昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

古都アヌラーダプラに向かう⑬

2012-08-13 | 海外旅行
あまり聞きなれない名前の観光地で訳が判らなくなりそうです。

概念図をアップします。

コロンボに着き、ニゴンボのホテルでルピーと両替、ボロンナルワで岩に彫られた巨大石仏(世界遺産)、ダンブッラで石窟の中の黄金石仏寺院、そしてこれから向かうアヌラーダプラは仏教が最初に伝わった寺院の観光でした。



石窟寺院ダンブッラから、次に、インドから仏教が初めて入ってきたアヌラーダブラの街に向かう。

途中緑豊かな草原を走ると思いきや、ここは水田にもなる草原である。

二毛作、三毛作もある田圃は、いつも稲が茂るとは限らない。




こちらは耕作されている畑が見えてきた。何の作付けだろうか。





いろいろな牛が放牧されているが、ここもやがて田になる。気候に恵まれた農作物の国である。




 釈迦の開いた仏教は、紀元前3世紀に、ここアヌラーダプタラの地にある既存の都にやってきたという。

もともとは紀元前5世紀に建設されていたと言う。

インドを統一したマウリヤ朝の王アショーカの息子ヒマンダが、仏教を伝えるためにインドからやってきたと言う。


アヌーラダプラの街の風景である。子どもが笑顔で迎えてくれる。横断歩道の標識も、徐行の黄色い線もある。





最初に仏教がやってきて僧が修業をした岩山がある。建物の中には、いろいろな遺跡が保存されていた。




この石板は6-8世紀ごろのものだが、KING'S FAMILYとある。王様の一家だろう。





壁には釈迦の一生の生活が、絵になって説かれている。





この岩山で多くの僧が修行を積んだ。その時の仏足石である。

釈迦が亡くなって2-3百年は仏像がなく、釈迦の足跡が具体的な信仰の対象になったそうだ。

奈良薬師寺とかにもある。




柵に囲まれた中には、釈迦の涅槃像が見られます。






岩山の頂上に出ると、周囲の視界もさりながら、寺院の境内の中に大きなプールがある。緑の中で浄土を再現している。






寺院の受付の門が見える。参拝者はここで裸足になる。 履き物の管理は大変手際がよろしい。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2012-08-13 05:19:04
二毛作や三毛作が出来るんですか
土地が豊かなんですね
緑に囲まれた寺院の雰囲気もいいですね
アガリさんおはよー (tetu)
2012-08-13 05:31:48
 セイロン島は、北の方に大きな山があるだけで、総体に平面が多いそうです。豊かな国と言えるかもしれません。だから、皆さん平和で欲張りもせず。がつがつしていないと聞きました。必要以上の欲がないと言うか、もしかして釈迦の教えかも知れませんね。
 スリランカのスリは輝くと言う意味とか聞きましたランカはランドのようです。

コメントを投稿