僕たちの天使

私の愛する天使たち、ネコ、山P、佐藤健君、60~80年代の音楽、バイクなどを徒然に語っていきます。

オトメちゃんが母親になっていました。

zooさん、お元気ですか。 もうご承知かもしれませんが、オトメちゃんが お母さんになっていましたね。市川動植物園のHPに 2013年、オトメちゃんがお母さんになっていたことが載っていました。赤ちゃんを抱いてカメラ目線です、オトメちゃん。こんなに嬉しいことはない。またブログを再開してくださることを願っています。 このブログの2014年8月4日の記事を読んでください。

(9/25)街の中で具合が悪くなったら・・・

2018年09月25日 08時36分43秒 | 日常、仕事、認知症
昨日、仕事の帰りに自転車で赤信号を待っていると
大通りの対面の路上の真ん中で人が蹲っているのが見えた。
具合が悪いのか、その他の理由があるのか、人通りの多い中でその姿は
尋常に見えなかった。
通り過ぎる人も皆気にしつつも声をかけるには憚っていた。
私も通り過ぎようか、それとも声を掛けようか、と躊躇した。
信号が青になり、その人の近くに行くと、どうしても声を掛けずにはいられなかった。
両膝を抱えるようにして路の真ん中に座っている姿。
転んで膝を強打したか、それとも具合が悪いのか。
声を掛けるには勇気がいったが、やっぱり声を掛けてしまった。
「転んだんですか?具合が悪いのですか?」
その人は答えなかった。
すると、若い青年も気にかけてか、背中をさするように声を掛けてくれた。
そして次々と、その異様な姿を気にしていた人たちが立ち止まって「救急車呼ぼうか」など、
スマホなど取り出していた。
その男性は苦しそうな表情をしながらも、「大丈夫です。」と言った。
道路の真ん中なので、建物の傍に移動させた。
「そうだ、飲み物ある!」と私は買い物の栄養ドリンクを差し出した。幸い常温ではない冷たいものだ。
男性は自分でキャップを開けて、そのドリンクを飲み始めた。「大丈夫です。」とまたつぶやいた。
「皆、心配しているから、助けを求めてね。」と言った。
おそらく貧血か何かだろうと思った。若い男性が傍についていてくれた。

私は3度ほど、街の中で具合が悪くなって、あのようにぐったりしたことがあった。

1度目はもう30年ほど前の東京出張の時。
胃腸の不調で、食事も摂れず、それでも研修をこなさなければならず、我慢して過ごしたが
貧血症状になり、長い地下鉄の階段を上り、地上に出たとき、サーッと血の気が引くような感覚。
とにかくベンチなどに横たわらなくてはこのまま倒れる、と思い、ようやくベンチを見つけて
ぐったりと横になっていた。小雨が降っていたが、雨具などなかった。
こんな姿は恥ずかしい、とは思ったが、仕方なかった。
おそらく人々には、酔っ払いの女とでも見えたであろう、昼間から。
そしてようやく這いつくばるようにしてホテルに辿り着いた。
散々な出張だった。

その後数年して、地元でやはり夏。
街の中で用事を済ませて自転車に乗り帰宅しようとしたら、具合が悪くなってきた。
自転車なのでこのまま倒れたら危険と思い、自転車を降りて、とある会社の前の階段で休んでいた。
女性が「あら、顔、真っ青!」と声を掛けてくれた。
そしてちょうどそこの会社の警備の人が「ここに座らないでくれ。」と注意してきた。
女性が「具合が悪そうなのよ!」と言ってくれた。
別の通りすがりの男の方が自販機でオレンジジュースを買って私に手渡した。
お礼を言うのが精いっぱい。気持ちの余裕があれば、お名前を、とかお金をとか言いたかったが
「ありがとうございます。」を言うのが精いっぱい。
その飲み物は非常に有りがたかった。生き返った気持ちだった。
それを飲んでしばらくそこで休んで警備の人に黙礼して家路を急いだ。

そして今年の初夏になりつつある日。
急に暑さを感じた日だった。
用事のために街に出る。
途中、心臓がバクバクし始めて、あ、これは具合が悪くなる兆候だ、と何度も経験しているからわかった。
日陰がない。信号待ちするときも日陰を求めたがなかなかなかった。
重要な用事を済ませて、とにかく涼しいところへ、と、とあるハンバーガ屋へ。
水を飲みたい、座りたい、と注文もそこそこに、テーブルにグタッと伸びる。
このバクバクしたものを抑えてから家に帰るしかない。
このグタッとした姿は、店員や客から見たら、奇異にしか見えないだろう。

小さい時からこんな私だ。そう、よく、小学校で、集会の時に具合が悪くなって我慢してバタッと倒れる子。
職場でも、倒れるのが予測できるから頭を打たないように、段ボールを敷いて倒れこむようにしている。
何度も何度も、これまでそんな経験をしてきた。
学生の時のアルバイト先では大失敗した。
空腹状態で、空気の悪い地下の厨房で倒れる。倒れたら、苦しくて苦しくてのたうち回った。
その姿に驚いて、バイト先の車で病院に運ばれた。母がのちにお詫びに行き、バイト禁止令が出た。

そんなわけで、無理をしないようにしている。
具合が悪くなったら、その場でなるべく水分を摂って休むようにしている。
なかなかそういうわけにいかないけれど、水分は絶対必要だ。
あと空腹もいけない。

どうしても、日常の街なかでのそんな姿は、異様だ、おかしい、と思うかもしれないが
取り敢えずは、勇気をもって声をかけたい。
そして水分を補給させたい。ひどい状況であれば、救急車を呼ぶようにしたい。
あの男性はその後落ち着いただろうか。
連休なので、旅人だったのか、あるいは地元の人だったのか。
もっと聞きたかったけれど、声を出すのも一苦労だったであろう。
しかし、人々は、やっぱり気にかかるのだ。
勇気を持って、声を掛けてほしいし、本人も助けを求めてほしい。
コメント (3)
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