金魚cafe

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超高速参勤交代2回目

2014-06-29 21:44:39 | 佐々木蔵之介さん
同じ映画を2回見るのは少年H以来です。

久門教官がステキだったのでまた観に行ったわけで。
(なぜ岳は観に行かなかったのか?)

見どころはもちろん殿(内藤政醇サマ)ですが湯長谷藩の藩士の方々が魅力満載。

明朗快活、殿のためなら命も惜しまず、学問、武芸に励み真の侍たち。

特にご家老の相馬様、貧乏も良いではねえかとのんびりした殿にヤキモキし、いざ参勤交代では金はなくとも知恵があろうと殿からの無理難題を大河の軍師顔負けの秘策、奇策を思いついて難を乗り越えていきます。

特に野宿のシーンで西村さんの怪演には爆笑が起こっていました。

何故こんなに面白かったかといいますと、痛快娯楽時代劇らしく悪役は徹底的な悪~~い人で対する正義の味方と非常にわかりやす~い映画だったと思います。

松平信祝役の陣内さんが中途半端な悪ではなくて良かったですね~。

なんか信祝サマ権力あるけどお友達いないでしょう?って感じの人だったんですよ。

対する内藤政醇サマはきっとお江戸でも他の藩の殿さまたちからも好かれていてそれでやきもち焼いた信祝サマが湯長谷藩が私服を肥やしているなんて言いがかりをつけて無理難題を押し付けたんじゃないのと思っちゃいました。

他にもこっそり私服を肥やしてる藩なんかいっぱいありそうなのですから~。

それと出番は少なかったですが上様役の猿之助さんの存在感ありで猿之助さんって華奢な方なのですが、実在の暴れん坊将軍(吉宗サマ)は江戸時代の人としてはかなりガタイのいい方でそこを表現するためにお着物の中にいっぱい着込んで貫録を出されたのだろうなあと思いました。

猿之助さんの綺麗な所作とたたずまいだけでスクリーンの空気が変わったような感じがいたしました。

殿と上様の対面のシーンがあるのですがそこは息ぴったりで一枚の絵のようでした。

とまだまだ見どころはございまして、まだ前売り券ありますので(どんだけ買ったんだ?)観てきます。