月曜日、奈良の明日香村に行ったと昨日書きました。
660年に中大兄皇子が水時計を作って人々に時を知らせたというのは「日本書紀」という書物に記録が残っているのですが、それがいったいどこで行われたことなのかは分かりませんでした。しかし、1981年、今から24年前に、建物跡と水時計の装置が発見されたのです。日本書紀に載っていた記録と遺跡の発見がぴったり合った瞬間です。そこは、水落遺跡と名付けられ、発掘調査が進められました。ほかにも、なにやら水を使ったと思われる跡が残っています。ここには当時の日本の最高技術の結集があったのです。
人々は、ここで打たれる鐘の音を聞いて、時間という感覚を身につけていったのです。日本で初めて時を知らせた場所に立って「あのあたりで鐘を打ったんだよなあ」なんて見上げてみました。今から約1300年前に響いた鐘の音を、人々はどんな気持ちで聞いたのでしょうか。なんか、ロマンチックな感覚になりましたよ。
660年に中大兄皇子が水時計を作って人々に時を知らせたというのは「日本書紀」という書物に記録が残っているのですが、それがいったいどこで行われたことなのかは分かりませんでした。しかし、1981年、今から24年前に、建物跡と水時計の装置が発見されたのです。日本書紀に載っていた記録と遺跡の発見がぴったり合った瞬間です。そこは、水落遺跡と名付けられ、発掘調査が進められました。ほかにも、なにやら水を使ったと思われる跡が残っています。ここには当時の日本の最高技術の結集があったのです。
人々は、ここで打たれる鐘の音を聞いて、時間という感覚を身につけていったのです。日本で初めて時を知らせた場所に立って「あのあたりで鐘を打ったんだよなあ」なんて見上げてみました。今から約1300年前に響いた鐘の音を、人々はどんな気持ちで聞いたのでしょうか。なんか、ロマンチックな感覚になりましたよ。