肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

『レジェンド・オブ・ゾロ』、観ました。

2006-07-15 19:16:44 | 映画(ら・わ行)

レジェンド・オブ・ゾロ コレクターズ・エディション ◆20%OFF!

 『レジェンド・オブ・ゾロ』、観ました。
時は1850年。謎の秘密結社が、アメリカ滅亡を企んでいた。愛する家族のために
一度は剣を捨てたゾロが、今国家を守るため再び立ち上がる‥‥。
 オレは「映画」にカンペキなんて求めない。面白い映画もあれば、どうにも
ならない映画もある。勿論、そんな事は分かってる。だけど、映画のレビューを
書いていて、一番厄介なのは、“そこそこ楽しめるが、後には何にも残らない”。
早い話が、これといった“特徴のない映画”なのだ。まぁ、この『レジェンド・
オブ・ゾロ』が、その“何の変哲もない娯楽映画”に当てはまるかどうかは、
アナタ方の御想像にお任せして…(笑)、この期に及んで、何を書けば良いか、
何から書き始めたら良いのか、いまだに踏ん切りをつきかねているオレ(笑)。
意外とそそっかしくておっちょこちょいのゾロのこと??、いや、そんなゾロ
(A・バンデラス)より強そうで、怒ったらマジに怖い妻役のキャサリン・ゼタ・
ジョーンズこと??、見事にオイシイところを全部かっさらっていっていまう
名馬ならぬ“迷馬”トルネードのこと??、ご都合主義にも程がある(笑)、
死んでも死なない神父のこと??‥‥‥‥うーん、まだまだこれじゃー字数が
足らない。せめて“行数”だけでも、何とか残りの余白を埋めなくては。すると、
オイラの頭の中で、“ひとつの言葉”が壊れたレコードのように何度も何度も
繰り返された。行数を埋めろ、行数を埋めろ、行数を埋めろ、行数を埋めろ、
行数を埋めろ、行数を埋めろ、行数を埋めろ、行数を埋めろ‥‥‥‥、
まさか『シークレット・ウインドウ』と同じ手は使えないし、もはや『劇場版
コブラ』
で使ったゴマカシ技も通用しない。こうなったら手段なんて選んじゃ
いられない。よしッ!、ちょっと強引だが“あの手”でいこう。映画には、
これっぽっちも出てないのはガッテン承知の輔(笑)、隊長1人と兵隊10人を
登場させてやれ。それで、兵士に歩行訓練させた後、隊長に点呼を取らせれば
万事上手くいく。↓↓↓

隊長「ゼンターィ、止まれッ!!、番号‥‥」
兵士A「一」
兵士B「二」
兵士C「三」
兵士D「四」
兵士E「五」
兵士F「六」
兵士G「七」
兵士H「八」
兵士I「九」
兵士J「十」

ふ~(汗)。これで“11行”を追加して、念願の“ノルマ達成”だゼ。とりあえず、
そんな訳で、映画も、レビューも、長いだけで内容自体はほとんどカラッポです。
悪しからず(笑)。