ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

竿修理

2010-08-24 05:00:00 | 田舎
昨日2週間ぶりに出勤、尼崎駅から歩いていると、もうこの地ではセミが鳴いていません。遠くで季節はずれを思わせるように1匹だけ鳴いていました。このセミはどうして今頃土の中から這い上がって鳴いていたのだろうと、大勢で大合唱の中で鳴くことのないセミを不憫に思ったりもします。

さて、先の折れてしまった新しい竿ですが、竿先が折れてしまったぐらいで捨ててしまうわけにはいきません。磯竿では何度も折ってしまった経験があります。


             

新しいカメラも慣れてきて、マクロ撮影も要領が解ってきました。

ガイドに糸が通ったままなのは、こうして持ち帰らないとガイドを失くしてしまうおそれがあるから、部屋まで持ち帰れば糸は不要になります。

修理の方法はこのトップガイドに詰まっている竿の先を抜くのですが、パイプの先ギリギリで折れているので、引っ張りようがありません。竿先が少しでも余った状態で折れておれば、パイプ部をライターであぶれば、接着剤が溶けてペンチで容易に引っ張ることが出来るのです。

こうなればパイプの中の竿先を焼くしか手はありません。竿はカーボンで出来ているので、炭素ですからライターで焼くことが出来るのです。

と、簡単に思っていたのですが、磯竿のような先の細いものは容易なのですが、やはり投げ竿だけあって太い、なかなか先まで焼けません。

             

それでも、なんとか縫い針で焦げた残骸を掻き抜いて、パイプの中を空にすることが出来ました。後は残っている方の竿先をパイプに嵌るまでナイフで少し削って、瞬間接着剤を塗り、パイプに差し込めば出来上がりです。

             

これで次回から、また使えるようになりました。

パイプが焼け焦げてしまいましたがね。


            gooリサーチモニターに登録!