トンサンの別荘

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【手話】なぜ「手話通訳」と呼ぶのか? それは日本語と日本手話は別の言語だから。

2018年02月17日 11時47分29秒 | 手話

2月17日(土) 晴れ

今日のFacebookから。




ためになる内容だったので、「瑠霞(るるか)の手話日記」をキャプチャーさせてもらいました。
















読み取り通訳の3つの壁!汗



通訳者の仕事はふたつあります。
1. Aさんの伝えたいことをBさんに伝えること。
2. Bさんの伝えたいことをAさんに伝えること。

例えば、
1. アメリカ人の伝えたいことを日本人に伝えること。
2. 日本人の伝えたいことをアメリカ人に伝えること。

ろう者と健聴者も同じです。
1. ろう者の伝えたいことを健聴者に伝えること。
2. 健聴者の伝えたいことをろう者に伝えること。


トンサンは2.をやったことがありますが、同時通訳は大変な作業で、20分間やっただけで汗びっしょりになりました。
1.はさらに難しく、きちんとやったことはありません。


「通訳」という仕事は、伝える側にとっても、伝えられる側にとっても大事な仕事です。
ですが、「外国語通訳」に比べて「手話通訳」の報酬は極端に低い。
これはなぜでしょうか?

これは日本人の考え方に問題があると、トンサンは思っています。
日本の役人は、「ボランティア」「福祉」「奉仕」という観念に甘えていると思います。
だから老人介護や児童介護などの従事者の報酬も低い。
人々の温情にゆだねるのではなく、その仕事量に見合った報酬をすべきだと思います。
でないと日本の福祉は一向に良くなりません。

「手話通訳」も、ろう者の話がわからなくて困るのは健聴者なのだから、「外国語通訳」と同じ役割だと思います。
ろう者の話なんかわからなくても良いと思うのは、マイノリティに対する差別だと思います。
日本も「福祉先進国」の北欧に負けない「良い国」になりましょう!


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