トンサンの別荘

初代iMacが壊れ、本宅「マック鈴木家へようこそ」が更新できなくなったので、2010年9月27日よりこちらで情報発信。

お風呂ラジオの修理

2016年09月11日 10時03分14秒 | 工作

9月10日(土) 晴れ

近所の人から、「また壊れてしまったので、みて欲しい。」と頼まれた防水ラジオ。

今日の修理品  お風呂の防水ラジオ




このラジオは以前直している。

ラジオのアンテナ修理

通チャリ1号のライトを3WLEDに改造。

1年に一度のご無沙汰(ぶさた)だね。 (*^ω^*)ポリポリ
で、今回壊れたところは・・・


・アンテナ線が切れている。
・電池ばねが曲がっている。



・電池収納部のふたの受けが割れてしまって、ふたが閉まらない。



・チューナーつまみのシャフトが折れてしまって、チューナーを回せない。



うーん、これが折れたんじゃもう直せないな。



スイッチ兼ボリュームのスイッチがOFFにならない。


と言うことで依頼者に、「もう直せません。」と断ってきた。
ラジオは部品取りに使うと言うことで、譲り受けてきた。


分解する前に、折れたつまみを見て思いついた。
チューナーのつまみと、ボリュームのつまみは同じ形状だ。
ボリュームのつまみは、ボリューム側につまみ受けがボリュームのシャフトにネジ止めされている。
折れたチューナーのつまみはボリュームのつまみと入れ替え、折れたチューナーのつまみはボリュームのシャフトに直接ネジ止めしたら。




うまく行った。ボリューム側のつまみはケースで支えないからちょっとグラグラしているが、あまり触らなければ壊れないだろう。
直接取り付けるために、ケースは切り欠いてしまったので、もう防水ラジオとしては使えない。


ならば、他の不具合箇所を修理してみよう。
難しいところから・・・



ケースが割れてしまって、電池ぶたが止められないところはちょうつがいで固定する。



電池ふたのネジはコインを使わないと閉められないタイプだったので、指で締められるものに変更しよう。



ネジ部を削って、Eリングをはめ、ふたからはずれないようにしよう。



依頼者の人は目が不自由だ。
ふたもネジもそれぞれ外れてしまうよりも、どちらも本体ケースからはずれない方が使い勝手がいい。
この部分は元の製品よりも使いやすくなったと思う。


さて、切れないスイッチだが、交換部品は無いので、別にスイッチを追加することにした。
シーソースイッチが使いやすいだろう。


スイッチには2.6mmのタップが切ってあったが、いろんなビスを試しているうちにネジバカになってしまった。
ナットを使おうとしたら、スイッチつまみとネジ穴が接近していてナットがつまみに当たってしまう。
タップを3mmで切り直す。



頭の薄いトラスビスを使ったが、ケースの厚みでスイッチが沈んでいて、ビスが指に当たりON-OFFしづらい。
それならばと、皿ビスを使う。



さて電源スイッチもつけたので、ボリュームはあまり触ることが無くなるだろう。
つまみを直付けにしたが、すぐに壊れることはないだろう。



スイッチは左手が自然に届く、いい位置に取り付けできた。



アンテナ線はさらに太いものに交換した。



今日もこんな感じで、いろんな工具を使った。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (土居雄二郎)
2023-01-24 11:17:12
お風呂ラジオを一度湯船に落としから故障。スィッチは以前破損。
基盤を触っていると時々電気がはいりますが次はスィッチは入りません。直りそうでしょうか?
返信する
土居さん初めまして。 (トンサン)
2023-01-25 07:25:53
直るかどうかは現物を見てみないとわかりませんが、改めてこの記事を読んで、昔はよくここまでやったなぁというのが実感です。
73歳の今、こんな情熱はもうありません。
返信する

コメントを投稿