(原題:HOUSE OF WAX)
【2005年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★★☆)
1933年「肉の蝋人形」(オリジナル)。
1953年「肉の蝋人形」(リメイク)。
そして2度目のリメイクとなる猟奇ホラー映画。
カーリー・ジョーンズ(エリシャ・カスバート)は、親友のペイジ・エドワーズ(パリス・ヒルトン)、恋人のウェイド(ジャレッド・バダレッキ)、ペイジの恋人ブレイク(ロバート・リチャード)、双子の兄ニック・ジョーンズ(チャド・マイケル・マーレイ)、ニックの友人ドールトン(ジョン・エイブラハムズ)の6人で、大学フットボールの試合を観戦するため長距離ドライブをしていた。途中、山の中で一泊した6人。翌朝1台の車のファンベルトが切られており、修理を頼むためカーリーとウェイドは近くにある町へ行くことになる。その町は人影もなく、異様なほど静まりかえっていた。教会の扉を開けると折り悪く葬儀の真っ最中。教会の中から飛び出してきたガソリンスタンドの店主ポー(ブライアン・ヴァン・ホルト)に怒鳴りつけられ、カーリーとウェイドは葬儀が終わるまで待つことにする。2人は葬儀が終わるまでの間、町の中央にある蝋人形館で時間を潰すことに。そこは本物の人間と見まごうばかりの蝋人形たちが多数展示されていた。やがて、彼らはこの町の秘密を知り、恐怖の体験をすることになる…。
知らない土地で若者が恐怖の体験をする。
ホラーの王道といえば王道のストーリー展開。
分類するならば「テキサス・チェーンソー」系ですね。
町の人たちは全て蝋人形に!
聖飢摩IIの仕業か?
ヒロインのエリシャ・カスバートは、海外TVドラマ「24」の娘役を演じていた女の子。
「24」でいろんな困難に打ち勝ってきているので、口を瞬間接着剤で閉じられようが、指をニッパーでちょん切られようが元気いっぱいです。
ある意味そんな彼女の方が怖い。
今回この作品が映画デビューとなるパリス・ヒルトン。
あんなに素晴らしい最後を遂げたのに、2005年のラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ワースト助演女優賞を取っちゃいました。
そして、リアルに怖いワックス兄弟。
最後のドロドロシーンは、怖いというか、新鮮というか、圧巻!
劇場版「銀河鉄道999」を思い出しちゃったりなんかしちゃったりして。
あのラストは続編作る気かな?
でもヤツは何にもできないから、無理だよね。
いやひょっとして才能を受け継いでいる?
う~ん。
監督はジャウム・コレット=セラ。
![](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0009299GA.09.MZZZZZZZ.jpg) | House of Wax(「蝋人形の館」輸入盤サントラ)Original SoundtrackMaverickこのアイテムの詳細を見る |
![](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0009AJK5C.09.MZZZZZZZ.jpg) | House of Wax(「蝋人形の館」輸入盤サントラ)John Ottman, Bruce Harvey, Deborah Lurie, John OttmanVarese Sarabandeこのアイテムの詳細を見る |
■1933年と1953年に制作された「肉の蝋人形」はこちら