ある医療系大学長のつぼやき

鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog

“ど根性松”を見習って、与えられた限界の中でやれることをやってみよう

2010年06月23日 | 日記
先週の高松市で開催された附属病院長会議で、高松城公園の庭園の中にあった“ど根性松”をご紹介しましたね。岩の上に小さな松が生えているのですが、樹齢は15年と書いてあったと思います。この松は、自分に与えられた厳しい環境の中で、他の松のように大きくはなれないけれども、それなりに精一杯生き続けてきたんですね。

財務・経営センターについても、事業仕分けで、全事業の廃止という最も厳しい結果をいただき “ど根性松”と同じ非常にきびしい環境におかれています。

そんな、将来の組織の存続の見通しがつかず、また、仮に存続したとしても大幅に予算を削減されると予想されるきびしい環境の中で、私も“ど根性松”を見習って、大きな制約の中でも、できることはすぐにやってみようと思い立ちました。

特に大学病院の経営について、「融資・交付」「調査・研究」「現場と国への提言」という3つの機能を三位一体として有機的に機能させることが、この財務・経営センターのあるべき姿であるので、それを少しでも具体化したいと思っています。


そのための第一歩として、外部のメンバーにも入っていただいて、大学病院経営分析チーム(仮称)を立ち上げます。さっそく、このチーム結成の準備のためのミーティングを明日開くことにいたしました。

”ど根性松”に負けないように!!


そんなことで、このブログの読者の皆さんの中にも、私からご協力のお願いが行く人がいるかもしれませんよ。その節はよろしくお願いいたします。



コメント (1)
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