朝、二階の雨戸を開け、「チュッ、チュッ」鳴き声を真似た舌打ちをすると道路を隔てた田んぼの向こうから雀がニ、三羽やってきてベランダの手すりに止まる。
一目散に小さな芝庭の餌場のほうに直行するのもいる。 . . . 本文を読む
「ビルマの竪琴」に触れながら著者は「私も学徒出陣の前年、繰り上げ卒業(東京高等師範=現つくば大)と同時に東部大部隊(近衛歩兵一連隊)に入隊したものである。」
著者はわたしより二世代上の人。1964年にあの桐蔭学園を開校している。
著者の豊富な読書量に圧倒されながら四字熟語と名作の寸評解説は、たいへん面白かった。
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