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昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

江差追分の街end(北の大地を走る⑭)

2011-07-17 | 国内旅行
 前述の瓶子岩とニシンと姥の伝説で、語り継がれる姥神を祭神とする神社は、最も重要な神社となっている。



その山車の半分くらいの縮尺で、鳥居前に展示されている。




江差追分会館の資料室には他の山車なども展示されている。なかなか絢爛豪華なものだ。祭りの様子が写真で展示されていた。
 




江差の街こそが、北海道文化発祥の地だとある。今でも北海道の玄関口が江差で、小樽札幌はここよりも奥地にあると語られる。




海岸の港の近く、国道227号線沿いには役場と並んで追分会館がある。実演を見るつもり。




ひし形の町の記章は「エ」の字で囲まれ、中の「サ」の字が4つ(サシ)であるようだ。





史料館を覗く。江差追分会の重鎮である。背景の楽譜が興味深い。





節回しというか、コロコロとビブラートする声が譜面に記載されている。
歌詞は本唄の部分で、♪カモメの鳴く音に ふと目をさまし あれが蝦夷地の 山かいな♪






江差追分を体系づけた偉人の写真も展示されている。






追分節の発祥から現代までの年表があった。室内が暗くて読みにくいかもしれません。発祥の一部分です。本州の街道の分岐点の追分で、唄われていた追分節が原点である。
 




全国の追分を聞くことができるシステムです。北前船に乗って北海道の江差でそれが完成したようです。地図は若狭湾から能登半島・八郎潟・佐渡などの地図模様の絵があります。その前でボタンを押すと、それぞれの地域の追分節が聞けます。





11時になって舞台の緞帳が上がり、昨年優勝の女の子が前・本・後を歌い切り、今はソーラン節を観客と一緒に歌っています。




この本唄の文句は、市内至る所にあります。





表に出ると、町役場の前の桜が一輪咲いていました。この後、日本海を見ながら積丹岬に向かって出発です。


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2011-07-17 05:15:45
楽譜が面白いですね
でもこの方が歌用の楽譜としては分かりやすい感じもします
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北前船の往来 (地理佐渡..)
2011-07-17 08:15:42
おはようございます。

途中出てきました図面が良いですねぇ。
佐渡も図中にありました。対岸の出雲
崎同様、佐渡の小木も北前船で賑わい
ました。特に宿根木という集落がその
名残を留めています。

なんとなくロマンを感じます。しかし、
明治期くらいまではまだまだ盛んだっ
たとも聞きます。

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アガリさんこんばんわ (tetu)
2011-07-17 22:37:48
 楽しそうな楽譜ですね。民謡の独特の節回しとか、揺りとかが出ている気もします。
 ほとんどは、口移しで伝えられるのでしょうが、よく工夫されているような気もします。
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地理佐渡さんへ (tetu)
2011-07-17 22:44:13
諸国の追分節が収録されていて、よい資料ですね。
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