昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

平城宮跡出土品1(平城遷都1300年6)

2010-03-14 | 歴史・文化遺産
 遷都1300年だからと言うのではないですが、文化財として大切にされ始めた江戸時代末以来、発掘調査の成果の主なものが展示されています。
 今年の1300年祭で、リニューアルされる資料館などでも、主役になることでしょう。


この盾の模様は珍しい。九州の薩摩隼人の使っていた盾でしょう。
 平城京で出土したと言うことは、九州地方の部族も、大和朝廷の国家体制に入っていたと言うことになりますね。




この広大な平城宮跡からは、律令制度に基づいた、役所官庁の名前がついた土器が出ています。
 



左から「勅旨省」「縫物所」「蔵人所」の字が、この土器を使っていた役所の名前でしょうか。





宴会の席ですね。




土塀の蔭とは言え、何と開放的なトイレでしょうか。流れる溝に一人が坐っていますね。塀の外は道路です。

当時の人たちの食生活まで分かるかも。



紙は大変貴重なものでした。大量のヘラが出土としたと言います。



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4 コメント

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2010-03-14 05:37:43
あの時代にはもう九州南部も支配下にあったんですか
ちょっとびっくりです

ビックリと言えばあのトイレも…
確かに水洗ですけど私は使いたくないですね(笑)
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アガリさんおはよー  (tetu)
2010-03-14 11:27:46
 神話の時代に、ヤマトタケルとかも九州山陰関東などに遠征していますが、飛鳥奈良時代に律令政治の体制が出来るなど、全国規模になっていたようですね。

 行った事はないですが、もしかして、中国奥地の辺境の地に行けば見られるかもしれませんね。ヘラはないかもしれません。天然のウオシュレットかも。
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トイレ (kawa)
2010-03-15 01:17:23
食べ物や身分階級のこともありますが、トイレを考えると、この時代に生まれなくて、よかったと思います。
もっとも、生まれた時から、このスタイルなら関係ないですかね。
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kawaさんへ (tetu)
2010-03-15 02:43:43
よく縄文時代の体験学習とか言っていますが、このあたりの問題は体験しないでしょうね。

 生まれた時からであれば、上手に活用するかもしれませんね。

 この当時の律令制は、時々現代でも適用されていると、新聞などで時々見ますね。「眼には眼を」という過激なものでないだけ、幸せかもしれませんね。
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