2回目の観劇です。
今日は3階席から観ました。
舞台がはるか下に見えてオペラグラスを持っていきましたが見えるかしらとちょっと不安。
でもそんな不安は口上でみなさん勢揃いでされたのを見て払しょくされました。
初日は前でほぼセンターだったので皆さんのお顔がよく見えました。
3階席はお顔はよく見えませんが舞台全体が非常によく見えます。
口上のあとみなさんそのまま後方へすっと下がって行きます。
その様子がとてもよく見えました。
場面の回転、セリから上がったり降りたりするところ、次の登場にそなえ舞台そでで待機しているところ、なんといっても宙乗りがよく見えるところと楽しみがいっぱいありました。
前回は一馬こと蔵之介さんの顔ばかり見ていたのですが今回はじっくり観れました。
一幕目は一馬は民を救いたい、十和は仏師になりたい。
民を救うにはどのようにすればいいのか?仏師になりどのような仏像を彫りたいのかと夢を語り合い悩む若い2人。
2幕目はその夢をかなえようと悩み、壁にぶつかりそれでも答えは出ない。
3幕目はその答えが出たのか出ないのかとテンポよく進みます。
鳴子役の浅野さんは時代、時間を超越して話を進めていくという大事な美味しい役、猿之助さんは浅野さんに自由に動いてもらってるのかと思えるほど客席、澤瀉屋のみなさんとの掛け合いも面白かったです。
もう一人福士誠治さんが澤瀉屋のみなさんのなかにはいってもごく自然でこの方こんな俳優さんだったのかと驚きもありました。
そして魅力的な女形のお3人、女盗賊双葉笑也さん、貴族長邦の妻春猿さん、十和の母あやめ笑三郎さん。
凛々しい双葉さんも恰好いいですし、春猿さんの時子さんが演じてて楽しそうだなあと。
舞台がとても華やかになります。
そして十和の師となる右近さん登場すると大きな拍手がおこります。
3幕目の宙乗りを3階席から見ると猿之助さんは気持ちよさそうに、蔵之介さんは最初ちょっと恐々猿之助さんと手をつないだときホッとしたような表情をしたのが見えました。
千秋楽では余裕持って飛んでくれるでしょうか。^^
初日にお酒を買い損ねたので買いました。^^