肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

『シークレット・ウインドウ』、観ました。

2005-09-25 18:05:11 | 映画(さ行)
シークレット・ウインドウ コレクターズ・エディション

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 『シークレット・ウインドウ』、観ました。
ミステリー作家のモートのもとに男が現れ、「俺の小説を盗作したのだから、
俺の名前で出版しろ」と要求してきた。たちの悪いストーカーと判断した
モートは相手にしなかったが、男が持ってきた原稿を見た彼は愕然とする。
それはモートの『秘密の窓』という小説と酷似していたのだ‥‥。
 オイラのレビューのモットーは、“ネタバレ無し”を基本としているんだが、
さすがにこの映画で“ネタバレ無し”はかなりキツそう。いや、神業に近いのデス(笑)。
ただし、所詮は〇〇〇が〇〇〇だったというネタ自体、〇〇〇が監督した
『〇〇〇』の亜流なわけだから(←何のこっちゃ分からん(笑))、驚くまでには
程遠い。自慢じゃないが、オイラは始まって15分でその結末が読めちゃったネ。
ならば、ここだけの話、今オイラが抱かえている悩みを告白すると、
如何にこのレビューの残りの行数を埋めるかという難問と、どんな締めの言葉で
レビューをまとめ上げるかということ(笑)。つまり、この映画に登場する
主人公作家の悩みと同じってわけだ。主演のジョニー・デップについて??、
あるいは原作のスティーヴン・キングについて??‥‥。その後、オイラは
思い浮かんだ言葉を書いては消して、消しては書いて‥‥ふと時計をみれば、
もう真夜中過ぎ。(ベビーの夜泣きが始まる前に‥、何とかこのレビューを
書き上げなくては‥‥。)しかし、焦れば焦るほど更なる深みにはまっていく。
‥‥と、そんな時、遠くの方から娘の声。「オギャー!、オギャー!」と泣き出した。
(ヤバイ‥‥、いよいよもって始まった。何か、何か早く書かなくては‥‥)
そうこうしてるうちに「パパーーッ!、パパーーッ!」と怖いワイフの金切り声が
後を追う。(落ち着いて、さぁ、落ち着いて、何か次の言葉を探すんだ‥‥。)
するとドアが静かに開き、娘を抱いたワイフが登場、ニヤリと笑った。
ワイフは一歩、また一歩とオレの方へと近づいてくる。あと5メートル‥‥
3メートル‥‥1メートル‥‥(もはやこれまでか‥‥)、ワイフの怒りの沸点が
上昇しているのが傍から見ても分かる。しかし、それでもキーを打ち続けるのはオレ。
次の瞬間、ワイフの怒声が響く「アンタ、何やってのよ!」。(何か、何か早く書か……、
いや、待て。それだけは、それだけは‥‥)。ワイフはほとんどはんにゃの顔で、
オレのパソコンを取り上‥‥‥


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2 コメント

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Unknown (しー)
2005-10-01 12:23:31
こんにちは。

こちらにもTBさせてもらいます。

こちらも良いサイトですね。

ライブドアからの移転は私も考えていました。

もうしばらく様子をみてみます。
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お引越しの反動で・・ (きのこスパ)
2005-10-01 20:50:08
ライブドアのブログは、

使い勝手が良くて、出来ればボクも引っ越したくはなかったんですがね。

昨日、ちょっと見た感じでは、随分軽くなってきてるようなので、

完全復旧までもう間近ではないでしょうか。



さて、ボクはお引越しで、PC椅子に座り続けたせいか、

只今、腰痛が悪化して、大変なことになっています(笑)。

今日は「映画の日」、本来は『蝉しぐれ』を観に行くつもりだったのですが、

ワイフから「いけませんッ!」と一喝。

こうして家で大人しくしているわけです(笑)。
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