ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

〔〔年歳 2007〕 9月25日 ~ 10月4日 

2007年10月09日 | 2007 くらし雑感
9月25日
朝、駅前の駐輪預かり所に自転車をとりにゆき、二人で須賀島の農園へ。コンビニ弁当を買って近くの 神社の石椅子で昼食。
ここの神社は大昔スサノオオノミコトが大蛇を退治して、すがすがしい気分になれたので「須賀」と名づけたと立て札にあった。
帰路、農園四天王のNさんと行き会い立ち話。
彼は少し疲れている様子。
週に3回市民農大の農園に来て、園芸療法の生徒さんと共に過ごしている。
なかなかできることではない。
 夕方、菜園のブロッコリーの青虫点検をしてからネットをかける。
モンシロチョウが多く、従って今年の青虫も非常に多い。
畑の真ん中に捕虫網を突っ立て、蝶がやってくると捕殺するようにしているが、敵も必死で逃げ回るので空振りが多い。
昔はこうではなかった。
いやでも年齢を感じる瞬間だ。
中秋の名月 を愛で、巣抱く虫の音を聞いて、庭で一献。
ガラス戸を隔てて中に入ると福田内閣が誕生していた。

9月26日
 前回の飲み会の話に出たハゼ釣りに農園四天王のうち3人ででかける。
千葉妙典駅から10分歩いて江戸川放水路。
高橋遊船の30人乗りの釣り船だが、本日は我々3人だけで貸切状態だ。
 桟橋の泥地には、大きな蟹がうようよいた。
4時間釣って各自20匹ほどの成果。
ひねハゼに近い大型もあった。少し足しましょうと冷凍のハゼもお土産にもらった。
帰路の到着駅で、ちょっと一杯の打ち上げ。
 帰ってから、ハゼを塩で洗ってぬめりをとり、小出刃でさばく。

9月27日
 寝室のテレビを廃棄するため階下に移動する。
古い年代のテレビでその重いこと、重いこと。冷や汗だ。
 図書館へ。以下を借りる。
  
・「一食抜き健康法」        石原結実    朝日新聞社
・「団塊世代の株式投資」     岩本秀雄 
                    インデックス・コミュニケ-ションズ
・ENGLISH JOURNAL 2007年8月号
・伊勢詣りと江戸の旅        金森 敦子   文春新書
・学校では習わない江戸時代   山本博文   新潮社
・最期                 藤田まこと   日本評論社

 本日は酒をノマンDAY。
ヨガ帰りのあーちゃんを自転車で迎えにゆく。
 夜、ハゼのから揚げで食べ、残りを南蛮漬けとする。

9月28日
 恒例の囲碁3人会。
一ノ割のN君来訪、夜はNも含め社の旧友との飲み会が予定されていたので将棋と囲碁は早くから開始。
碁敵のSさんも来てNとの対局開始。
その時間を利用してチャーハン、野菜炒めなど3人の昼食を準備。
仕込んでおいたハゼの南蛮漬けで乾杯。
 夜、大宮でA、Hとの4人会。
二人とも元気な様子で旧交を温め焼き鳥屋で二次会。

9月29日
小雨。
 予定されていた市民農大の実習作業は中止。
キャベツ、ハクサイ、ホウレン草への追肥を各自行うようにとの連絡を班長あてに電話連絡する。
 退院して仕事に復帰しているSさんと電話で近況交換。
午後、公民館で稽古将棋。
最後の試合は6~7人のギャラリー付きの好試合になったが惜敗となる。

9月30日
ネットを張ったブロッコリーだったが、青虫の食いがひどい。
外して点検してみると中小の青虫が茎や葉のあちこちにいる。
あれだけ事前に採集しておいてもこれだ。
ネットをかけているのが仇となって、青虫を飼育している状態になったわけで、自分の甘い判断に腹が立つ。
 薄型地デジ対応TVが到着。
この地域は東京電力の共同アンテナ施設を使っているので その行く末を含めてアンテナの対応を考えなければならぬことがわかり、電設社の重役をしているお隣のSさんから見通し、対応法で意見を拝聴する。
 本日はかなり冷え込む。
シャツを重ね薄手のセーターまで着込む。
東京は18.6度の由。
 夜息子一家が一緒に食事をしたいと電話があり、秋刀魚とダイコンを買ってきてもらう。
 岩槻の地酒というのがあったから、二人で飲む。
端麗だが少し甘口だった。

10月1日
 丑三つ時に箱根方面で震度5の地震。
本日から適用されるはずの地震速報は適用除外だったとのこと。
 雨が少し続いた菜園の空き地を耕土。
庭のヒャクニチソウを東通路脇の空き地に移動。
 落花生周りから垣根越しまで除草。
娘が来訪。
 バイトをやめて少し時間ができたので再びパソコン教室に通うとのこと。エクセルの簡単なところを教える。
 夕方、あーちゃんと2人で散歩。
いつものコースは、近くの高校野球部の一斉ランニングコースとなっ占領されているので別コースを探す。
夏の甲子園に向けての体力づくりだが、練習に汗を流している生徒たちを見てると、その若さがうらやましい。
 新テレビを見る。
データ放送はけっこう役に立つ。
銀座並木座の懐かしい名前を記事中に見つけた。
銀座旧社屋から2、3分歩けばこの名作映画のちいさな専門館に行けた。
いま展覧会「スクリーンのなかの銀座」が開かれているそうだ。
並木座に入る角には「銀一」という手玉式のパチンコ屋があり、並木座の奥には「三州屋」という小奇麗な居酒屋があった。
それぞれに思い出が宿っている場所だ。

10月2日
 菜園でキャベツにも小さな青虫が寄ってきている。
 昨年までは巡回時に手で捕殺しておけば、間に合ったが今年はむずかしそうだ。
オルトラン農薬を使うか、使わざるべきか、それが問題だ。
なんとなくハムレットのせりふが浮かぶ。
 夜、日テレG+で巨人戦を最後まで見る。
ここの営業チームとは最後の部で同室だったので優勝までを見られたのはなにかの因縁だ。
大詰めは高校野球のような泥臭い勝ち方ではあったけれど5年ぶりの優勝。
 OBで陶芸会会長をやっている大原のNさんから「見ているか!」の電話。
かなり酩酊している口調だったが、共に喜びを分かちあう。
日経、朝日、読売で共同サイトを持つニュースに興味が湧く。
入門間もない力士を死なせた「時津風部屋、名門存亡の土俵際」の記事もあったが、徳俵に踵がかかっているのは相撲協会そのものだ。新弟子ゼロの状態はこれでますます加速するぞ。 
9月も暑かった。東京大手町では平年より1.7度高かったそうだ。

10月3日
岩槻のMちゃんから「日本テレビはなぜ巨人の中継をしない。どう思う」と怒りのメール有り。
 アタマに来て、局へ抗議の電話をした様子だったが、同様の電話がかなりあったらしい。
そうはいっても優勝は実に5年ぶりで、晩夏は優勝戦線離脱かの時もあり、昔のようにはいかない放映事情もあるようには感じる。
 菜園作業。
 ネットを全部外しブロッコリーを点検。追加した苗5本は健全だったが、屋台骨だけを残して食われた無残な幼苗もあった。
ホウレン草とニンジン用の場所に石灰窒素を敷き整地する。
パソコンプリンターが故障。カラー印刷対応ができず液が漏れ、以後エラー表示となって しまう。
すべて猛暑のせいにするわけにはいかないが、家電製品が次から次へとよく故障する年だ。

10月4日
 ちびっ子芋ほり大会が近いので農園スタッフで朝現地で打ち合わせ。
現在は13人の参加申し込みがあり、20人近くになればにぎやかだろう。
これは、我々の”集団コルホーズ”のサツマイモ畑の5分の1くらいの場所を利用して親子で芋ほりをしてもらうというボランティア企画。
 焼き芋もご馳走しようとその手配方も7人で相談。
小さなお客さまのために全員で畑の除草を終える。
コンビニ弁当で昼食を済ませ、トマト・ナス・スイカ共同畑の整理も行う。
トマトの塩ビ支柱は次回用に残し、ツルなどをとり周囲を除草。
7人全員が集まっているから作業は早い。
 夜はあーちゃんのヨガ教室なので独り近所の中華店で夕食。
ビールを頼むとお通しにキヌカツギとキュウリの漬物が黙って出てくる。
いいお店だ。


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