赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

打ち上げ

2009年09月30日 | Weblog
 管楽合奏コンテスト全国大会の出場ができなかったので、今シーズンのコンクール・コンテストは9月26日のマーチングコンテストで全て終了となった。つまり、コンクールはここで打ちあがったわけだ。今シーズン、少ない人数で苦しい時期もあったが、生徒のみんなは本当によくやってくれた。

 長いこと同じバンドをしているうちに、自分の好きなことや嫌いなこと(価値観)を伝えているつもりなのだが、実は嫌いなことの一つが『打ち上げ』である。
 よくイベントの後やコンクールの後などに仲間やスタッフとのみに行くことがあるが、これがいわゆる『打ち上げ』である。いわゆる『おつかれさん』的な会なのであるが、どうもしっくり来ない。もちろん仲間から誘われるし、付き合いが悪いのもいけないし、一緒に頑張ってくれた方々に感謝という意味で参加するのだが、自分が中心となった『打ち上げ』、特にコンクールの『打ち上げ』がしっくりこない。自分がやっているのは『懇親会』『親睦会』なのであって、『打ち上げ』という意味ではちょいと違う。

 西部大会で優勝したとき、みんなが『打ち上げ』にさそってくれたが、自分の中では、まだ打ち上がっていなかったので、お断りをした。「なんだ、付き合いの悪い、せっかく徳の優勝を祝ってやろうっていうのによ~」と気分を悪くされた方がいらしたら申し訳ないのだが、コンクールは次があるのだ。特に今シーズンは、コンクール期間中は誰とも飲まない、みんなの反対を押し切ってA編成に出たからには、それが正しかったと示すことができるまで、誰とも仲良く酒を飲まないという、少々意地っ張りに近いが、そういった決意というか、覚悟があった。公私共に勝負してみたかったのだ。
 
 今シーズンのコンクールが打ちあがったわけだが、まだまだ活動は続く。定期演奏会が終わって、今のメンバーが打ちあがっても、また翌日から新しい活動が次のステップアップへと続いていく。自分の吹奏楽は打ちあがることは決してないのだ。

 もしも、幸運にもずっと吹奏楽に携わることができていたら、そして退職の60歳になるまで打ちあがらずにいることができたら、そのときは3月31日に今まで一緒にやってきたみんなと、盛大に『打ち上げ』をやろう。

第22回静岡県マーチングコンテスト

2009年09月28日 | Weblog
第22回静岡県マーチングコンテストの結果は以下の通り(出演順)

小学校部門

1.浜松市立芳川小学校吹奏楽部
   『アルメニアンダンス・パート1』 銀賞
2.浜松市立瑞穂小学校金管バンド部ライブリーズ
   『THE ZOO BALL ~バンド大好き!~』 金賞 小学校バンドフェスティバル出場
3.袋井市立袋井南小学校マーチングバンド South Winds
   『OUR DREAM 2009』 金賞

中学ニューカマー部門

4.裾野市立西中学校
   『First Step』 優秀賞 東海大会ニューカマーの部出場
5.御前崎市立浜岡中学校
   『Enjoy!!』優秀賞 東海大会ニューカマーの部出場

高校ニューカマーの部

6.県立掛川工業高等学校
   『Departure ~加速してGO!~』 優秀賞 東海大会ニューカマーの部出場
7.県立気賀高等学校
   『心響 ~心に響く感謝の音、届け!輝く絆のメロディー~』 優秀賞 東海大会ニューカマーの部出場

パレードコンテスト 規定演技部門(中学・高校共通)
8.袋井市立袋井南中学校
   『Liberty Guiding the People.』 銀賞
9.掛川市立北中学校吹奏楽部
   『Let's Marching』 銀賞
10.浜松市立江南中学校
   『夢、力、行進』 銀賞 朝日新聞社賞
11.県立掛川東高等学校吹奏楽部
   『SPACE(宇宙)』 金賞 東海マーチングコンテスト出場
12.県立袋井商業高等学校
   『ゴッドスピード』 金賞 東海マーチングコンテスト出場 朝日新聞社賞

フリースタイルの部
13.静岡市立商業高等学校 吹奏楽部
   『NOSTRADAMUS』 金賞 全国高等学校総合文化祭出場
14.加藤学園高等学校吹奏楽部
   『ブルーウイングス2009』 金賞

バトントワーリングの部
15.東海大学付属翔洋高等学校チアリーダー部 BLUE SHARKS
   『花まつり』 
16.沼津市立沼津高等学校 バトン部
   『SING SING SING』
17.三島高等学校チアリーダー部 Jelly Beans
   『怪人二十面相』 全国高等学校総合文化祭出場
18.静岡県富士見高等学校バトントワリング部
   『夢幻劇』
19.富士市立吉原商業高等学校チアリーダー部 Twinkle☆Girls
   『Vorale』
20.加藤学園高等学校チアリーダー部
   『GO! SHINE☆STARS!』

出場された団体のみなさん、素晴らしい演技をありがとうございました。

What's silver week?

2009年09月24日 | Weblog
ゴールデン(Golden)ウイークだったら、シルバリー(Silvery)ウイークだろうが!

と、突っ込んでいる間に終わってしまった・・・

19日(土)江南中学校体育大会
20日(日)敬老祝寿会演奏・楽器運搬・やっとマーチング練習
21日(月)浜松選抜練習・指導・楽器運搬
22日(火)トップコンサート出演・大会運営委員・楽器運搬
23日(水)打楽器レッスン・マーチング練習
24日(木)体育大会の代休日でマーチング練習(『間違えそうだけどナントカ止まらず最後まで演技』レベルになった)


シルバーウイーク・・・ええっ! ナニソレ?? おいしいの?

ガンポ、レーボー(懐かしい呼び名)、まるこティビ・・・僕たち、そんなものがあったなんて、知らなかったことにしようね。

第7回浜松市民文化フェスティバル/第2回吹奏楽トップコンサート

2009年09月24日 | Weblog
 以前は浜松市民文化フェスティバルとしてスタートしたこのイベント、昨年より、より高い水準で市民の皆様に音楽を楽しんでもらおうということで『吹奏楽トップコンサート』としてスタートした。基本は、吹奏楽コンクールA編成の部の県大会に出場した浜松中学校・高等学校のうち、上位3団体ずつが出演し、それに小学校と大・職・一般の団体の代表が1団体ずつ、そして浜松市中学校選抜吹奏楽団とゲストバンドの合計10団体の演奏会となっている。
 江南中学校は出場資格を持っていたのだが、諸々の事情で出演を辞退させていただいたわけだが、終わってみれば、出てみたかった気もする。そうはいっても、実際に出演していたら、とんでもないことになっているだろう・・・

 学校としては出演できなかったが、浜松市中学校選抜吹奏楽団として、3年ぶりに選抜指揮をさせていただいたわけだが、くしくも曲は同じ『ブラックジャック』である。正確には、国民文化祭のゲストである宮川彬良先生のアシスタント(要するに宮川先生がいらっしゃらない間に練習する役で、稽古付け、下振りともいう)なので、指揮をすることになっただけの話。石川遠征でも音楽指導はしてこなかったし、事務局・裏方に徹していた第20期選抜をこのような形で終えるとは・・・
 まあ、一緒にいろんなところへ出かけたり、話をしたりしたし、遠征の説明会や送迎などで、たくさんの保護者の皆さんとも交流できたのが楽しくて、とても思い出に残るチームだったから、個人的にはうれしく満足する卒団指揮(式)となった。
 第20期浜松市中学校選抜吹奏楽団はこれで解散となる。1年間、一緒に活動ができた本当に良かった。あと2ヶ月、静岡県合同バンドとして、国民文化祭もよろしくね!

敬老祝寿会

2009年09月21日 | Weblog
今年も地元の敬老祝寿会で演奏させていただいた。
ディズニーランドほどではないにしても、『100%楽しんでもらえる』ために、そして『自分たちにとってもプラス』であるために、また、今後のスケジュールを考えたとしてもプラスになる会にするために、パッと思いつくだけでも以下のようなことを考えて演奏した。

1 初めての会場を経験にインプット
  地域にどのような施設があるかを知ることで、今後の活動場所の一つとすることができる。学校が耐震工事などで夏休みに使えなくなった場合の練習場所の一つになりうる良い場所であった。(エアコンもあったし・・・)

2 靴は履かない
  74歳から参加という、会である。自分からみてもあと38年後という、途方もない話である。人前で演奏する時には足元まできっちり決めるのだが、なにしろカーペット敷きの室内である。「ウチの中で靴を履くのは死んだ人」という考えのお年よりもいるだろうし、気分を害されてはいけないので、あえて靴下履きで演奏。

3 選曲は昭和が基本で、テレビなど馴染みのあるものでなおかつ、今後のイベントでも使用していくことができるもの
  テレビばかり見ているといっては失礼だが、仕事をしている現役世代よりはテレビの試聴時間は長いだろう。また、季節感も出したい。今回の選曲は
①行進曲『若い力』 ← 運動会シーズン、昔の人(40歳以上かな?)は誰でも歌ったことがあるはず。純粋マーチなので、パレードに使用でき、『栄冠は君に輝く』とともに、10月4日の市の収穫祭パレードや野外演奏会のパレードで演奏ができる。日本のマーチ名曲集でのパレードはきっと他の団体では見られないだろう。
②涙そうそう ← これは今まででも人気があり、評判が良い
③風笛 NHK連続テレビ小説「あすか」より ← 定期演奏会で使用するので、今のうちからどんどん演奏して、改善していかないとすぐには上手くできない
④川の流れのように ← 今回新曲。楽譜の出来が思ったより良い。昭和最後の名曲。『セーラー服を脱がさないで』と同じ作詞とは思えない。
⑤青い山脈 ← 同じく昭和の名曲。服部克久先生のお父様である服部良一先生の曲。バンド維新につながるというと無理があるが、無縁ではない。

室内の演奏で、ドンチャカうるさい曲は控えてみた。逆に一緒に歌ったり口ずさんだりするほうが、楽しんでもらえるのだ。

4 楽器紹介で、自分の孫(地元の子)を前面に出し、活動に対する地域からの協力を得る。
  楽器の起源やエピソードなどを盛り込み、紹介していく。お年寄りは、能書きをよく聞いてくださる。

5 主催側にも気持ちよく、呼んで良かったと思ってもらえる行動をとる。
  お弁当など、もらえるものはもらってサッサと帰るというようなことはしない。「気は心」でしてくださっていることに対しては、こちらも「心」で表す。具体的には書けないが、決して儲けようという行動はとらない。

6 宣伝はオーバーにする。
  ここぞとばかりに定期演奏会や日ごろの活動、コンクールなどの成果を大げさに報告する。ただ伝えるのではなく、チラシや報告の回覧板や便りで追い討ちをかける。こういうことはケチらない。いずれ人が人を呼び、回収できるのだから。

イベントの前の練習や準備は本当に大変だが、一瞬で思いつくだけでもコレだけの効果がある。待ってくださっている方が一人でもいる限り、しっかりと準備をして演奏に臨むべきなのだと思う。

この敬老祝寿会を皮切りに、怒涛の本番大連発の幕開け。身体がもちますように・・・

英語はなし方能力大会

2009年09月07日 | Weblog
 毎年恒例の通称スピーチコンテストに参加した。いや、正確には参加する生徒を引率した。この大会、本ブログでも何度か紹介しているが、ロクな思い出がない。(2007年9月7日参照)今日もいやな予感がしつつも、会場へ行くことにした。

 今回は自作の部として、日本の子どもたちとバングラディッシュの子どもたちを比較した感動的なスピーチである。土日の夜間特訓の甲斐あって、前半から快調。さすが、A○○D的な集中力がすごい。と思いきや、突然・・・アレレ、何を言ってんの?と3秒ほどストーリーが真っ白に・・・。その後すぐに正気を取り戻しスピーチは無事終了。

 代表は逃しましたが、竹とんぼ君、よくがんばりました。文化発表会ではさらに練習して発表しましょうね。

本当に合格したいのなら・・・

2009年09月04日 | Weblog
わが部のモットーの1番目

1.なりたい自分を描き、目標を持て。目指したら最後まで進め。

 本当に合格したいと思ったら、今しかない。一日過ぎたら終わっているから、がんばるのは今しかない。HPの日記にも書いたが、

レベル1:どうにもこうにも教えようもないし、アドバイスのしようがない。
レベル2:はい、そこまでは何とかできるようにしよう。
レベル3:まあ、一応その課題には聞こえるから、受けるだけは受けてみよう。もう少し上手くできるといいね。来年には合格できそうだ!
レベル4:あと1時間個人レッスンでガリガリやれば合格させることができそうなんだけど・・・居残り夜練する?やるなら、つき合うけど・・・
レベル5:はい、合格!

レベル1と5はいなかった。1年生の4人、2年生の5人がレベル4。昔みたいに9時過ぎまでしつこくやれば、1年生でも受かるんだけどなあ・・・一人1時間でも9時間かかる・・・オーディションまであと何時間残っているのでしょうか?

人間ドック

2009年09月02日 | Weblog
 新学期早々、一日中病院で人間ドック。初めてのドックである。夏休み中は部活に明け暮れていたのでそんなことはすっかり忘れていた。今年はダイエットをしなかったので、かなり体重オーバー。正確にはダイエットをしようとした(本ブログ6月3日)が、エネルギーを充填するという意味で敢えてやめた。その結果、コンクールはメンバー的には苦しかったものの、金賞を頂いた。
 金賞の代償というと言い訳に聞こえるが、とにかく今年はよく食べた。そしてしっかり寝た。寝不足なのは東海大会の前の内部中の練習につきあった時くらいだ(笑)。それにしても東海大会に出ているバンドが朝の5時半から基礎合奏をしているのに、県大会で負けたバンドはその時間、よだれをたらして眠っているのだから、弱者は強者に永遠に勝てないわけである。亀はウサギに勝ったというが、現実は、ウサギは眠らず亀が眠るのである。亀は飛んでガメラにならなければいけない。

 日ごろ病院に縁がないので、一日中いると、さすがに参る。検査の連続と注射の恐怖、バリウムの気持ちの悪さにそれだけで病気になりそうだ。実はバリウムは初めて。今までの健康診断でも、ずっと断ってきた。理由は白いから。牛乳も白いのでどうにも無理。赤い水生は白いヤツが苦手なのだ。
 病院に苦戦しているところを「あら、センセイ!」と妙に高いテンションで呼ばれるので振り向くと、部員の保護者様が病院の職員でいらしたとは・・・隙だらけの気の弱いところでバッタリである。最近、こちらが知らなくても他校のご父兄と思われる方から、「徳増先生ですよね、ウチの子が選抜で・・・」などと、ご丁寧に挨拶を頂くが、そこが健康ランドのお風呂で裸だったり、病院だったりと明らかにこちらが不利な状況が多い。本屋でうっかり立ち読みもできない。

 気になる検査結果だが、細かいことは書けないが、結論としては3ヵ月後に再検査である。ぐふっ・・・