11月16日
● 老いの道 恐妻弱夫でうまくいく
三浦朱門「老年の流儀」広告コピーが眼にとまった。
どうやら恐妻弱夫となることが「老年の流儀」らしい。
私は妻を恐れないが、リタイアとともに、おとなしかった相手もだいぶ生意気になってきたことは実感している。
新聞社だから朝帰りもあれば、日勤の夜は仲間とどこかにひっかかってから帰るのが常だったが、その頃は従順に仕えてくれていた。
いま私は炊事の洗い物はしないが、料理のほうはツマミとともに作るので嫌いではない。
こんないい亭主がいるか、と反問してみるのだが・・・。
● 12巻 病とともに読みぬく日
読売投稿欄にあった記事。
69歳で闘病中の人が日本地図を片手に12巻の新平家物語を読みぬいたという。
読むことで体力、気力など明日への自信を得たそうだ。
来年の大河ドラマは「平家物語」。
吉川英治の「新・平家物語」を原作にドラマ化。
昔、週刊朝日の別冊でこのシリーズが連載され、神保町から全巻をエッサエッサと家まで運んだ。
これも、もう35年前になっている。
11月17日
● 素人が死刑の是非を決めかねて
裁判員制度に最高裁「合憲」 15人全員がお墨付きとの紙面があった。
この制度で先月末までに2880人の被告に判決があった。
判決の無罪率は0.7%。
私の従弟が定年後に裁判員制度に駆りだされた。
65歳を超え、奥さんがガン治療で病院通いして付き添いが大変な毎日と言ってもこの言い訳は聞き届けてはくれなかったそうだ。
もし私に「裁判員」の召集がきたら断固断りたい。
私は人に死刑、極刑を言い渡すためにこの世に生まれてきたわけではない。
そういう司法の世界にも暗い。
明文規定がなくても憲法は国民の司法参加を合憲許容しているとだの今回の解釈も納得いかない。
裁判所はずぶの素人が出入りして判決をあれこれ考える場でもない。
餅屋は餅屋だ。
裁判の民主化などを口にし、結局はこうしたおかしな顛末まで生んでしまった共産党などの司法界へ果たした役割を問い直したい気分だ。
死刑判決への関与が思想信条の自由に反すると思っているし、なべて裁判員などの真似は決してしたくない。
11月19日
● おわかりか物にもあるぞ賞味時期
お分かりかとはカミさんに言っている。
整理かたづけで、ほんとうに必要なものかどうかの見定めを言いたい。
物にも賞味期限はある。
使わないものを収めるものではなく、使うものを仕舞うという発想がだいじだ。
● ボージョレー 390円の値もあって
数少ない円高メリットか。
今朝のテレビニュースで見た。
● 安全に唖然となってるフクシマ県
10月2日には知事が安全宣言を出した福島のコメ。
一転、セシウムが基準値を上回ったと報道。
あれだけ検査したのにコメが出荷停止。
作る側の心が痛い。
よみうり時事川柳から
★ 将大を大将と読む沢村賞
楽天・田中マー君が初めて選出された。
最多勝、最優秀防御率、最高勝率と主要3部門でタイトルを獲得。
選考委員会は受賞とあわせ「ガッツポーズ禁止」と異例の注文も出した。
いいじゃないの、そう目くじらをたてなくたって。
あのらしさも大将らしい。
11月18日
● ひめさまは蝶々になってCOMEBACK
宮崎あおい ドラマ「篤姫」から今度は「マダムバタフライ」へ。
● 延暦寺 そのすじのものお断り
阿弥陀堂になる歴代組長の参拝をやめるように比叡山が文書
山口組もこれを了承
11月19日
★ 巨人軍 多くの人には内輪もめ
今回のことで朝日新聞の西村編集委員の意見が面白い。
清武解任は企業論理として当然。
「企業機密を暴露 この行為がどれだけの人に迷惑をかけるか」
その想像力が清武さんには決定的に欠けていた、と。
鶴のひと声で、その波に乗ろうとしたが保身の姿勢が見えてしまった とも。
ライバル紙でのクールな意見だ。
その割に10チャンネルのほうは、おもしろおかしく視聴率の底意が感じ取れる。
11月20日
● 自民党すっかり野面の色になり
最近の自民党は反対ばかり。
かっての社会党だ。
TPPの手続きを批判するもそのなかみや評価には踏み込まず。
だから、一向に支持率も増えてはいない。
● 晩秋の湖面の上に7万羽
いま被災地となっている宮城・仙北平野の伊豆沼・内沼。
ガンの一斉飛び立ちはすごい。その映像をテレビで見た。
私もかって社の野鳥の会メンバーと共に伊豆沼には2度ほど訪ねたことがある。
夕闇迫るころに戻ったガン大群の光景に思わず息をのみ涙まで出た異様な感動を覚えている。
11月21日
オウム事件
16年半かけたオウム裁判
起訴189名 死刑13人
● 身も凍る サリンがあのとき撒かれたら
オウム側が猛毒サリンを70トン 東京の上空からばら撒く計画があった。
● 元旦のあのスクープはおぼえてる
オウムが計画を中止したのは、1995年1月1日付の読売紙のスクープ。
年のはじめの紙面は昔から各紙が特ダネを競いあう。
だがこの大スクープは他紙の追随を許さないものがあった。
〈山梨県上九一色村(当時)でサリン残留物を検出〉
この記事で前年の松本サリン事件とオウム真理教との関連が初めて示唆され、教団側はあわてた。
「報道のおかげで、国家転覆計画は頓挫し、多くの人命が救われた。実行されていれば、三日天下ぐらいは取られていたかもしれない」と事件当時、東京地検次席検事としてオウム捜査を指揮した甲斐中辰夫さんが伝えている
「サリンを地下鉄でなく空から撒かれたのでは、犠牲者の数は計り知れない。身の凍るような話である。一〇〇%『読売』スクープがそれを阻止したのだとすれば、特ダネの価値は甚だ大きかったと言わなければならない。」とも
11月21日
朝日俳壇から
★ どっと来て湯豆腐談義始まりぬ
★ 七十億の二人と思ふ夜長かな
明日はいい夫婦の日だ。
30年以上、よき夫婦でいられたかや。自問、反問。
読売俳壇から
★ 刈り進む稲に不安のつのりけり
二本松の内藤四郎さんの句
★ がぶり寄る新大関の相撲かな
琴奨菊 和弘。とても、いい顔になってきた。
この人、中学の時生徒会長をしていた。
日立で震度5強 その時、地元公民館で将棋大会。
Bクラスで5戦全勝 一昨年も優勝したので文句なしに次回からA級入りとなった
11月22日
● 流行るものスマホながらの歩き方
携帯 メール 400人調査
歩きながら活用するひとが29.4%増とある。
地図機能がついていたりでネット利用の場が広がっているようだ。
転ぶなよ、ぶつかるなよ
● いけめんの幸せカップルやってきた
ブータン国から来訪。
1976年、ワンチュク国王が国民総幸福を主唱した。
「ストレスないか」 「川や土壌が汚れてないか」 「家族は互いに助け合っているか」「睡眠 働く時間はどうか」これらを尺度としているらしい。
11月23日
● 養老の滝にドル建て大流行
飲み放題付き、刺し身盛りあわせ、料理8点で30ドル 2310円で宴会だ。
養老乃瀧は、為替レートに合わせて金額が変わる、宴会コース「US$(米ドル)宴会プラン」を24日から都内の2店舗で始めると発表。
● 復興と雇用の二文字忘れまい
学生の就職内定率 59.9% 過去二番目の低率。
生活保護受給者は過去最多とある
これで原発事故、大震災から復興への国のかたちが作れるだろうか
よみうり時事川柳から
★ 国王に貰う日本の忘れ物
11月24日
● あの口調喋りもできるは慎太郎
「さよなら 立川談志さん」のニュースでテレビはもちきり。
談志と顔も口調も似てきているのが慎太郎都知事。
「芝浜」をどのテレビも談志の名演ととりあげているが、三代目桂三木助の「芝浜」もよかったし、私が軍配をあげるとしたら三代目のほうだ。
でも、この人のまくらの上手さは若い時から舌を巻くものがあった。
まくらだけで立派に立川談志ワールドが出来上がっていた。
● 足りぬもの 決断、指導、使命感
政治「悪くなっている」76%…政権に不満如実
という読売世論調査の結果。
今の国会議員に足りないもの として
決断力 50% 指導力 40% 使命感 30% 庶民感 28%の結果
今の政治の問題点(複数回答)については、「国民の目線に立っていない」45%が最も多く、「政策決定が遅い」42%、「日本の将来像を示していない」33%などが続いた。
民主党政権による政治主導の政策決定が「うまくいっていない」との回答は88%を占めた。
(2011年11月24日22時21分 読売新聞)
大震災、原発事故、復興へと未曾有の国難といわれながら、
あきらめ、と 政治の無力感と閉塞感がこれほど漂っている社会は戦後無かったのではあるまいか。
野田内閣も土に潜ったまま、モグモグしていて泥鰌からウナギに昇る気配は一向に見えない。
防衛大臣はじめ粗製乱造の源は小沢卸しという個人商店に頼っている。
11月26日
よみうり時事川柳
★ 立川流 貫いて逝く勝手居士
立川談志の戒名は、立川雲黒斎家元勝手居士。
ウンコクサイと、生前、自分で決めていた。
先に逝った圓楽の場合はお寺の生まれであったから、他人の作った墓に入るよりは自分で作ってしまおうと「円楽之墓」を建立した。
11月30日
●同席の記者はなんで記事にはしなかった
沖縄不適切発言で田中防衛局長が更迭された。
普天間飛行場の移設に向けた問題を女性への暴行に例えた発言。
仲井知事の怒り
「こういう品性下劣なことばが公務員から出る」
この局長の下劣言葉はオフレコの酒入り懇談の場で出ている。
懇談には読売新聞を含め記者約10人が出席していた。
オフレコでも当然各新聞社も独自に記事にすべき内容だった。
これほどひどい発言を琉球新報以外はとりあげなかった。
そしてそれから一転して各紙とも大騒ぎの紙面になっている。
新聞記者の研ぎ澄まされた感性が欲しい。
よみうり時事川柳から
★ どの文字で埋めよう被災地への賀状
★ 政党の束を維新がぶった斬り
大阪市長選 橋下氏が圧勝
共産党までがその束に加わって彼にバッサリと斬られた。
● 老いの道 恐妻弱夫でうまくいく
三浦朱門「老年の流儀」広告コピーが眼にとまった。
どうやら恐妻弱夫となることが「老年の流儀」らしい。
私は妻を恐れないが、リタイアとともに、おとなしかった相手もだいぶ生意気になってきたことは実感している。
新聞社だから朝帰りもあれば、日勤の夜は仲間とどこかにひっかかってから帰るのが常だったが、その頃は従順に仕えてくれていた。
いま私は炊事の洗い物はしないが、料理のほうはツマミとともに作るので嫌いではない。
こんないい亭主がいるか、と反問してみるのだが・・・。
● 12巻 病とともに読みぬく日
読売投稿欄にあった記事。
69歳で闘病中の人が日本地図を片手に12巻の新平家物語を読みぬいたという。
読むことで体力、気力など明日への自信を得たそうだ。
来年の大河ドラマは「平家物語」。
吉川英治の「新・平家物語」を原作にドラマ化。
昔、週刊朝日の別冊でこのシリーズが連載され、神保町から全巻をエッサエッサと家まで運んだ。
これも、もう35年前になっている。
11月17日
● 素人が死刑の是非を決めかねて
裁判員制度に最高裁「合憲」 15人全員がお墨付きとの紙面があった。
この制度で先月末までに2880人の被告に判決があった。
判決の無罪率は0.7%。
私の従弟が定年後に裁判員制度に駆りだされた。
65歳を超え、奥さんがガン治療で病院通いして付き添いが大変な毎日と言ってもこの言い訳は聞き届けてはくれなかったそうだ。
もし私に「裁判員」の召集がきたら断固断りたい。
私は人に死刑、極刑を言い渡すためにこの世に生まれてきたわけではない。
そういう司法の世界にも暗い。
明文規定がなくても憲法は国民の司法参加を合憲許容しているとだの今回の解釈も納得いかない。
裁判所はずぶの素人が出入りして判決をあれこれ考える場でもない。
餅屋は餅屋だ。
裁判の民主化などを口にし、結局はこうしたおかしな顛末まで生んでしまった共産党などの司法界へ果たした役割を問い直したい気分だ。
死刑判決への関与が思想信条の自由に反すると思っているし、なべて裁判員などの真似は決してしたくない。
11月19日
● おわかりか物にもあるぞ賞味時期
お分かりかとはカミさんに言っている。
整理かたづけで、ほんとうに必要なものかどうかの見定めを言いたい。
物にも賞味期限はある。
使わないものを収めるものではなく、使うものを仕舞うという発想がだいじだ。
● ボージョレー 390円の値もあって
数少ない円高メリットか。
今朝のテレビニュースで見た。
● 安全に唖然となってるフクシマ県
10月2日には知事が安全宣言を出した福島のコメ。
一転、セシウムが基準値を上回ったと報道。
あれだけ検査したのにコメが出荷停止。
作る側の心が痛い。
よみうり時事川柳から
★ 将大を大将と読む沢村賞
楽天・田中マー君が初めて選出された。
最多勝、最優秀防御率、最高勝率と主要3部門でタイトルを獲得。
選考委員会は受賞とあわせ「ガッツポーズ禁止」と異例の注文も出した。
いいじゃないの、そう目くじらをたてなくたって。
あのらしさも大将らしい。
11月18日
● ひめさまは蝶々になってCOMEBACK
宮崎あおい ドラマ「篤姫」から今度は「マダムバタフライ」へ。
● 延暦寺 そのすじのものお断り
阿弥陀堂になる歴代組長の参拝をやめるように比叡山が文書
山口組もこれを了承
11月19日
★ 巨人軍 多くの人には内輪もめ
今回のことで朝日新聞の西村編集委員の意見が面白い。
清武解任は企業論理として当然。
「企業機密を暴露 この行為がどれだけの人に迷惑をかけるか」
その想像力が清武さんには決定的に欠けていた、と。
鶴のひと声で、その波に乗ろうとしたが保身の姿勢が見えてしまった とも。
ライバル紙でのクールな意見だ。
その割に10チャンネルのほうは、おもしろおかしく視聴率の底意が感じ取れる。
11月20日
● 自民党すっかり野面の色になり
最近の自民党は反対ばかり。
かっての社会党だ。
TPPの手続きを批判するもそのなかみや評価には踏み込まず。
だから、一向に支持率も増えてはいない。
● 晩秋の湖面の上に7万羽
いま被災地となっている宮城・仙北平野の伊豆沼・内沼。
ガンの一斉飛び立ちはすごい。その映像をテレビで見た。
私もかって社の野鳥の会メンバーと共に伊豆沼には2度ほど訪ねたことがある。
夕闇迫るころに戻ったガン大群の光景に思わず息をのみ涙まで出た異様な感動を覚えている。
11月21日
オウム事件
16年半かけたオウム裁判
起訴189名 死刑13人
● 身も凍る サリンがあのとき撒かれたら
オウム側が猛毒サリンを70トン 東京の上空からばら撒く計画があった。
● 元旦のあのスクープはおぼえてる
オウムが計画を中止したのは、1995年1月1日付の読売紙のスクープ。
年のはじめの紙面は昔から各紙が特ダネを競いあう。
だがこの大スクープは他紙の追随を許さないものがあった。
〈山梨県上九一色村(当時)でサリン残留物を検出〉
この記事で前年の松本サリン事件とオウム真理教との関連が初めて示唆され、教団側はあわてた。
「報道のおかげで、国家転覆計画は頓挫し、多くの人命が救われた。実行されていれば、三日天下ぐらいは取られていたかもしれない」と事件当時、東京地検次席検事としてオウム捜査を指揮した甲斐中辰夫さんが伝えている
「サリンを地下鉄でなく空から撒かれたのでは、犠牲者の数は計り知れない。身の凍るような話である。一〇〇%『読売』スクープがそれを阻止したのだとすれば、特ダネの価値は甚だ大きかったと言わなければならない。」とも
11月21日
朝日俳壇から
★ どっと来て湯豆腐談義始まりぬ
★ 七十億の二人と思ふ夜長かな
明日はいい夫婦の日だ。
30年以上、よき夫婦でいられたかや。自問、反問。
読売俳壇から
★ 刈り進む稲に不安のつのりけり
二本松の内藤四郎さんの句
★ がぶり寄る新大関の相撲かな
琴奨菊 和弘。とても、いい顔になってきた。
この人、中学の時生徒会長をしていた。
日立で震度5強 その時、地元公民館で将棋大会。
Bクラスで5戦全勝 一昨年も優勝したので文句なしに次回からA級入りとなった
11月22日
● 流行るものスマホながらの歩き方
携帯 メール 400人調査
歩きながら活用するひとが29.4%増とある。
地図機能がついていたりでネット利用の場が広がっているようだ。
転ぶなよ、ぶつかるなよ
● いけめんの幸せカップルやってきた
ブータン国から来訪。
1976年、ワンチュク国王が国民総幸福を主唱した。
「ストレスないか」 「川や土壌が汚れてないか」 「家族は互いに助け合っているか」「睡眠 働く時間はどうか」これらを尺度としているらしい。
11月23日
● 養老の滝にドル建て大流行
飲み放題付き、刺し身盛りあわせ、料理8点で30ドル 2310円で宴会だ。
養老乃瀧は、為替レートに合わせて金額が変わる、宴会コース「US$(米ドル)宴会プラン」を24日から都内の2店舗で始めると発表。
● 復興と雇用の二文字忘れまい
学生の就職内定率 59.9% 過去二番目の低率。
生活保護受給者は過去最多とある
これで原発事故、大震災から復興への国のかたちが作れるだろうか
よみうり時事川柳から
★ 国王に貰う日本の忘れ物
11月24日
● あの口調喋りもできるは慎太郎
「さよなら 立川談志さん」のニュースでテレビはもちきり。
談志と顔も口調も似てきているのが慎太郎都知事。
「芝浜」をどのテレビも談志の名演ととりあげているが、三代目桂三木助の「芝浜」もよかったし、私が軍配をあげるとしたら三代目のほうだ。
でも、この人のまくらの上手さは若い時から舌を巻くものがあった。
まくらだけで立派に立川談志ワールドが出来上がっていた。
● 足りぬもの 決断、指導、使命感
政治「悪くなっている」76%…政権に不満如実
という読売世論調査の結果。
今の国会議員に足りないもの として
決断力 50% 指導力 40% 使命感 30% 庶民感 28%の結果
今の政治の問題点(複数回答)については、「国民の目線に立っていない」45%が最も多く、「政策決定が遅い」42%、「日本の将来像を示していない」33%などが続いた。
民主党政権による政治主導の政策決定が「うまくいっていない」との回答は88%を占めた。
(2011年11月24日22時21分 読売新聞)
大震災、原発事故、復興へと未曾有の国難といわれながら、
あきらめ、と 政治の無力感と閉塞感がこれほど漂っている社会は戦後無かったのではあるまいか。
野田内閣も土に潜ったまま、モグモグしていて泥鰌からウナギに昇る気配は一向に見えない。
防衛大臣はじめ粗製乱造の源は小沢卸しという個人商店に頼っている。
11月26日
よみうり時事川柳
★ 立川流 貫いて逝く勝手居士
立川談志の戒名は、立川雲黒斎家元勝手居士。
ウンコクサイと、生前、自分で決めていた。
先に逝った圓楽の場合はお寺の生まれであったから、他人の作った墓に入るよりは自分で作ってしまおうと「円楽之墓」を建立した。
11月30日
●同席の記者はなんで記事にはしなかった
沖縄不適切発言で田中防衛局長が更迭された。
普天間飛行場の移設に向けた問題を女性への暴行に例えた発言。
仲井知事の怒り
「こういう品性下劣なことばが公務員から出る」
この局長の下劣言葉はオフレコの酒入り懇談の場で出ている。
懇談には読売新聞を含め記者約10人が出席していた。
オフレコでも当然各新聞社も独自に記事にすべき内容だった。
これほどひどい発言を琉球新報以外はとりあげなかった。
そしてそれから一転して各紙とも大騒ぎの紙面になっている。
新聞記者の研ぎ澄まされた感性が欲しい。
よみうり時事川柳から
★ どの文字で埋めよう被災地への賀状
★ 政党の束を維新がぶった斬り
大阪市長選 橋下氏が圧勝
共産党までがその束に加わって彼にバッサリと斬られた。
その恣意が政治問題を何十年も膠着させている。
普天間基地の環境がどうしても我が国民に許しがたいものであるならば、政府は福島の第一原発のように「長期帰還困難区域」に指定すればよい。
この国の政治には、恣意の人でなく、意思の人が必要である。
さすれば、腹案ではなく、成案で決着できる。
問題を解決する能力はないが、事態を台無しにする (ちゃぶ台をひっくり返す)力は持っている。
だから我々は、常に耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲しなくてはならない。
和をもって尊しとなす。過ちは、繰り返しませぬから。
これは単なる感傷ではなく、我々自らの叡智をもって裏付けなくてはならない。
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