僕たちの天使

私の愛する天使たち、ネコ、山P、佐藤健君、60~80年代の音楽、バイクなどを徒然に語っていきます。

(2023/4/5)桜満開。父のこと。

2023年04月05日 12時09分07秒 | 日常、仕事、認知症

昨日通院の帰りに、いつもの自分のパワースポットの公園に行ってみた。


プラタナスの白い肌と、細々とした枝。これから大きな葉っぱになる。太い幹にタッチ。


そのプラタナスの前の黒々とした幹の桜の樹。花。青空。

午後にまた出かけてみようと思う。
心が不安定です。

父が入院して1週間。面会禁止なので今の様子はわからないが、特に病院から連絡がないので、順調なのだと思う。
そういう約束にしている。市内でもうちから遠く、通うのにタクシー代が嵩む。
今後一週間のうちに、退院後の父の生活の仕方について話し合うことになっている。

父はどう思い描いているのだろう。

家族構成としてはうちは単純だ。
父。
娘の私。夫。

この三人のみ。

法的に、何かトラブルになるような人間関係でもない。
父が一人で何もできなくなったら、娘の世話になるか・・・という気持ちに傾くのが自然だろう。

しかし。
そうではない複雑な事情。

私は、10年ほど前に
遺産相続放棄している。
正確には、「させられている。」
父は、法定相続人、というのを嫌がっている。
なぜなら、法定通りなら娘の私に全てが行くから。
結婚して実家を出た私には渡したくない、というのが父の気持ち。
かと言って、
父の姓を受け継いだとしても、何かと理由をつけて私に行くことは拒否していただろうと思う。

以前にも書いたかもしれないが、
実家の傍には、父の甥の子(又甥というようだ)家族が住んでいる。父の田舎から大学進学、就職のために
仙台に出てきてそこで結婚し、子供もいる。
おそらく、父は色々なことを彼らに言い、将来的にこの家、土地はお前たちに相続させる、と言って
近くに住まわせたのだと思う。

私には常々、
「この家は又甥にやるから。彼らは直系だから。」
まるで、父が彼らの祖父、父のようなふるまい。
彼らには、田舎に父親母親がいる。直系はあちら。
父は、兄弟の末っ子。父が直系を名乗るなら、まだまだ直系を名乗る者がある。
父の屁理屈論理に付き合うつもりはない。

10年ほど前に、
有無を言わせず、実印まで押させて、「遺産放棄する」という念書を書かせられた。
母の死の際にもその念書は生き、そのままスムーズに父のものになっている。
母の形見というのは、札幌時代に着ていた黒いオーバーだ。
あとは、たまに着ていたTシャツくらいだ。大事に扱っていた黒いオーバーを見ると、
それが今でも通用するデザインで、虫穴もほつれもなく、何年も大切に着ていたなあと思わせる。
まだ着てはいないが、自分が生きているうちに袖を通したいと思っている。

そして、何より、自分が父の養子だというのが一番だろうと思う。
父の言う「直系」の意味がわかる。
血を引いているかいないか。
私は、法律的に娘ではあるが、父の血は引いていない。
血を引く、というのは肝心なこと、愛情の度合いも違ってくる。
ましてや、父と私は
そんなに親子の情愛を持って生活をしてきたわけではない。

(中断して、神社にリハビリ散歩してくる)













































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