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昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

大和ミュージアム3(大和の航跡)

2008-08-14 | 歴史・文化遺産
戦艦大和は2回出撃している。

 第一線までは出ないで、かの雌雄を決したミッドウエイ海戦の際、後方からの支援。そして海軍の南方作戦の拠点トラック島で連合艦隊の旗艦として働いた。

 写真にかすかに写っている戦艦「武蔵」は、大和型戦艦の2号艦である。この時の戦艦のランデブーは、制海権のいまだ不滅の姿を示したに違いない。







 沖縄がすでに米軍の攻撃に侵されていた時に、この戦艦大和の機能を活用しようと作戦が立てられた。
 それは沖縄海域に展開して、あわよくば座礁すらして客坐し、46cmの主砲による艦砲射撃を敢行しようとするものであった。大部分の人はこの不沈戦艦の力を信じていたと思う。




 すでに航空機の優位性が証明されてはいたが、強力な装備を施した戦艦「大和」は特攻作戦に出撃した。
 岩国の泊地を出発して、宮崎県沖で敵機に発見され、追尾されていた「大和」を包む艦隊は、九州から沖縄までは程遠い九州海域で、猛爆撃に遭遇して轟沈したのであった。

 随行する護衛艦のうちの3隻は帰還したが、大和の乗務隊員3000余人のうち数十人を救助したのみであった。

左:第一砲塔に被弾した大和。
右:退避行動で旋回している大和。








海底350mに沈む大和の調査が進められている。





左:海底の大和の姿を再現しています。魚雷による穴、弾薬庫の爆発、船体は真っ二つで、船尾のスクリューを上に向けて船底を見せています。
右:スクリューが発見されたが、関係者の人たちは、引き上げないで其の侭海底に眠らせておく事を選んだ。右上と左下のライトに浮かび上がっている。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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おはようございます (アガリ)
2008-08-14 05:32:06
沈没した大和の姿の模型も展示されてるんですね
私は某アニメの影響で
海に浮かんでる時の姿のまま沈んでると
長い間信じていました
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アガリさんへ (tetu)
2008-08-14 11:01:57
 大和が多くの人々の思いを、現在でも残しています。
 当時の科学技術の粋を凝らした栄光の軍艦であった事、3000余人の人命と共に沈んだ事、無謀な作戦である事を気付かなかった(口にしなかった)無念、などなど。
 生き残った人が、なくなった人たちに抱く「申し訳ない」と言う気持も強かったと思います。
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