昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

マダガスカル05

2005-12-20 | 海外旅行
 ムロンダバの郊外にバオバブの森を訪ねる。
 その異様な樹形と巨大さは「おお!」と声が出そうになった。
 フランスの小説家サン・テグジュベリがいみじくも名付けた「悪魔の木」を眼の当たりにする。彼自身はマダかスカルには来ていないようで、彼はアフリカで見たらしい。

冬のない国では住まいもすぐに建つ。しかも入母屋造りである。
 柱、壁等木材はマングローブの木である。壁土は国全体が赤土で覆われているので不自由しない筈。ワンルームである。屋根は萱はないがガマの穂がたくさんあったので、これらの草葺きであろう。
 裏庭にバオバブがあるなんでいいじゃない?

 観光客は必ず案内するようなのが、このバオバブの木である。特に大きいのだろう。

 左:客が車で訪れるので、現地の人が店を出していた。傍に寄ってくる若者を、ふと見ると腕にシファカの子どもを連れていた。
 右:幹の大きさを知るために、傍に立ってみた。レンガが積んである左の方で、レンガの後ろの方から、上半身を出して両手を挙げているのがお判りでしょうか。
 
 マイクロバスは暫く走って、通称バオバブの森の中央にやって来た。伐採する事を禁止されたバオバブは、足元が焼畑から田圃へと変身する中で、電信柱のようになって空に突き出ている。今は雨季の初めで、緑の葉が茂っている。
 先年、この田圃の為か、バオバブが根腐れしたのか、最大の木が数百年の命を落としたという。
 ウシが草を食み長閑な田園風景である。牛飼いが世話をし、よく見ればシラサギがいる。

 道路を自転車の若者が通り過ぎていった。

 これがよく言われる「バオバブ並木」。上手く道路をつけたもんだ。
 北大のポプラ並木をイメージしていた。しかしこれは天然の並木であった。こうなるまでには2~300年はかかっているという。
 自転車の男が木陰に涼を求めて休んでいる。




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