度細い道があったので行ってみました。

池の手前に丸太さんという家があったので、何か関係がある家なのかも知れませんので、尋ねようとしましたが留守でした。

       

あまりきれいとは言えない池ですが、ゴミが全く落ちてないので汚ならしくもありません。昔はここらあたりの農地を潤していたのでしょう。

       

土手を歩いて真ん中辺りまで来ると、普段歩く山道からは見えませんが、対面に農地や家があるのが見えます。
地図にはあの家は載ってない。どういう家なのでしょうか。農具を入れておく小屋なのかも知れません。

       

この池は溜め池なんですね。釣りをする可能性はあったとしても、ここで泳ごうとは思いません。
この絵は危ないことを感じさせる絵ではなくて、どうも船酔いしてしまっているような絵ですね。船酔いするから危ないんですか?

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三輪の丁目の無い地域

2008-11-05 05:50:00 | 大阪にて
三輪神社があったのは三輪3丁目ですが、三輪明神窯跡があったのは同じ三輪でも丁目がありません。
窯跡を左に見ながら、この坂道を上がっていくと70件余りの小さい集落があり、そこはKO君の持ち場だったのですが、病気休暇を取っているので、私にハチが回ってきました。

       

坂を上り詰めた所が三叉路になっていますが、左の道を行っても数件の家しかありません。

右の道を取ると民家が密集しているところがありますが、写真に写っているフェンスは三田グルフクラブというゴルフ場です。ゴルフ場は起伏がありますが、総じてなだらかですから、建ち並ぶ家も坂道に建っているわけではありません。

       

ここには沢山の碑が集められていますが、中には天保年間に建てられた物もあります。昔からこの地に住んでいた人がいるんですね。三輪神社の上にあたりますから納得はできます。

ゴルフ場の矢印が違う方を向いてると気付いた方もおられるかも知れませんが、フェンスの有る方は、ゴルフ場の裏に当たります。

       

無断立ち入り禁止のゴルフ場ですが、簡単に入ることが出来るようになっています。因みに私はゴルフをした事がありません。
ゴルフはブルジョアジーがするスポーツだという先入観を払拭することが出来ません。

       

枝道を歩いていると慰霊塔を見つけました。中に入ることが出来ないようになっていました。
忠魂碑というと何故こうも砲弾をイメージしたものを載台するのでしょう。

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三田の中心街

2008-11-04 05:10:00 | 大阪にて
11月になり、今年もあと2ヶ月、早いものですね。
1日・2日・3日と3連休でしたが、お正月と同じ休みでした。

JRで三田に来ていますが、尼崎駅から三田駅まで570円もかかります。ここから神戸電鉄に乗り換える人やバスに乗る人も居て、往復で2000円以上使う人もいて立替も楽ではありません。

写真はJRの三田駅、バスターミナルの上を歩道橋でループしています。

       

こちらは駅裏(北側)にあたり、私はこちらを通って三輪に行っています。正面と違って開発されておらず、だだっ広い空き地がありますが、これから何か建つのでしょうか。

       

駅の窓から北側を眺めた写真、左端に白い建物が見えますが、三輪小学校です。
この学校のフェンス越しにこんな記念樹が植えられていました。

            

戦後50年記念植樹と書かれていますから、1995年に植えられたのですね。13年経ってこれだけにしかならない、成長の遅い木です。
建てられた杭は下の方が朽ちてきています。

       

これは駅の対面に建つKIPPY MALL、キッピーの意味がよく解りません。小さいながら阪急百貨店が入っていますが、でもお客さんは少ない。

      

駅の東側、見えてる電車はJRではありません。
神戸電鉄です。こちらの皆さんは「しんてつ」と呼んでいます。

       

神戸電鉄の三田の駅です。遊歩道が出来る前は明るかったのでしょうが、ご覧の通り、薄暗い駅になってしまっています。

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