機会があって、福井県の若狭国に「お水送りの神社」を訪ねた。
奈良二月堂のお水取りの行事が3/12に始まります。東大寺二月堂の「若狭井」に湧き出す水は3/2未明にこの地から送られます。
若狭姫神社とその上流にある若狭彦神社、この両者を総称して遠敷(おにゅう)明神とも呼ばれていますが、
それぞれが若狭の国一の宮になります。
若狭姫神社の社叢には巨大な千年杉があります。
絵馬に何か特徴のあるものでも、と思って覗いて見ましたが、干支の絵馬ばかりでした。
民俗学者の柳田国男氏の参拝した時の文章が残っています。(玉=若狭ひすい:若狭めのう)
若狭彦と若狭姫が、この地に今もなお宿っておられることがいいことだ。幾久しくとでも。
境内に川上に鎮座する上宮(若狭彦神社)と、その奥の鵜の瀬にある「お水送りの神社」の遥拝所がある。
1.5㎞上流の上宮の若狭彦神社です。
参道の途中にある夫婦杉です。2本が1本に結合したと言う。杉は神聖な樹木として、尊崇を集めます。
この地、遠敷の地には、古事記の神話の世界からの由緒がある。
鬱蒼と茂った神域の中に、本殿前には、神の降臨する憑代(よりしろ)の空間がある。
奈良二月堂のお水取りの行事が3/12に始まります。東大寺二月堂の「若狭井」に湧き出す水は3/2未明にこの地から送られます。
若狭姫神社とその上流にある若狭彦神社、この両者を総称して遠敷(おにゅう)明神とも呼ばれていますが、
それぞれが若狭の国一の宮になります。
若狭姫神社の社叢には巨大な千年杉があります。
絵馬に何か特徴のあるものでも、と思って覗いて見ましたが、干支の絵馬ばかりでした。
民俗学者の柳田国男氏の参拝した時の文章が残っています。(玉=若狭ひすい:若狭めのう)
若狭彦と若狭姫が、この地に今もなお宿っておられることがいいことだ。幾久しくとでも。
境内に川上に鎮座する上宮(若狭彦神社)と、その奥の鵜の瀬にある「お水送りの神社」の遥拝所がある。
1.5㎞上流の上宮の若狭彦神社です。
参道の途中にある夫婦杉です。2本が1本に結合したと言う。杉は神聖な樹木として、尊崇を集めます。
この地、遠敷の地には、古事記の神話の世界からの由緒がある。
鬱蒼と茂った神域の中に、本殿前には、神の降臨する憑代(よりしろ)の空間がある。
深い森の中に若狭彦と若狭姫の神社があるんですか
神秘的で良いなぁ
若狭湾もこの辺りまで来ると、山は原生林が多いですね。奈良よりも古い文化圏だったそうです。それがそのまま残っているのかも知れませんが、林の中に入ると、森の気を感じますよ。
「日本列島縦断歩く旅」でひょっとしたら訪れているかもと調べてみたら、小浜駅から久須夜ヶ岳に向かったので残念ながら訪れていませんでした。
現在の鯖街道の入口はもう少し東の方から南へ向かう道が一般的になっています。