僕たちの天使

私の愛する天使たち、ネコ、山P、佐藤健君、60~80年代の音楽、バイクなどを徒然に語っていきます。

(6/17)まもなくこの街を去っていく人たち。

2012年06月17日 22時45分20秒 | 東日本大震災
仕事の合間に
お客様とお話することができた。
長崎から来ている方だ。

いつも来ている方々の中から
ポツンポツンと
いつのまにか消えていく人たち。
復興の仕事を終えて
帰郷していった。
その中でまだ残っている方もいる。

「自分もそろそろ終わりだと思う。
来月あたりかなあ。」と言っていた。
まもなく
そこには誰もいなくなる。

東北の街は
もう行く所がないほど、あちこち行ったそうだ。
岩手の宮沢賢治の資料館にも、山形の出羽三山にも行ったとのこと。
宮沢賢治については一生懸命説明してくれた。
私もずいぶん前に行ったがもう、訪れることはないだろう。

長崎にいて
東北、といえば
民話の世界、というイメージだったと言う。
私は
「遠野物語ですね。」と答える。
「しかし、いざ仙台に来てみると、意外に大きかったので驚いた。」と言う。
仙台には
昨年の3月20日ごろに入ったので
あの4月7日夜中の大きな余震もこちらで経験していたことが
わかった。
あの頃は、まだまだ余震続きで、水もガスも食糧も儘ならないときだった。
そのときには既にこちらに来て
仕事をしていたわけだ。
私はまだ、この仕事に就いていないか、就いたばかりのとき。

人との会話は
こうして終わりに近づくころに、多くなっていく。
もっと早くから会話をしておけばよかった、と後から思うものである。
なかなかゆったりと話せない私の職場。


宮沢賢治とか遠野物語とか
岩手に纏わる話であったが
久しぶりにそんな話をした。
自分の今の日常ではこんな話は皆無なので
やっぱり
ゆったりとそんな話ができる環境はいいなあ、と思った。


現実に引き戻されると
相変わらず

来月の休日のことで
Iさんのわがままぶりに閉口する私たちである。
そんな会話しかない現場である。

Eさんが
「うちの娘と話していて、レモンという漢字はどう書くのか、作者は
誰か、ということになり、トモロッシさんとうちの娘なら
話が合うのではないかと思ってね。」と言ったので
「檸檬」と漢字で書いてあげて
作者名も漢字で書いてあげた。
そんなちょっとした会話にも
Iさんは二人の、仕事に関係ない話に対して
不快感を表す。
だめか、こういう会話も・・・



休日というのは
不定期で、自分たちがそれぞれ好きな日を選ぶ。
まずIさん、次にEさん、三番手に私、の順に入れていく。
土日が忙しいので
その日は避けること、できれば金曜日も避けること、と
Iさんに言われている。
Iさんが連休を取ると
必然的に、金曜日とか土曜日にしか私たちの休みが入らない週が出てくる。
そこで
Eさんが土曜日に休みを入れると
「ダメだよ!土曜日は忙しいんだから!」と怒鳴る。
おいおい、あなたは日曜日に入れているじゃないか。
今月の最終週なんか
日曜日から5日連続で休みを取っているじゃないか、
この職場で
5日連続で休暇を取っている人、いないぞ。
なぜ自分は日曜日を取って、Eさんは土曜日だめなのか。
そう、詰問したいところだが
またゴタゴタとこちらがいやな気分になっていくので
Eさんは別な日(それもIさんの都合で動きそう)に仮の休みを入れる。
なんとも
自分本位な人で、困ったものだ。

ああ、グチになってしまった。
宮沢賢治、宮沢賢治。


今、毎日
雨の中、庭の草取りをしている。
今月中には決着をつけたい。
大げさな書き方だけれど
そのくらい雑草との戦い。
根切りもしているのでしんどい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿