金魚cafe

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松竹座スーパー歌舞伎空ヲ刻ム者千秋楽三幕目(2)

2014-04-24 22:54:21 | 佐々木蔵之介さん
三幕目の感想が日にちをまたいで書くことになってしまいました。

もっとうまくまとめられたらいいのですがあれもこれもと思い出すとえ~~い全部書いてしまえ~~と。

約束の期限までに仏像ができなければ双葉さんの命はない。

鳴子さんも心配して駆けつけます。

双葉さんと連れて仏像を取りに来た一馬。

出来上がった仏像は~~と仏像が安置されてる厨子でいいんでしょうか?

パッと開けると紙吹雪いや彫って彫ってとうとう空っぽの状態。
紙吹雪は千秋楽は多めだったような最後だからサービス??

「仏は鏡だ~拝むものを写す鏡なのだ~。」と空っぽの厨子、自分は空っぽだったのかとそこで自分は間違っていたと目が覚める一馬。

時子さんに逆らいクーデターを止めさせようとしますが兵に囲まれ火を放たれてピ~ンチ。

そこに現れたのが九龍さんの魂が宿った不動明王。

仏様のご加護で時子さんたちを倒し、双葉さんを助けてクーデターを止めに朱雀門へ普通だともう間に合わない。

そこで不動明王のお力を借りて空を飛んで行くことに。

観ている私、いや観客の皆様これを楽しみに観に来られてるんではなかったでしょうか。

千秋楽はいつもより長く飛んでくれたような。
私が観た中で今日の一馬が一番素敵に飛んでいました。^^
今日の景色が一番最高だといってくれたので客席は盛り上がて飛んでるお二人に手を振っていました。もちろん私も振ってました。^^

そして朱雀門。

長邦さまが兵をあげる瞬間を今か今かと待っているときに飛んできた十和と一馬。

駆け付けた盗賊の仲間たちと阻止しようと戦うのですが。

ここの演出が歌舞伎らしいなあと思いました。

殺陣のシーン鳴り物に合わせてピタッと見栄を切る。

猿弥さんの動きのキレの良さ。

猿之助さんの舞うような殺陣。

戸板に乗ってパタンと倒れる、大丈夫なのと毎回ハラハラしながら観てました。

戸板が倒れると同じタイミングで花道で十和、一馬もピタッと決めなくちゃいけない。

このピタッと決まった時のカッコよさが歌舞伎のカッコよさなのかと。

朱雀門の楼閣に刀をポ~ンと投げてキャッチするのですが千秋楽が一番カッコよくキャッチされました。

そして戸板をトントンと駆け上がっていく猿之助さん、これも毎回ハラハラいたしました。

毎日これをやってるってすごいですね~。

そして長邦さまを倒して大団円。


カーテンコールはスタンディングオペで拍手、拍手。

そしてみなさん登場されます。

千秋楽が大盛況だったからでしょうか登場されるときの晴れやかなお顔。

そしていったん幕が下りて二度目のカーテンコール。

今度は出演者だけでなくスタッフの方々も登場され猿之助さんが一人、一人握手されました。

そして蔵之介さんは花道から登場され猿之助さんとがっちり握手してハグ。^^

ここまで怪我もなくよく無事でという気持ちと浅野さんと福士さんは現代劇のまま演じてらしたけれど、蔵之介さんは歌舞伎の演技も要求されたし、毎日飛ばなくちゃいけないし殺陣も覚えなくちゃいけない大変だったろうなあと。

プロだから当たり前といわれればそうなのですが、それでもやっぱりスゴイ!!また観たい!!と思いました。

またやってくれるんじゃないかなあという感じはするのですがどうなるのでしょうね。

白塗り、ゴージャスな衣装があんなに似合うのですから次もありそうですよね。^^

猿之助さんもそのつもりで蔵之介さんのハードル高くしたんじゃないでしょうか。


日にちが経っているのでかなり抜けてる部分がありますが、ここまで長くなるとは思いませんでした。

こんなつたない文章長いことお付き合いさせてしまってすいません。

蔵之介さんが再始動するまでちょっと寂しい時間過ごすことになります。

蔵之介さんにはゆっくり休んでほしいなと思っております。