肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

『スペースアドベンチャーコブラ 劇場版(寺沢武一)』、観ました。

2006-03-16 21:11:09 | 映画(さ行)

TVシリーズ全31話+劇場版を完全収録!ハピネット・ピクチャーズ スペースアドベンチャーコブラ...

 『スペースアドベンチャーコブラ 劇場版(寺沢武一)』、観ました。
辺境惑星の酒場で、コブラは賞金稼ぎの美女ジェーンと出会う。ジェーンは
死滅した惑星ミロスの王族の末裔で、三つ子の姉妹キャサリンとドミニクを
捜していた。彼女たちは惑星ミロス星に眠る強大な力をコントロールするのに
必要不可欠な人物なのだ。コブラは、ジェーンと共にふたりを捜し始める‥‥。
 まず最初に断わっておくと、今日のレビューは、左腕に銃(サイコガン)を
持つ男『コブラ』の映画版なのダ。「誰だ、そいつは??」と、首を傾げる人も
いるかと思うが、例え知らなくても今後の貴方の人生に何ら影響はないので
どうぞご心配なく(笑)。分かる人だけウンウン頷いてもらって、興味ない人は
そのままスルーしてもらってもOKだ(笑)。さてさて、それでもこんなオイラを
慕って、今もレビューを読んでる貴方のために、手短に寺沢武一原作、
マンガ版『コブラ』の魅力を説明しよう。一つに、チョー前向きで美女好きな
主人公コブラの性格と、二つに、女を酔わし、オイラを殺す、憎いほどに
キザな台詞。そして、三つ目にして最大の特長は、登場する女性キャラが皆、
ほとんど裸同然のコスチューム。しかも、全部が揃いも揃って“Tバック”
ときたもんだ(笑)。オイラのワイフはことあるごとに「何故に(女だけ)ここまで
露出させちゃうワケ??」と尋ねてくるが、オイラは「これが“武一の美学”なのさ」と
自信満々に答えている(笑)。
 オッと前置きはこれくらいにして、そろそろ肝心の本作について触れたいと思う。
ジェーン、キャサリン、ドミニクの美人三姉妹から、スノウゴリラのサンドラ、
クリスタルボーイまで、お馴染みのキャラクターが勢揃いして、ファンにとっては
嬉しい限り。ただし、原作では悪役だったサンドラが、コブラの味方になって
いるのは如何なものか?、欲を言えば、映画版だけのオリジナルキャラがあっても
良かったと思う。(まぁ、そんな事を言っても、『コブラ』の原作を読んでない人には
さっぱりチンプンカンプンなわけで(笑))、総括としては、まったく楽しめない
映画じゃないが、原作を思えばその面白さは半分くらい。やっぱり、オイラは
ねちっこい劇画タッチで、異常なまでに“女性のお尻”に執着をみせるマンガ版
『コブラ』をオススメするね(笑)。
 ちなみに、マンガ版『コブラ』で、オイラが特にお気に入りのエピソードは、
“異次元レースの流刑星”の巻。自分の心が弱気になった時は、必ず読んでます。

 



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