昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

若狭神宮寺(お水送りの寺)

2013-03-22 | 歴史・文化遺産
若狭彦神社から川を遡って1-2㎞、国宝を持つ神宮寺の北門(仁王門)に着いた。
ここを抜けて本堂までは2-300mのよく整備された参道を行きます。



和銅七年(714)神仏両道の寺としての創建と言う。




若狭神宮寺の入口の門である。




明治の廃仏毀釈の波がここにも押し寄せ、巨大な伽藍配置は衰退し、
この本堂をメインとする建物など数棟を残す。




十一面観音と薬師如来が鎮座する。

左:香水を奈良二月堂まで送る鵜の瀬の明神の名もある。 若狭彦と姫の名も見える。
右:境内には茶室も用意されている。和尚の客への心遣いか。
 



本堂の前の庭の端には護摩の井桁が見えます。3月2日のお水送りの行事の賑わいが目に浮かびます。





護摩の井桁の背後に、小屋掛けをした井戸があった。



左の竹の簀がある所が源泉である。ここの水こそは、東大寺の二月堂のお水取りに使う湧き水である。
  



東大寺のお水取りの行事と似た「だったん」などの行事表が見える。3/2のお水送りの行事である。


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2 コメント

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2013-03-23 05:13:28
山の中にひっそりとあるお寺かと思ったら
重要な役割を担っているんですね
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アガリさんおはよー (tetu)
2013-03-23 11:49:55
 若狭の国道から少し山中に入る山の中にあります。江戸時代には鯖街道として人の往来があったようですが、今は、朽木谷の方へと移ってしまって、ほとんどがこの谷に入って来る人はいません。
 由緒深い神社ですね。飛鳥時代よりも昔かも知れません。
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