ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

〔身辺雑話〕 農業大学 2期目の挑戦

2006年02月28日 | 身辺雑話
昨年早春、農業大学の1期生募集の記事が目に留まった。その記事は以下のよびかけがあった。そして、私は手を挙げた。 宮代の市民団体、4月から“農業大学”を開校 1期生募集中  農作業ボランティアなどに取り組んでいる宮代町の市民団体「菜(さい)の国みやしろ」は、現役の農家から農業の作業方法や知識を学ぶ「宮代市民農業大学」を4月に開校する。現在、第1期生を募集している。  大学は2年制の“ . . . 本文を読む

〔読後のひとりごと〕【投資戦略の発想法】木村 剛 アスコム

2006年02月27日 | 2006 読後のひとりごと
 人生には上り坂もあれば、下り坂もある。そして「マサカ」という坂もあるそうだ。 投資の泣き笑いもこれに似ている。【投資戦略の発想法】木村 剛 アスコム  年金生活者にとっては、ゼロ金利が続いている中、ささやかな資産管理法には関心がある。時々、本屋をのぞくがチャート分析の仕方、アナリストの予想株価、推薦銘柄など工夫をこらしてのマネー雑誌がその一角にあふれている。  「株の売買を繰り返せ . . . 本文を読む

〔身辺雑話〕たかが犬、されど犬 長寿犬表彰式に参加

2006年02月21日 | 身辺雑話
「長寿犬で表彰します」という通知があったので、久喜総合文化会館に出向いた。 近隣の保健所が、狂犬病予防連絡協議会を組織して6市町にまたがる犬の表彰イベントとなった。受賞者は340名の人間、344頭のイヌが該当。飼い主の私には「ヒョウショウジョウ」、飼い犬の方には「ゴロー」と名前が刻また記念盾が出た。 我が家のゴローは、15年一緒に生活して、毎年狂犬病注射を打っていたことが、選抜された理 . . . 本文を読む

昭和家庭史 ラジオドラマ編(6) 当選作「肖像画」台本=続き

2006年02月20日 | 昭和家庭史
肖像画台本=続き 妻  どうだか解るもんですか。--ねえ貴方、妾も、すつかりお話し、しませう    か。 主人 すつかりつて。--お前、さつき、これでお仕舞ひだつて云つたぢやないか。 妻  いいえ、も一つあるのよ、それわね、妾の従兄よ。 主人 従兄?-ーあの俊治君か? 妻  いいえ、俊ちゃんは、だつて妾より二つも年下ぢやありませんか 主人 年下だから戀しないとは限らないよ、確かに僕がいま話したそ . . . 本文を読む

昭和家庭史 ラジオドラマ編(5) 当選作「肖像画」台本

2006年02月16日 | 昭和家庭史
種目 ラヂオドラマ 放送 昭和7年2月5日 演題 肖像画  記録 JOAK放送台本 原作者 光男(AK懸賞募集当選作) 配役    主人  大矢 市次郎    妻  山本 安英 従弟俊治  柳  永二郎   女中  細川 ちか子 ささやかな庭に面した六疊程の書斎で、部屋の正面に八號程の大きさの婦人の肖像画がかかつてゐる。 東京の郊外、よく晴れた春の日曜日、午前十時頃で、時々小鳥のさえずりが聞 . . . 本文を読む

昭和家庭史 ラジオドラマ編(4) 授与式の変わり種 百円賞金使い道

2006年02月15日 | 昭和家庭史
懸賞ラヂオドラマの賞金授与式は昭和6年11月28日、愛宕山で行われた。 12月5日の財団法人日本放送教会関東支部「彙報」によると 懸賞ドラマ当選者授与式 予て当選発表した懸賞ラジオドラマ及びラヂオ風景の賞金授与式が去十一月二十八日午後二時愛宕山演奏所会議室で行われた。当日はラヂオ風景で一等に当選した大阪の久松新氏と、ラヂオドラマに当選した深川木葉郎氏(代理)を除き、ドラマ . . . 本文を読む

昭和家庭史 ラジオドラマ編(3) JOAK、全国から懸賞作品募集

2006年02月09日 | 昭和家庭史
昭和6年秋、JOAK(NHK)はラヂオドラマ、ラヂオ風景脚本の懸賞募集を行った。昭和3年に続く第2回目のもので、この募集を知って光男も応募した。審査員は岡本綺堂、久米正雄、菊池寛ら。当時の懸賞募集要綱を記録しておく。このラヂオドラマに全国から応募した作品は576編に上った。 ■■ 懸賞 ラヂオドラマ、ラジオ風景 脚本の懸賞募集(放送部・企画課) ■■当局に於いては今回演芸放送の資料と . . . 本文を読む

昭和家庭史 ラジオドラマ編(2) 昭和7年2月5日 読売新聞記事より

2006年02月07日 | 昭和家庭史
○・・・・ラジオドラマ「肖像画」の作者を訪ねて浅草稲荷町青バスの車庫の間を抜けて数町。この辺りで聞いてみようと右側の床屋さんのガラス戸を開け、ついでに上の表札をみると驚いた。 正しく□□光男君の住所である。 「こちらはAKのラジオドラマの・・・・」と一応は確かめて土間に踏み込むと、今しも一人のお客さんのフケをとっている仕事着の小肥りのした眼鏡の青年が即ち当家の主人光男君だったの . . . 本文を読む

昭和家庭史 ラジオドラマ編(1) プロ作家起用は期待外れ 年表から探る

2006年02月03日 | 昭和家庭史
関東震災の2年後にラジオが誕生した。NHKラジオドラマをめぐる当時の状況について考えてみる。 当時の年表がある。「ラジオドラマの黄金時代」西澤 實 河出書房新社のなかに関連年表が掲載されていたので抜粋してみた。 1925年(大正14年) 3・22  東京放送局(JOAK)芝浦の仮設施設から仮放送開始6・15  東京放送局愛宕山局舎完成7・19  ラジオ劇「大尉の娘」(中内蝶二ほか脚本、出演 . . . 本文を読む