【大本営参謀の情報戦記】 堀 栄三 文春文庫
情報を無視した戦略は多くの犠牲と失敗を招く。
この本はレイテからルソン島で対米戦略をたてた若き日本軍の情報参謀の記録。
米機や戦艦を「撃墜せり」という現地での幻の戦果が、大本営を通じてかくかくたる戦果として流される。
米国の日系人囲い込みの新の狙いが日本への情報の遮蔽にあった。
太平洋を面でとらえ制空権の確保をめざした米国と25の諸島を点と点 . . . 本文を読む
明治35年の報知新聞紙上に連載された幕末維新期の回顧談集が文庫本になっていた。幕末を知ってる古老達からの聞き取り集。
当時記者であった篠田鉱造が行った。この人94歳まで生きた。 . . . 本文を読む