赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

学校は楽しい

2020年06月03日 | Weblog
 静岡県、浜松市の学校の様子ですが、通常の活動と言って良いくらい、コロナ禍であることを忘れるような状態です。もちろん、マスクを全員がして、手洗いをコトあるごとに呼び掛け、清掃後は、消毒液のボトルを持って点検、通常とは違うのですが、それでも、楽しい学校生活が送れています。

 学校は楽しいです。学校の先生という仕事はとても楽しいです。どうして楽しいのだろうかと、考えてみたのですが、答えは単純でした。そもそも、その教科が得意だったり好きだったわけです。絵が好きな先生が、子どもたちが描いた絵を見せてきて、「もっとこうすれば、良くなるよ」と少しお手本を見せたり描いたりすると、子どもはキラキラした目でそれをみて、また描いてきます。「先生、どうしてこのIfのところは・・・?」と英語の質問をしてきます。そのやりとり、そりゃ、楽しいに決まってますよ。ましてや子どもが好きなら尚更、自分の好きな分野について、毎日こういうやりとりをして過ごせるのですから。

 昔、もう退職されましたが、まだ私立高校で指導にあたっている先輩の先生にこう言われたことがあります。「トクちゃんねぇ、あんた、生徒は幸せだわな、吹奏楽が好きな先生が吹奏楽教えたら、そりゃ生徒も吹奏楽が好きなんだから、そんな幸せなことはないわ。その分野の好きな人に教わるのが一番生徒のためになる。」と。さすが、レジェンドのいうことは、重みがあります。

 僕は、当たり前ですが、教員採用の面接をするような立場ではないのですが、もしも(「ならんから心配せんでええわ」とおっしゃるそこのあなた、全くその通りです)面接や試験官だったら、「数学が好きで、数学の楽しさを教えたり生徒と一緒に共有したいです。」という、当たり前すぎて答え忘れるようなことを恥ずかしげもなく笑顔で言える先生を採用したいと思います。

 高校3年生の授業をしていますが、ちょっと前まで、中学1年生にアルファベットの書き方を教えていたのですから、上下幅がすごいです。掛け算九九や分数の計算を教えた次に微分積分を教える感覚です。どっちも楽しいですよ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿