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テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



昨日の記事でとりあげたクララ・ロックモアをGoogleで検索していたら、素敵なサイト(まちがい音楽用語辞典)を見つけた。こういうところで、3年前にテルミンがここまできちんと説明されていたことに感心。いや、この時期だったからこそか。おふざけ的記述で始まるが、その内容は本格的でまじめである。おふざけとまじめのバランスが私好み。このくらい品よくふざけてみたい。クララのCDも紹介されている。
トップページ(ジュラシックページ)はこちら。

もう一つは以前ときわさんが発見したPTCテルミンのサイト「プレイテルミン.com」のフォーラムに各種インタビューが掲載(Keyboard magazine 1994年8月号からの転載)されており、そのなかにはクララへのインタビューも載っている。テルミンさんほかへのインタビューなども、未読の方は必見。


PTC thereminに関するBlog記事
・第一発見者(!?ときわさんの記事
おまけ

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極秘緊急情報

テルミン大学の定員まで、まだごくわずかの余裕があるという。「募集要項
躊躇している方は是非お早めに。一刻を争う状況らしい。ほんとにもうタッチの差で入学できるかどうかというところになっているようだ。

佐藤教授はなんと、ドキュメンタリー映画「MOOG」の上映会場で毎週火曜日にテルミン演奏されることも決まっている。多忙なのだ。
私も「MOOGの映画、見に行こうかどうしようか」などと考えている場合ではなくなった。

しかし、教授の演奏の部分は小さく書いてあって虫眼鏡でも取り出したくなる。

映画MOOGのサイト(上記リンク先)の3/31の後に
“毎週火曜日はMOOGテルミンの日!!”
テルミン奏者 佐藤沙恵さんによるMOOGテルミン50周年記念モデルの演奏
(佐藤沙恵HP「テルミン大学」:http://www.geocities.jp/ss_postoffice/)とある。

関連記事

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The Art Of The Theremin
Joseph Achron, Manuel de Falla, Alexander Konstantinovich Glazunov, Sergey Rachmaninov, Maurice Ravel, Camille Saint-Saens, Igor Stravinsky, Pyotr Il`yich Tchaikovsky, Henryk Wieniawski, Nadia Reisenberg
Delos

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昨夜の睡眠学習(昨日からつづく)は久しぶりに引っ張り出したクララ・ロックモアの「アートオブテルミン」(アマゾンでは現在日本版は品切れでUS版のみ在庫の模様・・・日本版には)竹内正実氏の解説があり、ジャケットもクララの演奏姿が使用されている)。

3曲目の白鳥から意識ナシ。それでも、薄れ行く意識のなかで弱音部の表現力の巧みさ、芸術性に打ちのめされた(そのまま朝まで気絶)。以前聞いていたときはそれほどとは感じていなかった。しかし、今回聞きなおしてみて、クララさんは、どんなに小さな音を出していても、その1音のなかに繊細なコントロール、感情表現を込めていることに感心した。
バイオリン的なビブラートは、これこそテルミン演奏の標準と勘違いしてはヤケドする危うさがあるかもしれないが、このマエストロの演奏を聞いて、感ずるもののないテルミン弾きはいまい。私にはこの演奏の真似はできないし、しないが、こういう風に、聞く者になにかを感じさせられるような演奏をしてみたい。
これだけのことを学べるのだから、やはり睡眠学習効果あり!!(無理やり)

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訪れざりし未来~Compositions for theremin
竹内正実
インディペンデントレーベル

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フランスベッド製のスピーカー入り低反発マクラをいただいたので、金、土、日と使ってみた。
金、土はJAZZのCDを聞いた。シンバルの音がタンバリンの鐘の音のように聞こえ、ウッドベースは三味線の音のように聞こえるが、中音部はまずまず。
日曜は上にリンクを載せた、竹内正実氏のCD「訪れざりし未来」を聞いてみた。ふだん聞いているのとちょっと違った感覚で、ヘッドホンに近いけれども、頭の中で鳴っているわけではないので、不思議な気分である。
最後のボーナストラックのマトリョミンのところが遠くで鳴っている感じなので、うまくいくと睡眠導入にぴったり。

いつも聞いていれば、「聞くだけでテルミン上達!」というテルミン睡眠学習ができそうだ。(できない、できない。)


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日本のテルミン関係定期刊行物(紙媒体)は私の知る限り、2つあり、私は両誌の読者である。

(発刊開始順)
1.フレンズオブテルミン・隔月刊会報「エーテルタイムス」
2.竹内テルミン研究院・月刊院報「テルミニク」

1.は会費(年2,000円)を払って会員に、2.は院費(年1,920円)を払って院生になると送付されてくる。
1.の特徴はライブレポートや読譜講座その他バラエティに富んだ内容。ときには漫画も。2.は研究院というだけあって、まさに研究論文的読み物もあるが、伴奏音源紹介や、楽器の調整法など演奏する人にとってすぐに役に立つ具体的情報がびっしり記載されている。

 これだけWEBの世界が発展して、気軽に情報を得られる環境になったが、それでも紙媒体のありがたさはNETの世界とまた違った重みがある。

 まずは情報発信側の姿勢、あるいは気持ち、の違いである。同じ内容のことを伝えるとしても紙媒体の場合は垂れ流しのWEB情報(自省をこめて)と違い、書き手のほうの集中度が違う。多くの場合、推敲、校正を重ね、時間をかけて表現される。
 また、受け手としても、それだけ重みのある情報だけに、保存、保管にも気を使い、また情報の再利用も場合によってはしやすい面がある。
 
 1月からフレンズオブテルミンの新年度が始まる(いつもの8月から大幅に伸びた)。
地方の方などは3大都市などで行われている会のイベント参加は難しいことが多いかもしれないが、年間2,000円程度というのは上記のような理由で安いものだと私は感じている。
 情報の出し手から見れば、手間賃にもなっていないのではないか。

 先般のロシア演奏旅行の記事も2誌でそれぞれ別々の方が書いておられるが、それぞれに感じたことを織り交ぜつつ、補完的にレポートされており、どちらも「うん、うん」とうなずきながら読ませていただいた。

「テルミン好きのみなさん、紙媒体も大事にして、なくならないようにしましょう。」

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我が家に棲息するジョシコーセーなる生き物が、しばしば「テルミンハゲ!」と言って私を罵倒する(手がつけられないほどグレたりしているわけではない・結構仲良し)。とんでもない暴言だ。実にケシカラン。

が、私はハゲているのではなく、「額が広いだけだ」と、取り繕うのにも限界があり、最近はただ「ハゲ」といわれるより「テルミンハゲ」の方がまだいいか、などと一人悦に入ったりしている。発言者はそんなつもりで言ってるわけではないが、なんか光栄(テルミン博士には失礼で申し訳無い。かつ、お人よしすぎる感じ方。)。

昨日のBlogに画像を出したポスターを見て、「スゴーイ!・・・・・・ハゲが」と頭部のみに感心している我が家のテルミン無関心家族の心無い発言と、ときわさんのありがたいBlog記事にインスパイアされて、こんなことを書いてしまった。もっと書いていて気持ちのいいことをインスパイアされたいものだ。

テルミンさんの弟子の弟子の弟子(=ひ孫弟子…おまえなぞまだデシとは言えん…かも)の末席より

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NEWS:テルミン大学佐藤教授によるテルミン教室が1月30日より遂に開講。

詳細はこちら

・日曜日の夕刻以降なので、平日忙しい方でも大丈夫。これは貴重。
・佐藤教授の演奏は癖の無い正統派で、音楽性も豊か。私もいつも「うっとり」
聞かせてもらっている。どのような方でも優しく教えてもらえるはず
(教授のときだけ人格が変わったりしなければ)。


テルミンを独習で弾きこなすようになられた方もたくさんいらっしゃるし、
素晴らしい教則本もある。しかし、演奏方法などに疑問が湧いてきたときなど、
回りにテルミンやってるヒトなどいないのが普通なので、レッスンを受けられるのは大変貴重。
私も楽器(イーサウェーブ・テルミン)を購入する前にまず、レッスンを受けてみて、
「これはやっぱり面白いし、なんとかなるかもしれない」という感触をもったことから
今に至っている。その後レッスン受けるのは中断し、しばらく間をおいて再開した
わけだが、先生の指摘、アドバイスを受けられること、また他の生徒さんのレッスンを見学できることの恩恵は計り知れない。
参考1)、(参考2

佐藤教授のテルミン大学、大推薦である。


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1. 人前でも極度の緊張なく弾けるように訓練する
2. 繊細にやさしく弾けるようにする
3. ピッチの正確さの追求
4. 1.に関連して、人前での演奏機会を増やす
5. 4.に関連して、生伴奏者を探す

やや欲張り。


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「10大」と思ったら意外にネタがなく、7大ニュ~スに変更(やや中途半端で情けなし)

1.ロシア演奏旅行に参加。(9月末~10月上旬の9日間。テルミンさんゆかりの地も訪問)

2.テルミンについてのBlog開始。(自己顕示欲の発露、つながりの輪も少し拡大。)

3.竹内師匠のレッスンを丸1年継続。(6クール終了したので、1.5年の継続。)

4.大胆にも自ら演奏売り込み。 (商業施設に対し、「演奏させろ」と初めてデモ用のMD、CD作成。誇大広告気味のプロフィールに写真まで付けて送りつける。家族には「どこに行こうとしているのか?」と訝しがられる。さもありなん。厚顔無恥。)

5.練習開始2.5年目にして初めて(レッスン除く)、知らない人の前で演奏。(竹内クラス練習発表会、ロシア・モスクワ音楽院ホールなど、映画上映会でのデモ)

6.マトリョミンオーナーになる。(7月初)

7.中学ブラスバンド以来の合奏を経験。(クラリネットとテルミン、マトリョミン・アンサンブル)

今年の練習曲
・竹内クラスにて
①白鳥(サン・サーンス)、②私のお父さん(プッチーニ)、③夢の後に(フォーレ)、④少年時代(井上陽水)、⑤ラルゴ(ヘンデル)  <うん?たったこんだけだったか?※>
・自分で
①涙そうそう、②モスクワ郊外の夕べ ほかにもいろいろ弾き飛ばしはした。

以上、今年を事実で振り返って1年の締めくくりとする。

ロシア旅行に同行を決意したころから今年の後半は、いろいろと大きな動きがあった。8月に始めたBlogもそこそこ記事が書きたまり、お読みいただいている方々による書き込み、トラックバックにより、さらに内容が補完され、充実しているのは、ありがたいことである。

(ここから丁寧語)この場をお借りして厚くお礼申し上げますとともに、来年も引続きご愛顧いただきますことをお願いして、年末の挨拶に代えさせていただきます(うーん、サラリーマンらしくていいねー。)。

では、皆様、良いお年を。(明日31日早朝より帰省のため、当Blogは新年4日かそこいらまでお休み。)

※・・・これらの曲に加えて、「タイスの瞑想曲」もこの年のレッスン曲だったかもしれない(未完成に終っており、記憶もあいまい・・・いつか仕上げたい。2005.1.11追記)

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哀愁  


18日のテルミンの体験コーナーで、「望郷のバラードという曲がテルミンにぴったりだ」、と勧めてくださる方がいらっしゃった。まだ聞いていないが、早く聞いてみたい。

その方がそう思われた理由はテルミンの音色にあったようだ、ご年配の方であったが、電子回路や音波についての知識なども豊富な方で、「テルミンという楽器は(素直な音をだしているが、)倍音や高調波などを加えて音色加工はしないものなのか」というようなご質問もいただいた。その方は、映画「テルミン」の中で演奏される真空管テルミンや生演奏のイーサウェーブを聞かれて、「実にもの悲しいこの音色がぴったり合う曲だと思うので、是非テルミンで演奏を試みて欲しい。」ということであった。

さて、私がJAZZを好む所以はその騒々しさにあるのではなく、JAZZが根源的に持つ「哀愁」に魅かれるからである。哀愁は辞書をみると「もの悲しさ」とあり、同意である。私がテルミンに一所懸命な理由の一つに、音色の「もの悲しさ」があるのだな、と認識させられた。

JAZZの次にはまりかけたピアソラの音楽は哀愁出しまくり。聞き続けるとちょっと食傷気味になることもあるが、今でもたまに取り出しては聞いている。テルミンでは演奏困難な曲ばかりだと思っていたが、テルミンのレッスンで最近、リベルタンゴを練習したクラスメイトがおられ、感心しているところである。

脱線気味の話になってきたが、「もの悲しさ・哀愁」についてである。・・・キューバ音楽もしかりで、私が好む音楽には少なくとも隠し味としての「哀愁」が必要なのだ、と再確認した次第。
ところでモーツァルトには哀愁を帯びた曲というのがあるのだろうか、と思っていたが、「・・・曲想も天使的(長調がほとんど)でありながら、ほのかに哀愁を伴った悲しさが含まれており、・・・」との記述を見たりして(ウィキペディア)、ちゃんと聞いてみなければ、と反省する。

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