僕たちの天使

私の愛する天使たち、ネコ、山P、佐藤健君、60~80年代の音楽、バイクなどを徒然に語っていきます。

オトメちゃんが母親になっていました。

zooさん、お元気ですか。 もうご承知かもしれませんが、オトメちゃんが お母さんになっていましたね。市川動植物園のHPに 2013年、オトメちゃんがお母さんになっていたことが載っていました。赤ちゃんを抱いてカメラ目線です、オトメちゃん。こんなに嬉しいことはない。またブログを再開してくださることを願っています。 このブログの2014年8月4日の記事を読んでください。

(4/30)小鳩が行方不明

2013年04月30日 03時22分21秒 | 私の鳩
3時過ぎに起きた。
今日で4月が終わる。
新年度のスタートにしては
寒い天候に終始した月。
桜は早くに咲いたが
すぐに大雪になり
冬に逆戻り。
風も毎日強く感じていた。
まだ冬の防寒具を放せない。

昨日はショックなことがあって
ブログに書こうと思ったが
心が重くて、開けなかった。
それでも記録として
残しておこうと
今、起床してここを開く。

小鳩が行方不明になった。
目の前で
それらが展開された。
いつものように
早朝出勤後
鳩が巣にいるのを確認。
もうすぐ飛べるだろう、と思いつつ。

ところが
仕事を始めて30分も経たないうちに
外で
バーンと爆竹のような破裂音。
大して気にならなかった音であるが確かに聞こえた。
ふと見ると
その音のあとに鳩の姿が消えていた。
下を見ると
小鳩が落ちていた。
おそらく音に驚いて(まさか鳩を狙った音とは思えない)、
下に落ちてしまったのだ。
真下のビルの隅にいた。
仕事中だったから
すぐに駆けつけることはできなかった。
しばらくして
5分くらいの煙草休憩に
私は外に出て
鳩に近寄った。

遠目で見ていたときは
親の大きさに近づいた大きさになっていたと思ったが
こうして近くで見ると
まだまだ産毛があり、子どもだった。
とてもすぐに飛び立てる羽根ではなかった。
辺りに血のついた羽根が散らばっていた。
降りた、というより
落ちたという状況で、その衝撃で怪我をしたのかもしれない。

かといって
今、保護できる状況ではない。
これから
ますます仕事が忙しくなる時間。
とにかく
保護できるまでそこにじっとしていてほしい、と願う。
休日の通りは
人でごった返す。
やっぱり
アクシデントはあった。
あれほど、アクシデントはないようにと
先日のブログに書いたばかりなのに。
巣から落ちる、というのが一番いやなことだ。
戻れない高さ、戻るには飛べない羽根。
親鳩が来る時刻には早すぎるし
親が来たとて
いっしょに飛べるわけでもない。
Eさん曰く
「これはトモロッシさんが保護して育てるしかない。」と言われ
私はその決意をした。
それを頼りに仕事をした。
休日だから仕事も超多忙。
なんとかじっと我慢して待っていて、
人にいたずらされないように、追い払われないように
待っていて、と祈りながら。

しかし
11時ごろ、一段落して外に出たときは
いなかった。
その時刻は、この通りは人の往来が激しい。
鳩にとって
初めての人ごみ。
いったいどこに行ったのやら。
近くの出店の人に聞いたりして鳩の行方を追ったが
見つからなかった。
何度も何度も
そのあと探しに行ったが見つからなかった。
去年の夏に
やはり鳩が二羽孵化したときに
十分に飛べないときに下に降りて、向かいのショップに入り込んだのだが
その店の人とも昨日話した。
「9時半ごろ、○○の店の前で
ピーピー鳴いていたよ。」と聞かされ
ピーピー鳴く小鳩の姿を想像し、哀れに思った。
その辺りを探しても、どこにもいない。

あの時、落ちた時
すぐに保護すればよかったのだ、そればかりが後悔となって
私を襲う。
あれから仕事が忙しくても
チーフに言って(これが一番ネックだった。まさか仕事中に
鳩を保護してきます、ととてもじゃないけれど言えなかった)
行けばよかったのに、と思った。
あのあと
煙草のところで
落胆してうずくまっている私を見て
チーフは、事情を知り
「もう一度探してきな、ダンボールを持っていきな。」と
言ってくれたのだから
もっと早くに事情を伝えるべきだった。
もう遅い。


(父親が)鳩を飼っていたEさんには何度も聞く。
「親鳩は、雛を放棄しないの?」
「親は、子どもの鳴き声ですぐにわかるよ、どこかで親は見ているよ。
でも飛べないから巣に戻すことはできないかも。
どこか安全なところに誘導できればいいけどね。」と言われ
親の導きに期待したいところだが
場所が場所だけに(ここは仙台のメイン通り)
どこに行っても人だらけ、店だらけ。


私の嘆きは
祈ったとたん、その胸騒ぎ、心配が現実になってしまう、という不運。
祈らなければよかった、とさえ思わせる
私の祈りに対する恨めしさ。
その一部始終を突きつけられる自分の不運。
あの爆発音や鳩がいなくなる過程をしっかり見せられる不運。
何も知らなければ
鳩がいないことを
ああ、飛び立ったのだ、と思ったはずだ。
知らないほうが
良いこともあるのだ。
知ることのほうが苦しいね。


親が巣作りする過程からずっと
見てきただけに
無事、雛が飛び立つまで安全であってほしいと願ってきた。
いつも裏切られる。
この自分が恨めしいよ。

雑踏の中に消えた小鳩。

親鳩も
あの場所に卵を産まないでほしい。
Eさんも言っていた。
「あそこは高すぎるでしょ、なんであそこに巣を作るのかねえ。」と。
人によっては、鳩は迷惑な存在なのだ、巣を撤去したことも書いたし。

今日は早めに
うちを出て
ちょっと空しい鳩探しをしてから仕事に。