トールモー・ハウゲン「夜の鳥」 2008-10-07 | 児童文学 それからパパは、しばらくの仕事を休むことになった。そして、夜中にふらりと、いなくなってしまう。木靴をはき、ウインドヤッケを着て。近所に行くときの木靴。遠くへ行くときのウインドヤッケ。近くと遠く。いったいどこをさがしたらいいんだろう。そんなときはいつも、あの鳥が、ヨアキムの夜をおおった。ノルウェー文学賞、ドイツ・ユーゲンバッハ賞などに輝く北欧文学の傑作。 北欧の美しい自然を背景に、心の病に悩む父親に . . . 本文を読む