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昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

神武天皇御陵

2008-01-05 | 歴史・文化遺産
 今時?、神武天皇でしたね。
 古事記・日本書紀の神話の世界を読み直していると、ギリシャローマ神話もたじたじの物語が展開します。

 神武天皇は、初代の天皇として位置づけられ、戦前は歴代天皇を暗誦したものでした。
 曰く「神武・綏靖・安寧・懿徳・孝昭・孝安・・・」(ジンムスイゼイアンネイイトクコウショウコウアン・・)
 
 大和三山の一つ畝傍山(うねびやま)の麓にこれら4代に亘る天皇御陵が比定されました。

初代神武天皇御陵です。





古事記に出てくる「ウネビの南で即位」したのがここだと、明治の初期に整備されたものです。大きくて立派なものです。







左:神武天皇畝傍山東北陵(うねびのやまのうしとらのみささぎ)
右:陵墓監区事務所があり、奈良県内の陵印(30箇所)のすべてが戴けます。







第2代天皇、綏靖(すいぜい)天皇御陵です。




ここが古墳であったかどうかは別として、塚のようなものがあったらしい。





綏靖天皇桃花鳥田丘上陵(スイゼイ天皇つきたのおかのえのみささぎ)
桃花鳥は「つき」と読みます。





左:参道の玉砂利の道には頭上から落ちてきた椎の実が一面でした。
右:ふと見れば、カラスウリがぶら下がっていました。





第3代天皇、安寧天皇御陵は畝傍山の南西の麓の道路沿いでした。
「畝傍山西南御陰井上陵」(ウネビヤマひつじさるのみほどのいのえのみささぎ)




ここも古墳のようには見えません。明治の初期に作られ完成を見たものです。






第4代懿徳(いとく)天皇御陵も道路沿いにあります。
「畝傍山南繊沙渓上陵」(ウネビヤマのみなみのまなごのたにのえのみささぎ)





御陵の背景には畝傍山(199m)の山腹には冬の樹木が茶色になっています。




御陵に繁茂する茂みで見つけたサザンカで、ほっとした気分になりました。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2008-01-06 05:30:39
これが神武天皇陵ですか
意外とひっそりとしているんですね
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椎の実!カラス瓜! (tkhs)
2008-01-06 09:31:15
椎の実を炒って食べた事があるます、カラス瓜は運動会の時に足に塗って走った思い出があります効果のほどはわかりませんが!
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アガリさんへ (tetu)
2008-01-06 11:55:24
 年末に急に思い立って行った写真です。

 神武天皇をお祀りしているのは、御陵ではなくて、橿原神宮で、畝傍山の麓深く、広大な境内を持つ敷地にあります。
 戦時中は境内敷地の整備に、全国各地から勤労奉仕で多くの人が参加していました。

 こちらはお正月の初詣の人出は30万人と言われます。
 この時だけは奥まで入って行く人で御陵も賑わいが出ると思います。
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tkhsさんへ (tetu)
2008-01-06 12:03:45
椎の実はどこか懐かしいですね。子どもの頃集めてきて、お八つになっていましたか。

 木の実はカロリーが高くて、山で冬眠するものにとっては絶好の食料でしょうね。


 カラスウリですが、足に塗る話は初めて聞きました。この真っ赤に熟れるのを見ると、幸せな気分になるのが不思議です。

 縄文時代を思い出しているDNAかも。

 
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