仕事終わってから「ゲド戦記」見に行ってました。
ちょいと感想とか書きとめたいです。ネタバレ部分は隠します。
レイトショーという事もあり、きているのは、大半が大人。ちらほら子供もいましたが。
つか、カップルが多いのはともかく・・・女の子同士が多いのはともかく・・・いかにも、こちら側(笑)な、男性が多くいました。男性同士、又はひとりで。
私の前の席のふたり、開演前に何かフィギアかプラの雑誌を堂々と読んでましたよ・・・。
私もこちら側なので、大きなことは言えないのですが・・・すみません、あまりお近づきになりたくないです・・・(苦笑)。
まず・・・子供受けするアニメではないですね。
全体的に見て、ぐぐっとくる盛り上がりのシーンがないですし、子供が喜びそうな特殊なキャラが出てくるわけでもありませんし・・・視覚的にも別段派手なわけでもないですし。
主人公も、13~15歳くらいの、少し高めの年齢ですしね。
内容も、なんというか・・・ちょっと難しいかな、とも。
いや、ナウシカなんかも内容は(実際)難しいながらも、ヴィジュアルが良かったから子供にも受けたわけですが。
私は・・・好きは好きですが・・・ハマりはしません。
テレビCMでガシガシしてる「命を大切にしないやつは大嫌いだ」の台詞って、ストーリに重要ですか? 一応・・・重要、です、か? でも・・・寒すぎやしませんか・・・。
最近、私、物事を深く考える事を放棄してしまったのですが・・・なんか、深く考え出せそうな内容ではありました。
考えるほど、矛盾が出てきそうだ、とも漠然と思っていますが。
王子様、アレン。暗すぎ。
ヒロイン、テルー。無口&無愛想すぎ。
・・・全体的に暗くもなりますや。
子供に受けるのは難しい。
以下ネタバレ。映画を見た人はどうぞ。
アレンが恐れ、アレンに付き纏っていた「影」こそが、アレンの本来もしくは「光」の部分だったのですよね?
当初より主人公であったアレンは本来のアレンの「肉体」を奪ったアレンの「闇」の部分なのですよ、ね・・・?
だから、暗い・・・。
テルーをぎゅっとした「光」の部分のアレンは、好きです(笑)。
テナーとハゲタカ・・・じゃなくて、ハイタカの馴れ初めも深そうですが・・・気になる人は「原作買って読め」というサブリミナル的な宣伝ですか?(笑)
テルーの声をしている手嶌葵さんを(新人)と強調しているのは、声があまり上手く・・・(黙)。・・・えーと、声優として新人? 女優として新人? 歌手として新人??? 女優としては。。。
竜と人がかつて同じであって、テルーが竜⇔人を行き来できるのなら、どこかに人⇔竜を行き来できる存在も・・・?
なんか、私にとっては、各所で微妙でした、この映画。
面白くはあったんですけれど・・・。
やっぱり、宮崎駿監督の映画が好き・・・できれば、オリジナルで。
・・・ですので「シュナの旅」が気になってきました。
機会があれば・・・!