新聞に、夏椿が公園で咲いているというので、さっそく有馬富士公園に出かけました。
アジサイなどの仲間のノリウツギが咲いていた。野性味のあるカナブンですね。
純白の大きな萼花は、眩しいくらいです。
アベリアの紅色です。白よりも目を惹きつける。
和名はコツクバネウツギ(紅)普通は白が多いですが、公園で植栽されたか…。
さて今回の目的であったナツツバキ(夏椿)、わが国では沙羅の木ですが、インドでの原種のサラの木は、ラワン材の一つです。
祇園精舎の鐘の声・諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色・盛者必衰の理をあらわす。
驕れるものも久しからず・ただ春の夜の夢の如し
とか…。
この広い公園で、その群生を探すというと、現地の係員が毒蛇マムシが時々出没するあたりだと言って、お勧めではなかった。
公園の中で、入口近くの2本のサラが花開いていた。その花で満足しようと思った。
沙羅の花は、嫋々とした花弁を持ち、白が優雅な雰囲気を示す。まさに夏に咲く椿ですね。
この花弁の皺が、ますます華やかさを示すようです。 カナブンが頭を突っ込む。
蟻が覗いている。
右には昨年の花の萼が見えている。
まるで先の鋭い銛のように天を衝く。これって痛い錐の先ですね。 蕾は真ん丸ですね。
花芯だけ見れば、これは椿ですね。
樹高は7-8mはある。上から下まで適当に花がつく。
根元に落ちる花弁は、ヤブ椿の花のように、花弁がばらばらにならずに、落下する。
公園にあった 斑入りのアベリアは紅色の花です。
捩じ花が、まさにねじれて花開く。 らせん階段です。
最後から2番めの写真のアベリアの花も良いなぁ
最近は、お寺でもよく見かけますが、釈迦入滅の時の、サラの木が夏椿といわれるものでした。
インドでのサラの木は、建築材になるほどの木材です。
赤のアベリア(コツクバネウツギ)もあまり見かけませんね。きれいですが…。
久しぶりにコメントをいただき、こうして
訪問もかないました。ほんとうにご無沙汰
しておりました。
季節は梅雨。とはいえ、そちらでは
連日猛暑でしょうか。
旅に病んで、夢は枯野を駆け巡らないように、少しは動きを縮小していますが、これからもよろしく…。