2ヶ月ちょっとぶりに更新しました。
お待たせしました・・・って、待っていてくださった方・・・いますか・・・?(恐々)
忘れられてるかも・・・うふふ・・・↓
さて・・・
裏ページのじゃじゃ馬部屋に、連載中の尽とねえちゃんのお話
「Nine Days~未来をこの腕に」<GW6日目>その7
をUPしました。
遊園地から帰ってきて自宅でまったりするふたり。
ふたりの絡みはありません。
そして、短めです。
以下、抜粋です。
大したシーンではありません、はい。
ふたりの触れ合いを見守ってやってください。
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「……ッ、クチュン!!」
……?
くしゃみの、音……?
私は、意識を取り戻した。
体に、タオルケットの感触。
私は横たわっていて、頭には少し高めの枕が……??
「……あ、れ?」
いつの間に、横たわったんだろう?
というか……タオルケット、いつの間に私の体に……?
ゆっくりと顔を上げると、私は尽の膝枕をして、ソファーの上で横たわっていた。
尽は……。
「……ごめん、ねえちゃん。起こしちゃった……」
上半身裸のまま、優しく微笑んだ尽が私を見下ろしていた。
自分の体にかかっていたタオルケットを、私に譲って。
寒そうに、自分の両腕で自分を抱きしめている格好で……。
「あ……っ」
別に起こされたのは構わない……というか……起こしてくれてもよかったのに!
「私が起きるの、待っててくれたの? 起こしてくれればよかったのに! だって、あんた、そんな格好で、風邪ひいちゃう!」
私は慌てて飛び起きて、尽の腕に触れた。
冷たい。
「ばかっ! もぉ!」
勿論、苛立ちもあったけれど……でも、それより、すごく嬉しい気持ちが勝っていた。
寒そうにしながらも、笑って私を見ている尽に鼓動が踊ってる。
「ばか……」
呟いて、尽の冷えた体を抱きしめる。
なんでよ、もう。
いつもの小学生の尽なら、こんな気遣いしないよ。せいぜい、私を起こすくらい。
なんで、こんなに大人びた事しちゃうのよ……。
「お風呂、もう一度入っておいでよ」
尽の目を真っ直ぐに見て言うと、尽は私の体を抱きしめ返して「うん、行ってくる」と言う。
子供のままに素直な返事。
踊る鼓動が、別のリズムを奏でる。
尽が、愛しい。
最近、時折実感するように、今もまた実感する。
私はそんな自分自身の気持ちにくすっと笑って尽に微笑んだ。
「私も……一緒に入ってあげるから」
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このお話、まだ書いている途上で、完結してないのですが・・・お正月休みの間になんとかできればなーと、思ってます。
ただ、私・・・お休みの時ほど、お話書きが進まない人間でして・・・(大汗)。
う~・・・。
※ここ数日の拍手ありがとうございます!
昨日、やけに大量に拍手をもらって、心筋梗塞起こしそうでした(笑)。
とてもありがたいです。
やっぱり、拍手をいただけるとヤル気が喚起されるようですv
拍手くださったのが(裏)尽姉目当ての方でしたら、今回更新のお話楽しんでいただければ幸いですよ。