この本は、昭和60年の川柳雑誌に連載したものをまとめたられたもので江戸の女の「産湯から湯灌までの50年が如実に把握できると思う」とあとがきにある。
ひとつひとつ川柳句の出典が細かく明記されているのもこの本の特徴となっている。
紹介された句から艶句や破礼句らしきものは自身のメモとし、
早歩きでその半生の句を抜書きにした。
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この本と「超リタイア術」(野口悠紀雄 新潮社)を併読していたら、野口本のなかにこの「庄屋日記」が「大変面白い本」と評価され、4ページにわたって美濃の庄屋の暮らしぶりと共に紹介されていた。
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私のこの先の人生に幸運、不運のどちらが待っているのか。人は気になった時に、おみくじや占いに頼る。
「占星術は天文学の愚かな娘だが、その娘の娼婦稼業で天文学は養われている」
文中にケプラーの言葉が引かれていて、思わず笑ってしまった。上手いことを言う。
でも占星術も易の思想も天体観測といっしょに発展してきた秩序ある世界観を持っている。 . . . 本文を読む