続・凹凸~くだらない日々は続く

ヲタク話題だったり、猫話題だったり、愚痴だったり。人にとってはどうでもいいような日常話題あれこれ

ALL猫話

2006-12-09 23:55:36 | 旧日記

 今回、以下、猫話題だけです。

 興味のある方だけドウゾです。

 本日、いちを初めて病院に連れて行きました。
 これまでのかかりつけ獣医さん、腕は悪くないのですが・・・私自身がそこの獣医さんの所に行くと、色々思い出して辛いので、1年位前にできたばかりの獣医さんの所に。様子見も兼ねて。

 いち、初めてのゲージ&車&病院でしたが、緊張で凝り固まりすぎていて(瞳孔が開ききってましたよ)、暴れる事もなく、スムーズに診察が進みました。一応、洗濯物ネット持参したんですが、不必要だったようで。
 でも、普段ほとんど鳴かない子が、あそこまで鳴くのを初めて聞いて、すごい新鮮デシタ・・・お疲れ様v

 元ノラなんで猫エイズくらいは覚悟していたのですが・・・なんと、血液検査でエイズも白血病もシロ(陰性)と出て、かえってびっくり。
 感染する前に、と、ワクチンも接種してきました。
 父猫は飼い猫崩れのペルシャ系だからシロだったかもしれませんが、ノラの母猫も綺麗な体だったのですね。
 良い両親に恵まれました事よ、いっちゃん。

 去勢も、近いうちにしますよ。
 去勢手術費用、やや高い目ですが・・・仕方ないですよな・・・。する、って言い切りましたし、多分、今後、お世話になる事になりそうですし。

 あと、いちは実はデベソなんですが(笑)、それを聞いたら・・・。
 臍に穴が開いていて、そこから脂肪が出ている状態だそうで。太らせすぎると、そこから稀に腸などが出てきて、腸閉塞の原因になるとの事。
 ・・・うーん・・・今も結構肥満の危険があるんですが(甘やかしすぎ)、去勢するともっと太るし、気をつけます。
 更に、室内飼いにすると、完全に肥満になりますよね・・・(悩)。

 獣医さんもやっぱり色々とあって・・・治療の仕方、考え方、飼い主や猫自身に合う合わないがあるでしょう。
 今日行った所は、まだ若い獣医さん(30代前半)。イマイチ経験不足そうなので、厄介な病気や怪我では正直お世話になりたくありませんが、話し方や話す内容はしっかりしていたので、安心はできる感じ。感じはイイです。
 軽い症状くらいなら、かかりつけにするつもり。

 今年死んだちぃ助の事で、獣医さんとの付き合い方も色々と学びました。
 かかりつけの医師は持っていていいですが、何かあった時に、そこだけに固執していると、ヒドイ目に合う、と。
 何か病気になり、かかりつけ医の言う事でも疑問を持つようなら、別の獣医にも意見を聞いた方がいい、と。

 ・・・人間の医師に関しても、そうですよね。

 来週か再来週に去勢。年末に2度目のワクチンですよ。

 やっぱりというか、この獣医さんにも「室内飼い」を強く言われました。
 ・・・今までの獣医さんは「室内飼い」できる環境でない、と、言えば無理な事は言い切りませんでしたが・・・若い獣医さん(多分理想もっているんだろうね)のせいか、かなりドきっぱりと「室内飼い」を言い渡されました。
 ん~・・・本当はそうしたいのはヤマヤマなんですけどね。
 家庭の事情があります。
 田舎ですし、ここらへん大体まだ放し飼いの家ばかりですよ。
 元来、猫ってそうやって飼うもののイメージです。
 ・・・世間一般に猫は「室内飼い」傾向にありますし、しっかりした里親探しされている方は、それを第一条件にしますが・・・私は、ソレに賛成し切れないです。
 多分、これを公のペット関連の場で言えば、非難を受ける事でしょうが。
 猫は自由なイキモノ・・・私は、それでいい気がします。
 そういえば、以前、猫ブリーダさんの家で「一生家から出す事なく猫を飼う事」に無意識に反射的に「かわいそう・・・」と呟いてしまい、激しく非難がましく睨まれた記憶が・・・。
 放し飼いしている猫が、突然いなくなる・感染性の病気をもらう・交通事故で・・・と、不安はつき物ですが・・・私は、猫を閉じ込めて飼う事はできそうもありません。
 ・・・猫がかわいそうだから「避妊せずに生まれた子猫を殺す」理屈と同傾向でしょうか・・・?(苦笑)

 さて・・・いちの母猫の事ですが・・・。

 春の終わりに我が家に現れて、エサもらいの通い猫となりました。
 細い体をした、サビ柄のメス猫でした。綺麗な顔をしていました。

 このサビ猫は、小さな食べ物なら、そのままその場で食べもしますが、ある程度大きな塊を渡すと、どこかに運び去ってしまいます。もしかして・・・とも、思っていましたが、案の定、初夏に子猫を3匹連れて現れます。

 それが、いち達兄弟猫でした。
 それからしばらく、家族で通い猫となりましたが・・・。

 私が子猫達にエサをあげると、母猫自身は決して口をつけず、子猫達を優先して餌を食べさせていました。
 当時からいた数匹の別の通い猫がその餌に近づこうものなら、シャーと、威嚇して、子猫達が食事するのを守っていたものです。
 子猫達が食べている間、自分はまったく食事に口をつけず、子猫たちがたらふく食べた後の食べ残しを少し口にするくらいで。
 しかも、乳離れをしている年頃の子猫達に、まだお乳をあげているのです。ひどく細い体で。大きくなった子猫と大して変わらない大きさの体なのに。

 自分の身より、子猫達の方が大事。
 猫の母親は本当にすごいです。
 その献身的な子育てを見ていると・・・人間がいかにオカシナ動物であるか実感させられます。

 そして、子猫達が完全に乳離れをし、我が家の完全居候と化すのを見届けたように・・・母猫は姿を消しました。
 ・・・母猫が、どうなったか、分かりません。
 縄張りを変えただけかもしれませんが・・・・・・こんな理想的な餌場(我が家)を退いて、わざわざ別の場所にも行かないでしょう。
 恐らく・・・あの細い体でしたし・・・どこかで、天に召されたのが、一番ありえる事なのでしょうね。

 だから。
 私は、残った子猫3匹を、できるだけ大事にしてあげたいな、と、思うわけで。
 いちは・・・まぁ、ご覧のとおり、私の愛情を一身に受けるイエネコと化してますが(笑)。
 トラとニィも、あんまり懐かなくたって、餌はずっとあげていくつもりですし・・・トラの去勢はともかく(地域のボスになって欲しいので)、ニィの避妊はしてやるつもりです。

 色々計算していると・・・トンデモナク、費用がかかって、ボーナスの金額と照らし合わせて、はらはら泣いてますけどね(笑)。

 自分の家の中から決して出さない猫だけを大事にしてやるのも猫飼いなら、ノラ猫を少しでも助けたくて(それが、一部のノラ猫だけでも)何かしてやっているのも猫飼いだよね・・・と、自分を納得させてます。

 そこの所「完全室内飼い」を賛成しきれない理由でもあるんですよね・・・。

 猫好きにはよく見かけるテーマでもあるんですが・・・ノラ猫にエサをやるのが「否」か「諾」か。
 ・・・ノラ猫にも生きていく権利はあると思うんですよ・・・。エサをやらなきゃ増える事はない・・・っていうのは分かるんですけど・・・猫たちを見ていると、それを簡単に言い切れません。
 だから、良識のある人々は、地域で猫の去勢・避妊をしてその数を調整してます。私は、それが一番正しい事だと思います。
 だから、私も・・・地域ぐるみというのは確実に無理なので、自分の手の届く範囲くらいは、と。

 ちなみに、猫の避妊・去勢をカワイソウと言い張る人間は、偏ったキリスト教の教えを受けている人間だろうかと白眼視します。

・・・まぁ、何にしろ、人間のすごい身勝手な意見の数々ですけどねーー。
本猫たちは、何を考えているんだか・・・。
あ、でも、与えた愛情分は愛情を返してくれる生き物ですから、猫ってvv

コメント
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