山岳集落

　先週の山住峠越えのサイクリング。天竜二俣駅から水窪まで向かう道中船明ダム湖や国道152号線、秋葉ダム湖沿いの道を辿るだけでは面白くないな～と思う。
　地図を見ていたところ秋葉ダム湖の東側の集落が目にとまります。
　そういえば以前、自転車で走ったなと思い出しネットで調べると2013年12月30日に走っていました。「今年納めのサイクリング」記事を読み返したのですが、あまり印象に残っていなかったので、もう一度走ってみようと思いました。
　地図で確認した浜松市天竜区龍山の下平山、上平山の集落を経由しても山住峠は十分越えられると判断して行ってみました。
　浜松市天竜区のある北遠地域や南信地域は山上集落や急な山の斜面に集落が点在しています。
　今回行った下平山や上平山は塩の道（秋葉道）沿いの集落であり歴史もあるということもありますが、やはり集落の雰囲気がよく旅情があるということが一番でしょうか。
　ただ、集落へ続く道の勾配は急で自転車で登るのは大変ですので限界がありますが、雰囲気が良いこともあり立ち止まりたくなるところが多いので何とかなっています(笑)
　今回のサイクリングのルートに山岳集落を加えて良かったとおもった一方で耕作放棄された茶畑が前回走った時より増え、この風景を楽しめるのは、あと何年だろうとも思いました。（管理人）

　　秋葉湖畔の道から下平山の集落を目指し登ります
　　

　　山道を走り集落に入ると視界が開け気持ちがよく自転車を止めます
　　

　　山の中の集落ですので資材運搬はモノレール。ここに限らず当地ではよく見かけます
　　

　　道路沿いの家
　　

　　手入れされなくなった茶畑。こんな光景が年々増えています
　　

　　見事なシャクナゲが集落の歴史を感じさせます
　　

　　天竜川対岸の集落。左岸側だけではなく両岸に集落が点在します。写真の右側には滝があります。滝と集落が一緒に見られるところなんて全国を見渡しても早々に無いと思います
　　

　　見晴らしの良いとこでは自転車を止めお茶します
　　

　　道路沿いは流石に近代的な玉石積が多いですが、昔ながらの空積も残され風情があります
　　

　　下平山と上平山の中間にある谷。写真だけみるとただの渓流の写真ですが、自転車で集落を抜け等高線沿いに走って谷があって集落、不思議な感覚です
　　

　　
　　

　　一面の茶畑。この地域の独特の風景かと思います。手入れされた茶畑は奇麗ですね
　　

　　眼下に見える天竜川と国道152号線。ここからは一気に天竜川沿いへ下ります
　　

　　こんなルートでした。
　　


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